【2025年】コンデジの選び方 シンプルでお手頃なおすすめ5選をご紹介


最終更新:2025/9/8
いま人気が再燃しているコンパクトデジタルカメラ。スリムなポケットサイズのモデルが揃っており、気軽に使えるのが特徴です。
シンプルな機能のコンデジならお子様でも扱いやすく、スマートフォンを持って行けない修学旅行などでも思い出を記録することができます。
お手頃な価格で取り扱いがカンタンなコンデジの選び方ポイントと、おすすめモデルをご紹介します。
デジタルカメラの分類
デジタルカメラにはミラーレスカメラなどの「レンズ交換式カメラ(デジタル一眼)」、レンズ一体型の「コンパクトカメラ(コンデジ)」があります。
大きな望遠レンズを搭載した、一眼カメラのようなデザインのモデルもありますが、レンズ交換ができないものは分類としてはコンパクトカメラ扱いになります。
コンデジも価格帯や機能によって大まかに分けられます。ここでは主にお手軽なシンプルコンデジについて解説していきます。
高性能コンデジ
写真や動画を本格的に楽しみたい方向けのモデルで、ミラーレスに負けない高画質のモデルもあります。また、高倍率ズームや本格的な防水、手ブレ補正など、多彩な機能も魅力です。
シンプルコンデジ
スマートフォンからカメラ機能だけを取り出したような使い勝手のカメラです。価格が安くシンプルな機能であるため、不慣れなお子様やご年配の方もカメラ任せで撮影できます。
トイデジカメ
実際に写真が撮れるおもちゃのようなカメラです。オートフォーカスやズームなどは基本的になく、画素数も少ないため、思い出や記録を残すのには向いていません。

コンパクトデジカメの選び方
デジカメの画質は、レンズの性能とイメージセンサーのサイズ・画素数によって変わってきます。
イメージセンサーはレンズが見た風景を電気信号に変えるパネルで、画素と呼ばれる受光素子が並んでいます。画素の数が多いと、細密な画像を記録できます。
おすすめの画素数は500~1300万画素前後が目安になります。(500万=5Mなどと表記されている場合もあります)
記録画素数をチェックする際には、有効画素数を見るようにしましょう。4000万画素など極端に高いものもありますが、補間や拡張と併記されているものはデジタル処理で実際の画素数以上のサイズで記録しているものになります。

コンデジの電源はリチウム充電池のものと乾電池を使用するものがあります。
充電池タイプはスリムで軽量、電池が長持ちといった特長があります。
一方の乾電池タイプは充電池と比べ電池寿命は短くなってしまいますが、万が一の場合はコンビニなどですぐ手に入るというメリットがあります。
充電池タイプの場合は充電方法(充電ケーブルの規格)も確認しましょう

コンデジのズームには、レンズを動かして撮影範囲を変える光学ズームと、写っている画像を引き延ばすデジタルズームがあります。
デジタルズームは本来の画像の一部を切り取るため、倍率を上げるほど画像のシャープさは損なわれてしまいます。
光学ズームは画質を落とさずにアップで撮影できるのが特長です。ただし、レンズを動かす機構が内蔵されているため、撮影時にはレンズ部分が繰り出すかたちになります。

ミラーレスやスマートフォンの動画撮影機能では4K画質がスタンダードになっていますが、シンプルなコンデジはまだフルHDなど低い解像度のモデルがほとんどです。
動画機能で選ぶ場合は、解像度よりも秒間コマ数(fps)に注目して選ぶことをおすすめします。これは動きの滑らかさに直結し、見栄えがかなり変わってきます。
例えば、30fpsであれば通常のテレビ放送と同等の自然な映像が撮影できます。60fpsとなっていればより滑らかな映像に、30fpsよりも少ない場合はカクついた映像になります。
4K撮影を謳っている機種でもコマ数は10fpsで、30fpsで撮影するにはフルHDに設定する必要があるモデルもあります。そうなると、フルHD/30fpsのカメラと実質的な動画性能は変わらないと判断することもできます。

最短撮影距離はピントが合う限界の距離のことで、カメラをどれだけ被写体に近づけて撮影できるかの目安になります。短いほど、料理の写真などテーブルフォトをはじめとしたシーンで撮影がしやすくなります。

自撮り機能に工夫を凝らしたモデルもあります。
スマホと同じように自分側を向いたインカメラを搭載しているもの、逆にレンズ側にもう一つのモニターを備え、確認しながら撮影できるもの、背面モニターが反転してレンズ側を向くものなどが挙げられます。

防水機能
デジカメは精密機器ですので、雨など水濡れは厳禁です。しかし防水カメラなら、水辺や水中で安心して撮影できます。水圧に耐える設計になっているぶん、ボタンを押すのに力が必要な場合もあります。

Wi-Fi
USBケーブルで繋ぐことなく、ワイヤレスでスマートフォンに撮影データを送信したり、リモコンとして使用することが可能になります。(専用アプリのインストールが必要です)

プリンター機能
プリンター機能を搭載した、デジタルインスタントカメラもあります。撮った写真をそのままプリントアウトできるほか、スマホともワイヤレス接続してプリンターとして使えます。
