【2025年】スティッククリーナーの選び方 軽さや吸引力に優れたおすすめ6選をご紹介

スティッククリーナーの選び方
スティッククリーナーの選び方

最終更新:2025/1/4

スリムで取り回しがよく、ちょっとしたお掃除も気軽にできるのが魅力のスティッククリーナー。パナソニック、日立、シャープ、東芝、マキタ、ダイソン、シャークニンジャ、アイリスオーヤマなど、人気メーカーの掃除機を幅広く取り揃えております。吸引力に優れたモデルや棚の上までかるがる掃除できる軽量モデルなど、ご使用になるお部屋やご家庭ごとのニーズに合ったおすすめ機能で毎日のお掃除がより快適になります。

スティッククリーナーの選び方や、おすすめモデルをご紹介します。

スティッククリーナーのメリット


家じゅうお掃除からピンポイントお掃除まで活躍

スティッククリーナーの最大のメリットはキャニスターを引く必要がないため取り回しが良く、スムーズに掃除ができる点です。使用していないときの収納スペースもコンパクトで、インテリア性の高いモデルが揃っています。主流のコードレスタイプなら気になる汚れを見つけたときにサッと持ち出して気軽にお掃除できます。

キャニスター型掃除機とスティッククリーナー

スティッククリーナーは本体部分が一体化しているので重さが負担になる場合もあります。手元で感じる重さという点に関しては本体が床に置かれているキャニスター型掃除機の方が優れています。しかし、最新の高価格帯モデルは小型で高性能なモーターや自走式ヘッドを搭載しているため、キャニスター型と遜色ない使用感で掃除できるものもあります。キャニスター型はコードやホイールが引っ掛かったりするとストレスになりますが、スティッククリーナーならそういった問題からも解放されます。




スティッククリーナーの選び方


【ポイント1】集じん方式で選ぶ

【吸引力が落ちにくい “サイクロン式” 】
ゴミといっしょに吸引した空気を渦状の気流に変換し、その遠心力でゴミだけを分離する方式です。
ゴミが溜まっても吸引力が落ちにくく、ゴミと空気を遠心力で分離するため排気がクリーンです。ゴミ捨ての際に細かなほこりやゴミが飛散しやすいのが難点ですが、直接ダストカップに触れずにボタンひとつでゴミ捨てできるモデルもあります。

【ゴミ捨てが簡単な “紙パック式” 】
紙製のフィルターでできたパックを本体に格納しゴミを集めるタイプです。
紙パックを交換する必要があるためランニングコストがかかりますが、サイクロン式よりも集じん容量が大きいモデルが多く、ゴミ捨ての回数を減らせます。ゴミ捨てが簡単で衛生的なので、花粉症の方などにおすすめです。パックにゴミが溜まってくると吸引力が落ちやすいので注意が必要です。



【低コストな “カプセル式(紙パックレス式)” 】
掃除機で集めたゴミをダストカップでなくカプセルに集めるタイプです。
掃除機自体がリーズナブルで、紙パック式と異なりランニングコストがかからないため価格を抑えたい方におすすめです。ゴミ捨ての際に細かなほこりやゴミが飛散しやすい点と、フィルターに付いたホコリを毎回落とさないといけない点がデメリットになります。






【ポイント2】電源で選ぶ

【コードレスモデル】
人気のコードレスモデルは電源コードがないため、広い部屋や廊下、階段などもコンセントを気にせず掃除できます。選ぶ際はバッテリーライフが長いモデルや予備バッテリーが予めついているモデルがおすすめ。バッテリー残量が手元で確認できるモデルもあります。

【電源コード式モデル】
コンセントにつなぐタイプは安定した電力を継続して供給できるため、ハイパワーかつ稼働時間を気にせずに掃除ができます。場所を移動する際にはコンセントを抜き差しする必要があること、キャニスター型のようにコードの自動巻取りがないことなどがデメリットといえます。


【ポイント3】重量・重心位置で選ぶ

キャニスター型と違いスティッククリーナーは本体を丸ごと自分で動かすため、重さが重要になります。また、重心がどの位置にあるかもあわせてチェックしましょう。高い場所や隙間の掃除がしやすい上重心タイプ、手元は軽く床掃除をしっかり行える下重心タイプがあります。

【上重心タイプ】
重心が手元にありヘッド側が軽いため、高いところや階段や段差などもラクに掃除できます。下重心モデルと比べ軽量なモデルが多く、ちょっとした掃除も気軽にできます。
上重心モデルは掃除が長時間になると手首や腕に負担がかかります。しかしヘッドが軽すぎて床に密着しないと十分な吸引力を発揮しないため、軽さを重視する場合はモーターブラシなど軽さをカバーする高性能なヘッドを付属したモデルを選ぶようにしましょう。

【下重心タイプ】
上重心モデルよりも全体的に重く、持ち上げるとずっしりしていますが、使用してみると実際の重量より軽く感じ、手首への負担が少ないことを実感できます。ヘッドが自重で床に押し付けられるので、ゴミを弾かずしっかり吸い込みます。
大きい本体部分がヘッドのすぐ近くにあるため、家具の下や狭い場所が掃除しにくい点、高いところの掃除には使用できない点には注意が必要です。


【ポイント4】ヘッド(ノズル)で選ぶ

モーターブラシ
モーターでブラシを回転させてパワフルにゴミをかき出します。カーペットに絡みついた髪の毛やペットの毛、畳の窪みのゴミまで家じゅう快適に掃除できます。ブラシに髪などが絡まりやすいため、お手入れしやすいモデルがおすすめです。

自走式モーターブラシ
モーターブラシに自動で前進するためのローラーを搭載。より軽い力でヘッドを前に動かすことができます。掃除機は引くときに強い吸引力を発揮するので、押すときは軽く、引くときは丁寧に動かすようにするとより効果的です。

タービンブラシ
モーターを搭載せず、吸引する際の風力でブラシを回転させます。パワーブラシよりも軽量でフローリングであれば快適に掃除ができます。絨毯など摩擦抵抗の大きい場所はうまくブラシが回転しないため苦手です。

フロアブラシ
回転ブラシを持たない、短い毛が固定されているシンプルなヘッドです。回転ブラシ搭載モデルと比べ吸引力は弱いですが、低コストかつ軽量で、故障などのトラブルが少ないタイプです。


【ポイント5】おすすめの機能で選ぶ



スティック&ハンディ 2in1

クリーナーの本体部分を取り外してハンディクリーナーとして使用できる機能です。下重心モデルでも高い場所の掃除が可能になり、ベッドや車のシートなどの掃除にも使用できます。



スタンド

スティッククリーナーは立ててコンパクトに収納でるスタンド付属モデルがおすすめです。充電機能を備えたスタンドならバッテリーを着脱する手間もなく、いつでもすぐ使えるようにしておけます。



自立・立て掛け

立てた状態で手を放せる、あるいは壁などに立てかけておけるモデルは、一旦掃除機を止めて家具を動かしたりその場を離れたりといったことがしやすく、ストレスなく掃除ができます。



LEDライト・ゴミ感知センサー

ホコリを照らして見やすくするLEDライトやゴミ感知センサーを搭載。ごみの取り残しを減らし、部屋じゅうくまなく掃除できます。



髪の毛が絡みにくいヘッド

長い髪の毛やペットの毛など、ローラーの動きを阻害する毛が絡みにくい、あるいはワンタッチでスルッと取れるように設計されたヘッドを搭載しています。



壁ぎわの掃除に強いヘッド

ヘッドの隅までブラシを搭載、壁ぎわや部屋の隅などのゴミもなぞるだけでしっかり吸い込みます。隙間ブラシに付け替えなくても掃除できる場所が広がります。



家具下の掃除に強いヘッド

本体を水平近くまで倒してもヘッドが浮かない設計で、家具の下の狭い隙間の奥まで届きます。また、屈まなくてもヘッドを差し込める中折れ機構を採用したモデルもあります。



水拭き機能

ゴミ、ホコリを吸引する通常の掃除機としてだけでなく、床にこびりついた汚れや液体汚れもきれいにできる水拭き・モップ用ヘッドが付属したモデルです。



ワンタッチゴミ捨て

ダストカップを手元のボタンで開けることができます。ゴミに手を触れず、ゴミ箱の奥で開けて中身を捨てられるのでホコリも舞いにくく衛生的に使用できます。



フィルター&カップ丸洗い

汚れが溜まるダストカップ、フィルター、ブラシなどが水洗いできます。いつでも清潔に保つことができ、目詰まりなどで吸引力が落ちるのを防ぐことが可能です。



ゴミ収集ドック

充電スタンドに大容量のゴミ収集ドックを搭載。スタンドに戻すたびに掃除機で吸ったゴミを集めておくことでゴミ捨ての回数を減らし、手間が軽くなります。

よくあるご質問


吸込仕事率とは何ですか?
日本工業規格 C9108(電気掃除機)に定められている吸込力の目安で最大値を表示しています。単位はW(ワット)で表示され、その数値が大きいものほど吸引力が優れています。ただし、使用時の集じん力は吸込仕事率以外に吸込具の種類、ゴミのたまり具合や床材の違いなどによって異なります。
吸い込みが弱い。運転が止まる(時間が経つと回復する)。
モーターの過熱を防ぐため自動的に内蔵の保護装置が働き、モーターの運転が自動的に停止したり、弱まったりします。フィルターの目づまりやゴミがいっぱいの状態で使用していないか、吸込口や延長管にゴミがつまっていないかチェックしてください。また、夏季など室温が35℃を超えるときも停止しやすくなります。
フィルターを洗ったら、変な臭いがするようになった。
フィルターの乾燥が十分でないと、臭いが発生します。フィルターをもう一度洗い直し、陰干しで十分に乾燥させてください。
ヘッド(吸口)のお手入れ方法は?
吸込力が弱くなったり、汚れが気になるときはお手入れしてください。また、定期的なお手入れ(月1回程度)をおすすめします。回転ブラシ、ハケ、車輪、空気取り入れ口、回動部にごみが付着していると、床面を傷つけたり、吸込力の低下や故障の原因となります。絡みついたごみを、ピンセットなどで取り除いてください。回転ブラシに絡みついたごみは、ハサミなどで切って取り除きます。
回転ブラシの取り外し・取り付け方や、水洗いできるかは機種によって異なりますので、詳しくは、お使いの機種の取扱説明書をご覧ください。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ



床の皮脂、ザラつきが気になる方におすすめ!ミストで床がサラサラに

パナソニック セパレート型コードレススティック掃除機 ミスト搭載 MC-NX810KM-W
マイクロミスト機能を搭載し、吸引力だけでは取り切れないフローリングの細かい隙間に入った微細なゴミまでお掃除。マイクロミストの効果で床のベタつき、ザラつきまで吸着させて取り除き、床をサラサラにしてくれます。髪の毛がほとんど絡まない「からまないブラシPlus」や、ドックに戻せは自動でゴミを収集してくれる「クリーンドック」なども搭載したハイグレードモデルです。
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高い吸引力と静音性を兼ね備えたモデル

シャープ コードレススティッククリーナー RACTIVE Air STATION EC-XR1
モーター音や振動による駆動音や不快音を低減し、家族がくつろぐリビングでも遠慮なく掃除できます。付属のステーションに戻すと本体に溜まったごみをステーション内の紙パックに自動で収集してくれるので、ごみ捨てやお手入れの手間を軽くすることができます。
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30日間ゴミ捨て不要で手間のかからないモデル

シャークニンジャ Shark EVOPOWER SYSTEM NEO II+ LC501J
3つのセンサーが自動で運転制御し。大きなゴミから細かいホコリまであらゆるゴミをしっかり取り除く優れた掃除性能を実現。自動ゴミ収集ドッグに戻せば、充電しながら本体のゴミを自動収集。面倒なゴミ捨てが月一回になります。
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収納場所を選ばないスタイリッシュなモデル

三菱電機 コードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C
インテリアにマッチする充電スタンドは掃除機を持ち上げずにセットできるためサッと取り外して掃除を始められます。バッテリーも標準モードで約40分と長寿命。充電のたびにスタンドが自動でクリーニングを行い、かつ各パーツの水洗いも可能なのでメンテナンス性にも優れています。
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重量1kgで女性やご年配の方も安心の超軽量モデル

東芝 コードレススティッククリーナー TORNEO cordless VC-CLW33
1kgという驚きの軽さを実現。髪の毛の絡みをおさえた「からみレス自走ヘッド」と合わせてどんな床でもスイスイ掃除できます。また、床から棚、高いところまで手軽に掃除できます。ふとん用ブラシやスキマノズルなどをすべて収納できるスタンドも便利です。
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ハウスダストや花粉を逃しにくい紙パック式モデル

日立 コードレススティッククリーナー かるパックスティック PKV-BK50L
ほこりが舞いにくくごみがこぼれにくい紙パック式。集めたごみを強い吸引力で圧縮するため、パック交換は約4か月に1回でラクラク。押すときも引くときも吸う独自のヘッドで、ごみの取り残しを減らします。
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