【2025年】パソコン用キーボードの選び方 おすすめ8選をご紹介


最終更新:2025/3/13
パソコンに欠かせないキーボードとマウスの性能は、作業効率に直結します。
自分に合わないキーボードは入力効率が悪くなったり、手が疲労しやすく長時間の使用に向かないこともあります。
また、文書作成やプログラミング、ゲームなど、用途によって最適なキーボードは変わってきます。
接続方式やキー配列、構造の違いなど、キーボードを選ぶ際のポイントと、おすすめモデルをご紹介します。
キーボードの選び方
キーボードの接続方式には、USBなどによる有線接続と、BluetoothやUSBレシーバーを使った無線接続とがあります。どちらのタイプも一長一短ありますので、ご自身の好みや使用環境に合わせて選択しましょう。複数の接続方式に対応したモデルもあります。
・有線接続(USB・PS/2)
有線接続は、電波障害や電池切れなどの接続トラブルがないことが最大のメリットです。また、基本的に無線接続よりも反応が早くラグを感じることがありません。一方でケーブルの取り回しが煩雑になり、キーボードを置ける場所が限られてしまいます。USB接続が一般的ですが、PS/2という古くからある規格で接続するものもあります。
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・Bluetooth
パソコンがBluetooth接続対応であればUSBポートを使わずに接続でき、膝の上など離れた場所でも使えます。また、1台でスマホ・タブレット、ゲーム機などとマルチ接続できるモデルもあります。注意点として、他のBluetooth機器との電波干渉などにより通信が不安定になる場合があります。また、無線キーボードは乾電池や内蔵バッテリーで駆動するため、定期的に電池交換や充電が必要になります。
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・無線(2.4GHz)
専用のUSBレシーバーをパソコンに挿して通信します。Bluetoothよりも安定した接続が可能なのが特長です。有線接続と同様にUSBポートを1つ使用してしまいますが、Bluetoothのようなペアリング設定が不要なのもメリットです。また、同じ規格のマウスやヘッドセットを1つのレシーバーで接続できるものもあります。Bluetoothキーボードと同様に電池切れには注意しましょう。
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キーボードの日本語(JIS)配列と英語(US)配列の主な違いは、「半角/全角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」キーの有無です。また、一部の記号キーの配置が変わっているほか、スペースキーやエンターキーなどの大きさも異なります。
・日本語配列のメリット
日本語配列キーボードは国内では一般的なキーボードであるため、公共施設や学校・職場など、どこでも共通の配列で使えます。ローマ字入力・かな入力の選択ができることも特長で、文書作成やネットサーフィンなど一般的な用途に広く使用できます。
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・英語配列のメリット
英語配列は記号キーの並び方やスペースキーの大きさなどが、プログラマーやエンジニアなど英字や記号キーを多く使う方に向いています。また、右側のキーが大きく小指が届きやすいため、ホームポジションが崩れにくく効率的な指運びができます。
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日本語配列・英語配列というキー配列のほかにも、搭載されているキーの数やキーボード本体のサイズによっても、キーレイアウトはさまざまです。
ひと目でわかる大きな違いとしてはテンキーの有無が挙げられます。一般的にテンキーを搭載した100キー以上のキーボードはフルサイズキーボードと呼ばれます。数字入力をあまりしない、テンキーはキーボードの左に置きたいといった場合は、テンキーレスのキーボードを選ぶと良いでしょう。
テンキーレスキーボードはよりコンパクトになるため、デスクを広く使うことができます。大型のマウスパッドを置きたいゲーマーにも最適です。
通常のテンキーレスはフルサイズの80%程度のサイズですが、キーの数やキー配列によってさらに小型のものもあります。ただし、サイズをコンパクトにしていくとキーピッチ(キー同士の間隔)が狭くなって打ち心地が窮屈に感じたり、Fキーなどが省かれるなど、用途が限定されていきます。

キーボードのキースイッチの構造にはいくつかのタイプがあり、押したときの感触やキーの深さなど使い勝手が異なります。
・メンブレンスイッチ
手ごろな価格帯に採用されているスタンダードなキータイプ。キーの下にラバーカップやラバードームと呼ばれるお椀型のパーツがついており、キーを押したときにこのラバーカップの反発力でキーが戻る仕組みになっています。反発力が強くしっかりと押す必要があるので、長時間のタイピングには不向きです。
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・パンタグラフスイッチ
ノートパソコンなどの薄型キーボードによく使われるキータイプ。 キーの支持構造にパンタグラフ(X字形などの軸)を用いてキーのガタつきを防ぐことで、キーの中央以外を押しても安定して入力できるようになってます。 キーストロークが浅いため、人によっては打った感触が薄く感じます。
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・メカニカルスイッチ
機械式のスイッチとスプリングを配置しており、メンブレンよりも滑らかにキーが沈み、スプリングでスムーズにキーが戻る、爽快感のある打鍵感が特徴です。ほかのタイプに比べコスト的には高くなります。搭載されているキースイッチには多くの種類があり、同じメカニカルでも打鍵感が変わります。
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・静電容量無接点スイッチ
静電容量無接点方式は、他のキー方式よりも軽くなめらかなキータッチが魅力です。信号の入力を検知する接点が無く、底付きさせずに入力できるため、タイピングによる手の疲れを軽減できます。同時に物理的な接点がないため、耐久性が高く、修理やメンテナンスをすれば長く使うことができます。
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キースイッチの中でもメカニカルスイッチは、内部の軸に使用される素材によってさらに細かく分類されます。
クリック感やキーの重さ、打鍵音などに個性があり、適している用途や使用感の好みが分かれます。
なお、専用工具で軸を交換できる「ホットスワップ」対応のメカニカルキーボードであれば、キーごとに使いやすくカスタマイズすることも可能です。
・代表的な軸の種類はこちら
赤軸
(リニア)
軽いキータッチでスムーズに入力できるバランスの良いタイプ。
青軸
(クリッキー)
はっきりとした感触とクリック音があるメカニカルらしいタイプ。
茶軸
(タクタイル)
赤軸のように軽快ながら、入力時のクリック感も感じられるタイプ。
静音赤軸
(ピンク軸)
赤軸の静音性を3割強化。打鍵感のメリハリは赤軸より弱めです。
銀軸
(スピードシルバー)
感触は赤軸に似ているが入力までの位置が浅くゲーム向きのタイプ。よくあるご質問
- キーボードの買い替え時は?
- キーボードは機種によって1,000万から5,000万回の入力回数が寿命になります。期間で言うと3~5年が目安です。
反応が悪いキーが出てきたり、打鍵の感触が変わってくると作業効率が落ちてストレスになるため、症状が出てきたら早めの買い替えをおすすめします。 - 気に入ったキーボードがUS配列orJIS配列しかない
-
キーボードにはキーマップ(キー配列)をカスタマイズできるものがあります。
パソコンに接続してアプリでキーマップの設定を行い、使い慣れた配列に近づけることができます。
中でも「QMK/VIA」に対応しているモデルはキーマップをキーボード自身に記憶させることができ、別の端末に接続しても同じ配列で使用できます。 - ゲーミングキーボードはゲーム以外でも使える?
- ゲーミングキーボードは素早い入力をサポートする設計に加え、マクロキーなど作業を短縮できる機能を備えたものもあり、普段使いや仕事でも活躍します。
イルミネーションも専用ソフトの設定で消せるため、ソフトがインストール可能なら目立たず使用できます。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介
キークロン ワイヤレス・メカニカルキーボード
K8 Pro QMK/VIA ヨドバシカメラ限定モデル [K8P-J6P-JIS]静音性に優れた赤軸タイプのテンキーレスキーボード。カスタマイズ性に優れ、お気に入りのキーやマクロコマンドをリマップすることができるほか、市販されている多くのメカニカルスイッチとホットスワップすることも可能です。
> 詳しく見るニズ 静電容量無接点方式キーボード
X99 Pro [X99EC(S)Ble/35gf]テンキー付きながらコンパクトな99キーモデル。指や腕への負荷を抑え、静かで軽い打ち心地で長時間の文字入力作業が快適です。また、スイッチの接点がないため、摩耗が生じず、通常のキーボードよりも優れた耐久性があります。
> 詳しく見るロジクール アドバンスド ワイヤレスキーボード
MX Keys S [KX800sGR]指先の形状に合わせてキーに設けられたくぼみがキーのどこを打っても滑らかで精確なキーストロークを実現。バックライトは手が近づいた時だけ自動で点灯し、不要な時やデスクを離れた時はバッテリーを節約します。
> 詳しく見る富士通 Comfort Keyboard
[FMV-KB800T]約3.0mmの深いキーストロークでどの指でも心地よい打鍵感を実現。指にフィットしやすいキートップや高いレスポンスで文字入力を快適に行えます。 キーの組み合わせを登録できるメモリーキーで、作業を効率化することができます。
> 詳しく見るエレコム ゲーミングキーボード
V custom [VK720A]キーが指に食いつきつつも離れやすい、ゲームプレイに最適で操作ミスをしにくいキー形状。0.1mmの指の動きを捉える磁気式アナログ検知スイッチが異次元の速さで正確に“静”と“動”を制御し、勝つために最適な設定をアレンジできます。
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