【2025年】スマートフォン用三脚・スタンドの選び方 おすすめ5選をご紹介


最終更新:2025/9/18
年々性能が向上しているスマホのカメラ機能。より写真や動画のクオリティにこだわるなら、スマホ対応三脚があると便利です。デジタルカメラでも使える本格的な三脚からシンプルな卓上スタンドまでさまざまな種類があり、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、スマホ対応三脚やスタンドの選び方ポイントと、おすすめモデルをご紹介します。
三脚の役割とは
撮影の際に三脚を使用するのには、主に2通りの目的があります。
ひとつは手ブレを防ぐこと。実はスマホは、あまり写真撮影に適した形状をしていません。薄型だと画面タップやサイドボタンを押した際に動いてしまいやすいためです。特に、望遠カメラ使用時や暗いシーンの撮影の際に目立ちやすくなります。電子手ブレ補正があるため画面サイズではそれなりに見えますが、拡大してみるとブレや過剰な補正による不自然さが残っていることがあります。
スマホでデジタルカメラのような精細さを再現したいなら、三脚を使用するのが一番の近道です。
もう一つは、きちんと構図を固定して撮ること。収めたいものが切れていたり、逆に余計なものが写り込んでいたりといった失敗を防げます。集合写真の撮影や、電車など「待ち」の撮影にも欠かせません。

スマホカメラについて
近年のスマホのほとんどは、広い範囲が写る「広角」やアップで撮る「望遠」など画角の異なる複数のレンズを内蔵しています。
アプリ起動時に立ち上がるレンズは広角レンズで、このレンズは画面の端ほど歪みが大きくなります。
そのため、画面全体を肉眼に近いイメージで撮影するなら、ひとつ望遠寄り(画角が狭い)のレンズが最適です。
つまり、集合写真のような撮影は少し離れた場所から三脚で撮影すると、ぐっと印象の良い写真になります。

簡易スタンドとの違い
スマホカバーがスタンドとして使えるものや、立てかけるタイプのスタンドなどは、固定はできるものの見上げるようなアングルでしか使用できません。
屋外では基本的に逆光ぎみになってしまいますし、使用できるシーンも限られます。
小型の三脚をバッグに入れておけば、ちょっとしたシーンでこだわりの写真が撮影できます。


スタンダード三脚
カメラ用の三脚には、スマホホルダーが付属しているモデルもあります。カメラ用の三脚は安定感があるのはもちろん、雲台の部分で向きや角度を操作できるため、構図の微調整や動画撮影中のカメラワークもしやすくなっています。

セルフィースティック一体型
伸縮機構を備えたセルフィースティックと、小型三脚の機能を兼ね備えたタイプです。持ち運びやすく、様々な使い方ができます。三脚の状態でさらに伸ばすこともできますが、スタンダード三脚のような安定感はないため転倒には注意しましょう。

テーブル三脚&フレキシブル三脚
他の2種類のように高さは出せませんが、最もコンパクトに持ち運べます。スタンダード三脚のように操作性に優れた雲台が付いているタイプや、脚が曲がって巻き付けたりできるタイプなど独自の機能を備えたモデルもあります。
取付可能なサイズ
スマホも大型機種が増えてきているため、欲しい三脚のホルダーがお手持ちのスマホサイズに合うか確認しましょう。
ケースを付けた状態だと幅だけでなく厚みも増すため、しっかりホールドできるタイプをおすすめします。

タテヨコ切り替え
撮影シーンによって縦向きと横向きを使い分けられるかも大きなポイントです。
雲台の機能としてホルダーを横に倒せるものもありますが、軽い三脚などの場合は重心がずれて自立しなくなるおそれもあります。
そのため、ホルダー自体に回転軸を備え、タテヨコが切り替えられると非常に便利です。

どんな場所でもサッと取り出して撮影できるのがスマホの魅力。三脚も、その機動力を損なわない軽量で持ち運びやすいものを選ぶのがおすすめです。
旅先やイベント等に持って行く場合は、手持ちのリュックやバッグに入るかどうかは重要なポイントです。
例えば、A4クリアファイルの縦の長さは約30cm、500mlペットボトルの高さは約20cmなど、よくバッグに入れているものと比較するとサイズ感を掴みやすいでしょう。
スタンダード三脚は収納時のサイズが大きめですが、比較的コンパクトに畳めるトラベル三脚などもあります。リュックのサイドポケットやスーツケースにしまえるため、持ち運びの負担を減らせます。

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ
SLIK 三脚 動画対応雲台+スマホ対応クイックシュー装備 [GX-m7500 VIDEO]
本体に内蔵した水準器と、上下・左右に滑らかに動くヘッドで動画撮影が快適。カメラにもスマホにも使用できるクイックシューでスムーズな取り付けが可能です。
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ベルボン コールマン セルフィー ライトワンスタンド マックス [CVSLOSYB]
自撮り棒と三脚を使い分けられ、80cm以上の長さまで伸ばして使用できます。伸ばしたままシャッターが切れるリモコンや、LEDライトを搭載しています。
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グーコン フレキシブル三脚 [YogaPod]
脚に内蔵された7本のアルミワイヤーにより自由に曲げられ、ポールなどに巻き付けるなど地面以外の場所にも設置できます。スマホホルダー上部と三脚本体それぞれにライトやマイクなどを取り付けることも可能です。
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ウランジ スマートフォン用三脚 MagSafe対応 [MA30]
MagSafe搭載のiPhoneやケースにマグネットで着脱できます。さまざまな形に変形させられ、持ち運びの際はコンパクトにたたんでカラビナのように取り付けることもできます。
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