【2025年】デスクライトの選び方 おすすめ4選をご紹介


最終更新:2025/1/8
机の上を明るく照らすデスクライト。
室内の照明に加えてデスクライトを使用することで、本やノート、パソコンの画面が見やすくなり、仕事や勉強に集中することができます。デザインや明るさだけでなく、色の再現性が高いモデルや影のできにくいモデルなど、機種ごとに機能の違いがあります。
ヨドバシ・ドット・コムで取り扱い中のデスクライトから、機能の違いや選び方のポイント、おすすめのモデルをご紹介します。
デスクライトの選び方
●スタンド式
自立するタイプのスタンダードな形状です。設置や移動の手軽さなど使い勝手の良さが魅力です。卓上にスペースを必要としますが、スマホスタンドなど台座部分を有効活用するモデルもあります。

●クランプ式
机の縁で天板を挟み込み、ボルトで締めて固定するタイプです。アームが長いスタンドなどに最適な方式です。省スペースでしっかり固定できますが、一度設置すると移動させるのに少し手間がかかります。

●クリップ式
クランプ式のように省スペースで、移動も手軽にできるタイプです。クランプほど固定する力が強くないため、コンパクトなライトに採用されています。挟み込む部分の厚みに制限があるため、確認が必要です。

●光の量(光束)
光の量とは、ライトから発せられる光の明るさで、光束(ルーメン:lm)という数値で記載されています。勉強や読書には光束の数値は300~400lm程度が最適です。LEDデスクライトの場合は400lmを超えることもあるので、光の量が多くないモデルや、調光が可能なモデルを選びましょう。

●明るさ(照度)
光源の明るさに対して、光が机に当たったときの明るさを照度(ルクス:Lx)といいます。使用する際の手元の照度は1,000~1,200Lx程度が丁度良いとされています。

●LEDスタンドJIS規格
照度は光源から離れるに従って下がっていきます。そのため、明るく照らせる範囲がどの程度なのかも、選ぶ際の大切なポイントになってきます。
LEDデスクライトの照度にはJIS規格が設けられています。「JIS:A形」であれば、スタンドの半径30cmを中心に新聞の見開き程度のスペースを明るく照らすことができ、手元を照らすのに向いています。「JIS:AA形」の場合はA形よりもさらに広い半径50cmを明るく照らせるため、仕事や勉強などに向いています。在宅ワークや勉強、趣味など、どのような用途で使いたいのか、そしてパソコンや本など、何を見たいのかを考えて、それに合うものを選びましょう

【ポイント3】自然な色の再現性をチェック
基本的に、光の色は自然光に近いものほど目への負担が少なくなります。自然光に近い光かどうか判断する基準として、平均演色評価数(Ra)と言われる数値で確認することができます。100を最大として数値が高いほど、自然光に近い光を発していることがわかります。
勉強など長時間机に向かう用途で快適に使用できる色彩の見え方は、平均演色評価数80~90程度あれば問題ありません。グラフィックやイラストなど、より正確な色の再現が必要な用途にも対応できる、Ra95以上のライトもあります。
自然光に近いほど、目の疲れが軽減されるので自然光の再現性についても、よく確認して選ぶことをおすすめします。

デスクライトを長時間快適に使いたい方は、多重影対策を採用した商品を選びましょう。手元の影が気にならず文字が見やすいので目の負担を軽減でき、筆記にも適しています。アームやセードを動かせるモデルは、発光面の角度を調節することで多重影の発生を防止できます。常に手元を明るく照らせるため、調節してから勉強や細かい作業をするのがおすすめです。

●調光・調色
調光は明るさを、調色は色味を変えられる機能のことを指します。
LEDデスクライトには明るさの調節機能がついています。3段階~無段階まで、調光機能はモデルによってさまざまですが、部屋の環境や目的に合わせて好みの明るさに調節できれば、目の負担を抑えて集中力が持続します。
調色機能は搭載しているモデルが限られますが、一般的な天井照明に近い昼白色、目が冴える青みがかった昼光色、リラックスできるオレンジ色の電球色など、時間帯や気分に合わせて最適な光の色を選ぶことができます。

●USBポート
USBポートのあるデスクライトならモバイル機器の充電も行えます。コンセントをデスクライトで使っていても不便になることがありません。モデルによってはスマートフォンのワイヤレス充電にも対応しています。

●クロック
デスクには欠かせない時計もデスクライトに内蔵されていれば、より有効にスペースを活用できます。勉強や作業にメリハリをつけるアラームやタイマーを搭載したモデルもあります。

よくあるご質問
- LEDライトの寿命は?
- LED照明の設計寿命は、約40,000時間で、1日10時間点灯させた場合、約10年間使用できる想定になっています。
(一般的にLEDの寿命は、購入時の明るさを100%としたときに70%まで低下するまでを指します。) - デスクライトの正しい設置方法は?
- 原則として、光源は頭より高く、そして視界の外なるようにしましょう。
位置が低すぎると照らせる範囲が狭くなってしまい、作業領域を十分にカバーできない可能性があります。逆に高すぎると光が拡散しすぎて、目が疲れる原因になります。
また、正面でなく真横に置くことで、光源が目に入りにくくなります。右利きの場合はライトを左側に、左利きの場合は右側に設置すると、より影が邪魔になりにくくなります。 - 部屋の照明を消した方が集中できる?
- 人によっては、部屋の電気を消してデスクライトだけをつけると集中力が高まるという意見もありますが、この使い方はお勧めできません。部屋と机の明るさの差が大きいと、目に掛かる負担は大きくなります。疲れ目や近視の原因にもなるため、部屋は明るくしてデスクライトを併用しましょう。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介
学習やデスクワークにおすすめ
バルミューダ 太陽光LEDデスクスタンド BALMUDA The Light [L03A]
医療用の手術灯をヒントに開発した独自の構造で、離れた場所から広く手元を照らします。自然光に近い光で集中力が続くため、学習机に最適です。
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クリエイティブワークにおすすめ
山田照明 LEDアーム型スタンド Zライト [Z-80PROII]
写真やグラフィックを楽しみたい方におすすめのRa97高演色モデル。従来のLEDでは難しいとされていた「R9(赤)」も正確に発色します。
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テレワークやベッドサイドにもおすすめ
アイリスオーヤマ Qi対応デスクライト [LDL-QLDL-KW]
モダンなデザインに、ワイヤレス充電機能とUSBポートを搭載。勉強や読書など、用途や好みに合わせて光の強さを無段階で調節できます。
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趣味や調べものにおすすめ
オーム電機 ルーペ付 LEDスタンドライト L-ZOOM [DS-L30B]
LEDライトにルーペを搭載した、読書や細かい手作業に最適なモデル。LEDがリング状に並んでいるため、拡大部分に影ができず快適に使えます。
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