【2025年最新】照明器具の選び方 照明器具の種類やおすすめ11選をご紹介


最終更新:2025/9/1
部屋を明るく照らし、日々の暮らしに彩りを与える照明器具。明るさだけでなく、空間の印象や気分を大きく左右する大切なインテリアです。
こちらのページでは、照明器具の種類や選び方のポイント、おすすめ商品をご紹介いたします。
照明器具や機能やデザイン、用途によって様々な種類に分かれています。ここでは、主な照明器具のそれぞれの特徴をご紹介します。
●LEDシーリングライト
部屋全体を均一に照らす、主照明として最も普及しているタイプです。調光・調色機能付きなら、時間帯やシーンに合わせて明るさや色を調整できます。 設置に関して詳しくはこちら >
天井に「引掛シーリング」や「引掛埋込ローゼット」など配線器具があれば、簡単に取り付け、交換ができます。
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●ペンダントライト
天井から吊り下げて、空間を照らす照明器具です。寝室や書斎の主照明としてはもちろん、ダイニングテーブルやカウンターの上など、部分的に光を当てて雰囲気を演出したり、照明器具そのものをインテリアとして楽しんだりすることができます。
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●デスクライト
読書や勉強、PC作業など、手元を明るく照らすための照明です。使用目的に合ったモデルを選ぶことで作業効率を上げ、目の疲れを軽減する効果などが期待できます。
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●シーリングファン
照明と扇風機が一体になった、多機能な照明器具です。ファンが室内の空気を循環させることで、冷暖房効率を向上させ、省エネにもつながります。デザイン性が高いものも多く、お部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにするシンボルとしても活躍します。
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●シャンデリア
華やかな装飾やおしゃれなデザインが特長で、非日常感を演出できます。空間に特別な存在感を与え、リビングや吹き抜けに最適です。
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●ライティングレール照明
天井に取り付けたレールに、複数の照明器具を自由に取り付けられるタイプです。照明の位置や種類を自由に調整できるため、おしゃれなカフェのように部屋の雰囲気を変えたり、スポットライトでアートや観葉植物などを照らして、空間に奥行きを出したりできます。
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●インテリアスタンド
床に置くフロアタイプと、テーブルや棚に置くテーブルタイプがあります。メインの照明とは別に、間接照明として使うことで、リラックスできる落ち着いた空間を演出できます。コンセントがあればどこでも使えるため、気分に合わせて置き場所を気軽に変えられるのも魅力です。
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●ダウンライト
主に天井に埋め込んで設置するタイプの照明です。器具が天井に隠れるため、部屋全体をすっきりと見せることができます。光が直接目に入りにくく、陰影のある落ち着いた雰囲気を演出するのに最適です。取り付けや交換には電気工事士の資格が必要となります。
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理想の空間づくりには、照明の明るさや光の色が重要なポイントとなります。ここでは、特に知っておきたい照明の基礎知識をご紹介します。
●明るさ(ルーメン:lm)
照明器具の明るさは、ルーメン(lm)という単位で表されます。この数値は、光源そのものから出る光の総量を示すもので、数値が大きいほど、光の量が多くなり明るくなります。
適用畳数表示が同じでも、ルーメン数には差ががあるため、製品ごとで明るさは異なる場合があります。シャンデリアなどは複数のLED電球を設置して部屋の広さに合わせて明るさを調整します。お部屋の畳数に合わせて適切なルーメン数の照明を選びましょう。
8畳の部屋に10畳用の器具をつけるなど、ワンランク上の明るさのものを選び、調光機能を使って明るさを調整するのもおすすめです。
・畳数と明るさの目安表
照明の種類 |
~4.5畳 |
~6畳 |
~8畳 |
~10畳 |
~12畳 |
~14畳 |
---|---|---|---|---|---|---|
LEDシーリングライト シャンデリアなど |
2,200~3,200lm | 2,700~3.700lm | 3,300~4,300lm | 3,900~4,900lm | 4,500~5,500lm | 5,100~6,100lm |
LEDペンダントライト ※天井から吊り下げ高さ30cmの場合 |
1,980~2,880lm | 2,430~3,330lm | 2,970~3,870lm | 3,900~4,900lm | 4,500~5,500lm | 5,100~6,100lm |
●光の色(ケルビン:K)と用途
光の色は、色温度と呼ばれ、ケルビン(K)という単位で表されます。光の色によって、お部屋の雰囲気や用途に合わせた使い分けが可能です。
電球色(約2,700K)
白熱電球に似た暖かみのあるオレンジ色の光で、気持ちを落ち着かせる効果があります。お部屋はリラックスできる落ち着いた雰囲気になるので、寝室や、食卓を囲むダイニングにおすすめです。
昼白色(約5,000K)
太陽の光に近い自然な色味の光で、料理やメイクの色を本来のままに見せてくれます。どんな場所にも馴染みやすい光で、キッチンや洗面所などにおすすめです。
昼光色(約6,500K)
青みがかった、すがすがしい爽やか光です。集中力を高める効果があるため、書斎や勉強部屋、細かい作業を行う場所に最適です。

●光の演色性:Ra
光の演色性(Ra)とは、照明で照らされた物の色が、太陽光で見たときの色にどれだけ近いかを示す指標です。Ra100が最も太陽光に近いとされ、数値が高いほど色がより忠実に再現されます。
特にリビングやダイニングでは、Ra80以上の照明を選ぶことで、料理がより美味しそうに見えたり、お部屋のインテリアの色が美しく映えたりします。

照明器具は、種類ごとに選び方のコツが異なります。
主要な照明の選び方をポイントを絞ってご紹介いたします。
●明るさと色の調整機能
最近のLEDシーリングライトの多くには、明るさを変えられる調光機能と、光の色を変えられる調色機能が搭載されています。お部屋の畳数よりワンランク上の明るさのモデルを選べば、「思ったより暗かった」という失敗を防ぎ、好みの明るさに調整できます。
また、調色機能があれば、日中の作業時は昼光色で集中力を高め、夜は電球色でリラックスするなど、一台で様々なシーンに対応できます。

●部屋の広さに合った明るさ
お部屋の広さに対して適切な「適用畳数」や「ルーメン(lm)」が記載されているかを確認しましょう。同じ適用畳数でもルーメン数が異なる場合があるため、明るさも違ってきます。
モデルによっては、「ムラなく均一できれいに光る」「部屋の隅々まで光が届く」といった独自の工夫が施されているため、こうした機能もチェックすると良いでしょう。

●便利な機能をチェック
ON/OFFタイマー機能で起床時間に合わせ、段階的に明るくなるモデルや、スマホから操作できるアプリ連携モデル、空気を循環させるファン付きモデルなど、日々の暮らしを快適にする便利な機能が多数登場しています。

●設置場所と吊り下げる高さ
ペンダントライトを吊り下げる高さは、設置場所によって調整することが大切です。
和室や書斎など、主照明として部屋全体を照らしたい場合は、天井から20~30cm程度離して、床から2.2m以上の高さになるように吊るすのが一般的です。
ダイニングテーブルを照らす場合は、テーブル面から60~80cm程度の高さに吊るすと良いでしょう。これより高すぎると光が拡散し、低すぎると視界を遮ってしまうため注意が必要です。

●デザインと素材
ガラス、金属、木材など、素材によって雰囲気が大きく変わります。お部屋のインテリアやテーブルの雰囲気に合わせて選びましょう。
また、ドーム型や円柱型、多灯型など、デザインによって光の広がり方も異なります。全方向を明るく照らすタイプは賑やかな雰囲気に、光の向きを絞ったタイプは空間にメリハリを与えます。演出したいお部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

●複数使いや電球の種類
一つの大きなペンダントライトを吊るすか、小さなペンダントライトを複数並べるかで、空間の印象はガラリと変わります。
使用する電球も、光が柔らかく広がる乳白色の電球を使うか、フィラメントが見えるクリア電球を使うかでも雰囲気が変わります。

●設置方式
デスクライトの設置方式には、主に3つのタイプがあります。
・スタンド式:自立する最も一般的な形状で、移動が簡単です。
・クランプ式:机の縁を挟み、ボルトでしっかりと固定するタイプです。安定感があり、省スペースに設置できます。
・クリップ式:机や棚に挟むだけで手軽に設置できます。クランプ式ほど強く固定はできませんが、簡単に付け外しが可能です。
デスクのスペースや用途に合わせて、使いやすい方式を選びましょう。

●光の量(光束)と明るさ(照度)
デスクライトの明るさには、2つの重要な単位があります。
・光の量(光束):ルーメン(lm)
これは、光源から発せられる光の総量を示す単位です。勉強や読書には300~400lm程度が適しています。LEDデスクライトは400lmを超えるモデルも多いため、明るさを自由に調整できる調光機能付きを選ぶのがおすすめです。
・明るさ(照度):ルクス(Lx)
これは、光が机に当たった際の明るさを示す単位です。手元の照度としては1,000~1,200Lx程度が作業しやすい明るさとされています。

●LEDスタンドのJIS規格
光源から離れるほど明るさは弱まるため、どれくらいの範囲を明るく照らせるかが選ぶ際の重要なポイントになります。
・JIS:A形:スタンドから半径30cmの範囲を明るく照らすことができ、新聞の見開き程度のスペースをカバーします。手元の読書や書き物に適しています。
・JIS:AA形:A形よりもさらに広い半径50cmの範囲を明るく照らすことができます。勉強やPC作業など、広範囲で作業する際に向いています。
JIS規格を確認することで、自分の用途に合った照度範囲のデスクライトを選ぶことができます。

●部屋の広さと天井の高さ
シャンデリアは、その華やかさを活かすため、ある程度の天井の高さと広さがある部屋に最適。シーリングファンも、プロペラが回るスペースを確保できる、広めの部屋への設置がおすすめです。

●設置場所の確認
多くの照明は、天井にある引掛シーリング(正式名称:引掛埋込ローゼット、丸形引掛シーリングなど)に接続して設置しますが、これらの器具には耐荷重が定められています。
・耐荷重10kg:引掛埋込ローゼット、フル引掛ローゼット
・耐荷重5kg:角型引掛シーリング、丸型引掛シーリング
購入予定の商品の重さを確認し、10kg以上のモデルを設置する場合は、天井の補強や直接ネジ止めなどの工事が必要になる場合があります。また、5kg以上のモデルを耐荷重5kgの器具に取り付ける場合は、器具自体の交換が必要になる可能性もあります。安全のためにも、設置場所と商品のスペックを必ず確認しましょう。

デザインと機能性
シャンデリアは、デザインや素材によって、ラグジュアリーで華やかな空間、アンティーク調、モダンな雰囲気など、様々な空間を演出できます。
一方、シーリングファンは、デザイン性に加えて、空気を循環させることで冷暖房効率を上げる機能があり、一年を通して活躍します。
最近では、省スペースで設置できるサーキュレータータイプのシーリングファンも人気。効率的に空気を循環させられるため、天井や部屋が狭い方にもおすすめです。なお、夏は反時計回りで下降気流を、冬は時計回りで上昇気流を発生させるとより効果的です。

よくあるご質問
- LEDシーリングライトの寿命は?
- LEDシーリングライトの寿命は約40,000時間とされています。これは1日10時間使用した場合、約10年以上使える計算になります。ただし、使用環境などによっても異なるため、あくまで目安として考えてください。
- ペンダントライトを複数吊るす場合の間隔はどのくらい?
- 一般的に、直径30cmのペンダントライトであれば、40〜50cm程度の間隔を空けて吊るすとバランスが良く見えます。照明の大きさやデザイン、設置する場所の広さによって調整してください。
- デスクライトの正しい設置方法は?
-
原則として、光源は頭より高く、そして視界の外なるようにしましょう。
位置が低すぎると照らせる範囲が狭くなってしまい、作業領域を十分にカバーできない可能性があります。逆に高すぎると光が拡散しすぎて、目が疲れる原因になります。また、正面でなく真横に置くことで、光源が目に入りにくくなります。右利きの場合はライトを左側に、左利きの場合は右側に設置すると、より影が邪魔になりにくくなります。 - シーリングファンは音がうるさいですか?
-
近年のモデルは静音設計が進んでおり、ほとんど気にならないレベルになっています。
ただし、音の感じ方は人それぞれなので気になる方はいらっしゃいます。 - 電球を使う照明はLED電球でも大丈夫?
- 口金の種類(E26、E17など)を合わせれば、基本的にLED電球は使用できます。
おすすめLEDシーリングライト
東芝 LEDシーリングライト 12畳 ワイド調色 間接光 NLEH12012C-LC
■天井からの反射を利用した間接光機能を搭載。多彩な空間を演出できます。
■発光部のレンズ設計でセード面がムラなく均一できれいに光る「光学レンズ設計」を採用。
■セードと本体の間に防虫パッキンを入れることにより防虫性能をアップした「ムシールド」。
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CIRCULIGHT サーキュライト シーリングシリーズ スイングモデル 12畳 調光・調色 KCC-SWA12C
■天井空間を有効利用して「空気循環」を行える、新しいデザインのシーリングライトファン。
■「スイング・ターン機能」を搭載。風向きの角度を変えることで、お部屋の隅々まで風を送ることができます。
■「風量」、「調光」、「調色」の細かい調節が可能です。
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パナソニック LEDシーリングライト パネルシリーズ 丸型タイプ ~12畳 HH-CL1292A
■直下を照らすセンター光と、天井や壁を照らす間接照明のようなパネル光。「照らし分け」で、空間も気分も変えられます。
■パソコンもスマホも見やすい。パソコンくっきり光搭載。
■パネル独自のキレイコートを搭載。ホコリ、汚れが付きにくくお手入れカンタン。
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おすすめペンダントライト
瀧住電機 LED洋風ペンダントライト 8畳用 調光 リモコン・プルスイッチ付き RVR80099
■リモコンと引きヒモが付いていて、どちらでも操作できます。
■リモコンで調光やOFFタイマー設定が可能。
■省エネ性能も高く、お部屋の主照明にもおすすめ。
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東芝 LEDペンダント リングシリーズ ワイド調色タイプ ~8畳 NLEP08000A-LC
■個性的なリング型LEDペンダントライト。インテリアとしてもおすすめ。
■調光、調色機能を搭載。シーンに合わせたお好みの設定が可能。
■予約した30分前からゆっくり点灯して。すっきりとした目覚めを促す「お目ざめタイマー」搭載。
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ダイコー 3灯一体ペンダント コード調整可 DXL-81406
■3つのペンダントが1つになったペンダントライトで、ダイニング照明にピッタリ。
■灯具にコードを収納できるので、1灯ずつコードの長さを調節できます。
■人気の北欧デザインで様々なインテリアにマッチします。
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おすすめデスクライト
BALMUDA 太陽光LEDデスクスタンド BALMUDA The Light L03A
■自然光に近い光で目にやさしく集中力を妨げにくい「太陽光LED」を搭載。
低い位置から広い範囲を照らすことで、光源が目に入りにくく、影ができにくい「フォワードビームテクノロジー」。
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フィリップス デスクライトスリムデザインモデル DSK610
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パナソニック LEDデスクスタンド SQ-LD560
■LEDスタンドJIS規格「JIS:AA形」で、どんな用途でも使いやすい。
■パソコン画面が見やすい「パソコンくっきり光」と、紙面の文字が読みやすい「文字くっきり光」を切換え可能。
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おすすめシーリングファン
オーデリック LEDシーリングファン 光色切替 SH9073LDR
■調光、調色が可能。ファンのサーキュレーション効果と合わせて快適な生活環境づくりができます。
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CIRCULIGHT サーキュライト メガシリーズ E26モデル 調色タイプ 100W形相当 KSLS10MCWH
■電球のようにとりつけられるシーリングファン。
■熱のこもりやすい、トイレや脱衣所、キッチンに最適。
■ファンとライトがそれぞれ独立し、角度調整と操作ができます。
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