【2025年最新】ワイヤレス充電器の選び方 3in1やiPhoneユーザーにおすすめのモデル7選をご紹介


最終更新:2025/10/3
スマートフォンやスマートウォッチを置くだけで充電できる「ワイヤレス充電器」。ケーブルを抜き差しする手間を無くして手軽に充電でき、ケーブルの断線なども防いでくれるのが魅力です。
数ある商品の中から、お客様にピッタリの商品が見つかるように、ワイヤレス充電器のポイント、おすすめモデルをご紹介いたします。
ワイヤレス充電器とはケーブルにつなげることなく、対応したスマホやスマートウォッチ、イヤホンなどが充電できるアイテムです。
ワイヤレス充電器にはいくつかの方式がありますが、現在は内蔵されたコイルを使って充電する「電磁誘導方式」が主流。電磁誘導方式はワイヤレス充電器の送電コイルから信号を送り、その信号をスマホなどの受電コイルを近づけることで反応し、電気を発生させ、充電できるようになっています。コイル同士を隣接させて充電させるため、それぞれのコイルの位置がズレると充電スピードが落ちる、もしくは充電できないこともあります。

現在ワイヤレス充電規格は最も普及している「Qi(チー)」規格とiPhoneで採用されているAppleの「MagSafe」規格があります。
●Qi規格:広く普及した国際標準規格
Qi規格は、ワイヤレス充電の国際標準規格として広く普及しています。この規格は、Wireless Power Consortium (WPC) が策定したもので、「Qi(チー)」と呼ばれています。「チー」は中国語で「気」を意味し、見えない力が働いているように、ワイヤレスで充電できるというイメージから名付けられました。
Qi規格に対応した製品は、iPhone 8以降のモデルや多くのAndroidスマートフォンをはじめ、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなど、幅広い電子機器に搭載されています。

●MagSafe:磁石で貼り付くAppleの独自規格
MagSafe(マグセーフ)は、iPhone 12シリーズから導入されたApple独自のワイヤレス充電規格です。内蔵磁石により、充電器との位置が固定され、安定した高速充電を実現します。さらに、ウォレットやリング、車載ホルダーなど、様々なアクセサリーとの連携も可能。
Qi規格との互換性もあり、既存の充電器も利用できます。

●次世代規格「Qi2」
Qi2(チー・ツー)は、AppleのMagSafeをベースにした、より効率的なワイヤレス充電を可能にする新しい規格です。2023年11月にイヤレス充電の国際標準規格であるQiの次世代版として正式発表され、2024年より対応製品が続々と登場しています。Appleの技術協力により、「磁気パワープロファイル(MPP)」というマグネット固定技術が採用されており、MagSafeとの互換性があります。これにより、iPhone 13以降のシリーズでは、最大15Wの高速ワイヤレス充電を実現。高速充電と強化された異物検知機能により、安心で安定した充電が可能となっています。
2025年9月19日より発売となったiPhone 17(Pro/Pro Max含む)は、さらに進化した最新規格「Qi2 25W(Qi2.2)」に対応し、ワイヤレスで最大出力25Wの高速充電が可能となりました。
Qi2対応ワイヤレス充電器はこちら >

ワイヤレス充電器のメリットは、スマホ等をすぐに充電できる手軽さです。置くだけでスムーズに充電を始められ、ケーブル端子を抜き差しする必要がないので、コネクタやケーブルの破損、断線も気にする必要がありません。また、USB-CかLightningかなど端子の種類を気にする必要もないため、家族間などの共用も簡単です。
デメリットは、ケーブル接続に比べて、効率が悪いため、充電速度が遅くなることです。素早く充電したい方は、出力ワット数の高いものやMagSafe認証製品、Qi2対応製品を選びましょう。また、ワイヤレス充電器のコイル位置がズレると充電できなくなる点や、厚みのあるスマホケースやスマホリングなどを使っていると充電できないこともあります。スマホ自体がワイヤレス充電非対応の機種もあるため、購入前に確認しておきましょう。

●パッドタイプ
パッドタイプは、スマホの背面を下にして置くタイプ。手軽で比較的リーズナブルな製品が多いのが特長です。軽量薄型モデルが揃っており、持ち運びにも便利。デバイスを乗せたとき、お互いのコイルの位置がズレると充電ができない可能があるため、滑り止め加工があるものや、MagSafe対応のiPhoneを使用しているなら、マグネットが内蔵されているものがおすすめです。また、パッドタイプ、スタンドタイプどちらにもなる兼用タイプも販売されており、こちらはシーンに合わせて使用することが可能です。
パッドタイプを見る >

●スタンドタイプ
スタンドタイプは、スマホを立てかけて充電するタイプです。スマホスタンドとしても使え、充電中も位置がズレにくく、画面が見やすいため、メッセージの確認や動画視聴、簡単なスマホ操作ができるのがメリット。動画視聴などでスマホを横向きにして使いたい方は、横向きに立てかけても充電できるかの確認が必要です。
iPhone 12シリーズ以降に関しては内蔵磁石で“ピタっ”とくっつく「MagSafe」に対応しているため、マグネット式のワイヤレス充電器がおすすめ。磁力でしっかりとホールドされるため、充電中にスマホを操作してもズレにくく、縦向きでも横向きでも使いやすいのがメリットです。
スタンドタイプを見る >
マグネット式スタンドタイプを見る >

●モバイルバッテリータイプ
モバイルバッテリータイプは、バッテリが内蔵されたワイヤレス充電器です。ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、コンセントがない場所でも充電可能なので、旅行や仕事など外出時に便利です。パススルー充電に対応していれば、充電器側にケーブルを接続することで、バッテリー容量が無くても充電が可能です。
モバイルバッテリータイプを見る >

●マウントタイプ (車載対応タイプ)
マウントタイプは、車載用のワイヤレス充電器です。スマホを充電しながら、カーナビなどとしても利用可能です。ダッシュボードやエアコンルーバー、ドリンクホルダーなどに設置して使用します。
マウントタイプを見る >

スマホ以外にもスマートウォッチやワイヤレスイヤホンなどのワイヤレス充電対応デバイスを同時充電したいなら、2in1、3in1タイプがおすすめ。個々のデバイスにケーブルを接続するより省スペース。ケーブルが乱雑にならず、スマートに設置できます。
2in1/3in1タイプを見る >

素早く充電したい場合は、ワイヤレス充電器の最大出力W(ワット数)をチェック。ワイヤレス充電器のワット数は5W、7.5W、10W、15W、25Wに対応したものがあり、数値が高いほど充電にかかる時間は短くなります。ただし、スマホとワイヤレス充電器両方が同じワット数に対応している必要があります。充電器側が15W対応でも、スマホ側が10W対応であれば、充電出力は10Wになってしまいますので、充電器側だけでなく、お使いのスマホ側の対応Wも確認しましょう。

最新バージョンのiOSを搭載したiPhoneは最大7.5Wが対応ワット数となっていますが、iPhone 12シリーズ以降のMagSafe対応モデルに関しては、Apple純正のMagSafe充電器、もしくは「Made For MagSafe認証」を取得したワイヤレス充電器であれば最大15Wでの高速充電が可能。iPhoneユーザーはこちらも合わせてチェックしましょう。
Made For MagSafe認証モデルを見る >
また、2024年1月より各メーカーから順次発売されている「Qi2(チー・ツー)」対応モデルでも最大15Wでの高速充電が可能です。こちらはiPhone 15シリーズでは対応済み。13・14シリーズはiOSアップデートにより対応するようになっています。
さらに、iPhone 16(Pro/Pro Maxは含まず)とiPhone 17シリーズ(Pro/Pro Max含む)は「Qi2 25W(Qi2.2)」に対応し最大25Wのワイヤレス充電に対応しています。
Qi2(チー・ツー)対応モデルを見る >

ワイヤレス充電器は、デバイスと充電器はコイル同士を隣接させて充電しています。スマートホンがずれて、コイル同士が離れてしまうと充電できなくなる可能性があります。コイル数を増やして、広く配置しているモデルだと、充電できる範囲も広がり、多少ズレた場合でも安定した充電が可能です。

薄型軽量、持ち運びしやすいパッドタイプおすすめモデル
・Qi2.2認証で価格を抑えた高速充電対応モデル
ユーグリーン MagFlow マグネット式ワイヤレス充電器 55959 UGR-OT-100023
Qi2.2認証済み、MagSafe対応で最大25Wのワイヤレス充電が可能。1.5mのケーブルはナイロン編みで曲げや摩耗に強いので安心です。
> 詳しく見る
動画視聴や通知確認がしやすいスタンドタイプおすすめモデル
・縦置き・横置きOKの低価格スタンドタイプ
アンカー Anker PowerWave 10 Stand スタンド型ワイヤレス充電器 A2524014
2枚のコイルで縦置き・横置きどちらでもワイヤレス充電できるスタンドタイプ。最大出力10Wで価格も抑えられているので、ワイヤレス充電をお試しで使ってみたいという方にもおすすめです。
> 詳しく見る
・iPhoneユーザーにおすすめ!Qi2規格対応のスタンド・パッド兼用タイプ
エレコム マグネット Qi2規格対応 ワイヤレス充電スタンド (15W・折り畳み) W-MA08
iPhoneをきっちりマグネットで固定できるQi2規格対応。最大出力15Wで充電でき、縦・横いずれの向きでも操作できます。また、折りたたみ式でスタンドタイプ、パッドタイプどちらでも使用できます。
> 詳しく見る
外出時も便利なモバイルバッテリータイプおすすめモデル
・ピタっとくっつき簡易スタンドに早変わり
アンカー A1654N11 Anker MagGo Power Bank 10000mAh A1654N11
普段はマグネット式モバイルバッテリーとして使え、卓上で使う場合は簡易的なスタンドタイプに早変わり。Qi2規格対応で最大15Wの充電が可能。パススルー充電、ケーブル出力にも対応し、シーンに応じて便利に使えます。
> 詳しく見る
車内で便利なマウントタイプおすすめモデル
・車内でわずらわしい位置調整が不要!オートスキャン+自動開閉でズレずに安定充電
CAPスタイル ワイヤレス充電スマートフォンホルダー(オートスキャン・フリームーブ360) [CHC-02]
オートスキャン機能で自動でコイル位置をスマートフォンの充電位置に合わせて調整するので、自動開閉機能と合わせて、位置がズレずに安定した充電効率を維持できます。2つのジョイントとスイングアームで360°自由にレイアウトできます。
> 詳しく見る
> 吸盤取付タイプはこちら
複数機器を同時充電できる2in1/3in1タイプおすすめモデル
・Qi2対応でスマホを高速充電しながら、AirPodsも充電できる
Belkin BoostCharge ProQi2 2-in-1 ワイヤレス充電器 WIZ021qc
Qi2規格対応でスマホを15Wの高速充電しつつ、AirPodsを5Wで同時充電することが可能。さらに、5W供給のUSB-Cポートも搭載しているため、さらにもう一台のデバイスを充電することも可能です。
> 詳しく見る
・Appleユーザーに最適!iPhone、Apple Watchの急速充電に対応
Belkin UltraCharge Pro Qi2 25W 3-in-1マグネット式充電ドック Qi2.2認証 最大25W急速ワイヤレス充電 3台同時充電 WIZ040DQSD
iPhoneなどの対応するスマートフォン・Apple Watch・対応するAirPods等イヤホンを3台同時に充電できる最新「Qi2 25W」規格ワイヤレス充電スタンド。コンパクトでスタイリッシュにデスクトップをスッキリさせることができます。
> 詳しく見る