【2025年最新】アイロン・衣類スチーマーの選び方 おすすめ8選をご紹介

アイロン・衣類スチーマーの選び方
アイロン・衣類スチーマーの選び方

最終更新:2025/5/25

衣類のシワを伸ばしやズボンの折り目つけに使用する家電「アイロン」。スーツやブラウス、制服など普段着用している方には欠かせないアイテムです。最近ではハンガーに掛けたまま気軽にシワを伸ばせる「衣類スチーマー」も人気。
数あるアイロンや衣類スチーマーの品揃えから、選び方のポイント、おすすめ商品をご紹介いたします。

アイロン・衣類スチーマーのタイプ

衣類のシワを伸ばす時に使う「アイロン・衣類スチーマー」ですが、大きく分けると「スチームアイロン」「ドライアイロン」「衣類スチーマー スチーム専用タイプ」「衣類スチーマー プレス兼用タイプ」の4タイプあります。シワを伸ばしたい衣類や素材、生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。以下にそれぞれの特長をご紹介いたします。

●スチームアイロン
パリッとした折り目をつけたい、まとめてアイロンがけする方に

水のタンクを搭載し、高温の蒸気(スチーム)を利用して衣類のシワを伸ばすことができる「スチームアイロン」。アイロンの重みと手で圧をかけるとことで、Yシャツやスーツのガンコなシワも伸ばせ、ブラウスやニットなどもスチームの力でふんわりと仕上げられます。かけ面が大きいため、一度に多くの衣類をアイロンがけする場合や、大きいシーツやカーテンなどをアイロンがけしたい方におすすめです。

まとめてアイロンがけする方におすすめ「スチームアイロン」

●ドライアイロン
パリッと仕上り、刺繍などにも最適

スチーム機能がなく、シンプルな構造の「ドライアイロン」。綿、麻、絹、ポリエステルなどの化学繊維に向いており、ハリのある仕上げができます。給水タンクが無いので、軽く取り回しやすく、タンクやスチーム穴の手入れがいらないのもメリットです。また、かけ面に凹凸がなく、糸や布が引っ掛かりにくいため、刺繍やパッチワークにも向いています。

刺繍などに最適な「ドライアイロン」

●衣類スチーマー スチーム専用タイプ
立ち上がりが早く、お出かけ前のシワ取りに

高温の水蒸気(スチーム)を吹きあてシワ伸ばすことができる「衣類スチーマー」。スチーム専用タイプはスチーム噴射に特化し、大量のスチームをあてることでハンガーにかけたまま、ガンコなシワも取ることができます。衣類をふんわりと仕上げたい方、アイロン台を出さずに使えるので、外出前などにサッとシワを取りたい方に向いています。また、大量のスチームによる除菌、消臭効果も期待できるため、洗いづらいコートやソファ、クッションのケアにもおすすめです。

ハンガーにかけたままシワをとるのに最適「スチーム専用タイプ 衣類スチーマー」

●衣類スチーマー プレス兼用タイプ
サッとシワ取りも、プレスで折り目つけもできる

「衣類スチーマー プレス兼用タイプ」は、スチームによるシワ取りとアイロンによるシワ伸ばしの両方ができるモデルです。衣類や素材によって使い分けられ、ハンガーに掛けたままでも手軽にサッと使え、アイロン台に広げ、プレスしてシワを伸ばすことも可能です。また、コンパクトなモデルが多く、旅行、出張先になどに持ち運びやすいのもポイント。きっちり折り目をつけることも、ふんわり仕上げることも可能ですが、スチーム専用タイプに比べてスチーム量が少なかったり、スチームアイロンに比べてかけ面が小さいのでシワを伸ばすのに時間がかかったりする点は考慮しておきましょう。

シワ取りも折り目つけもできる「プレス兼用タイプ 衣類スチーマー」

●衣類の量と仕上りでタイプを選ぶ

アイロンをタイプで選ぶマップ スチームアイロン ドライアイロン 衣類スチーマー プレス兼用タイプ 衣類スチーマー スチーム専用タイプ

アイロン・衣類スチーマーの選び方

【ポイント1】コードレスorコードつき

●コードレス
取り回しの良さがメリット

コードレスアイロンは、文字通りコードが無く、専用スタンドに置いてかけ面をあたためてアイロンがけをします。電源コードの長さを気にする必要なく、コードが衣類やアイロン台にかかってしまうことがない、取り回しの良さがメリット。反面、かけ面の温度は使用とともに徐々に下がっていってしまいます。そのため、長時間使用する場合は数分おきに、スタンドに戻す必要があります。

取り回しが良いコードレスアイロン

●コードつき
高温状態を保って長時間使える

コードつきアイロンは、常時通電しているため、かけ面の温度が維持することができ、長時間連続使用できるのがメリット。週末にまとめてアイロンがけする場合や、大きいカーテンなどをアイロンがけする場合に向いています。コードが邪魔になることはあるものの、頻繁にスタンドに戻す必要がないため、コードつきも根強い人気があります。なお、スチームの連続使用時間を維持するため、衣類スチーマーの多くはコードつきです。

高温状態を長時間保てるコードつきアイロン

【ポイント2】かけ面の形状

●平底型
スタンドに戻す必要がなく、すぐ手元に置ける

平底型は、前がとがって後ろが平らなタイプで、1枚アイロンがけが終わったら、すぐに手元やアイロン台の上に置けるのがメリット。そのかわり、後方に動かしたときは布地にアイロンが引っ掛かりやすくなっています。

後ろが平らですぐに手元に置ける「平底型」

●前後対称型
前後スムーズに動かせるので、スピーディなアイロンがけが可能

前後対称型は、前後ともにとがっているタイプ。アイロンの向きを変える必要が無いため、スピーディにアイロンがけが可能。後への動きもスムーズで布に引っ掛かりにくいのもメリットです。反面、立てて置くことはできないので、かけ終わったらスタンドに戻す必要があります。

前後にとがっていてどちらからでもスムーズにアイロンがけできる「前後対象型」

【ポイント3】かけ面の素材

価格帯の高いものほどすべりが良く、高耐久

アイロンのかけ面のコーティング素材は主に「セラミック」「チタン」「フッ素」と、「各メーカーの独自素材」が使われています。独自素材は各メーカーのハイエンドモデルに使われており、すべりやすさや耐久性が高くなっています。メーカー独自素材以外では「セラミック」が優れており、こちらも摩擦が少なく温度が上がるほどすべりが良くなる性質があるため、力をかけずにアイロンがけできます。その後は「チタン」が続き、「フッ素」がもっともリーズナブルな価格帯です。

高価格帯モデルの方が滑りが良くかけやすい

●かけ面の素材別特長

かけ面の素材 すべりの良さ&
耐久性
価格帯 ポイント
独自素材 最高 高め パナソニック「ニッケルコート」や、ティファール「エアーグライドかけ面」といった独自素材でセラミック以上のかけ心地。
すべりが良いと腕に負担もかかりずらいので、アイロンがけ頻度の多い方におすすめです。
セラミック やや高め 摩擦が少なく、温度が上がるほどすべりが良くなるという性質をもったアイロンにピッタリの素材です。
耐久性も高く、価格帯は高めですが、チタン、フッ素とは一線を画すかけ心地です。
チタン 普通 そこそこのすべりと、耐久性で、価格と性能のバランスがとれている素材です。
コストパフォーマンスの高いモデルも多く販売されています。
フッ素 安い 他素材と比べるとすべりやすさは劣りますが、使用頻度がそこまで高くなく、リーズナブルな商品を求める方におすすめです。
キズつきやすいので乱暴な扱いは控えましょう。

【ポイント4】立ち上がりの時間

立ち上がり時間は、電源を入れてからアイロンが熱をもって使用できる状態になるまでの時間です。朝の忙しい時間などにサッとシワ取りをしたいと思う方は、60秒以内を目安にできるだけ早く立ち上がるモデルがおすすめです。なお、アイロンより衣類スチーマーの方が立ち上がりが早く、30秒以内で使用できるモデルも多く販売されています。

忙しい時にサッとシワ取りしたい場合は立ち上がり時間が早いモデルがおすすめ

【ポイント5】スチーム量

スチーム量とは1分間ででどれだけの水蒸気を噴射できるかを示しており、単位は〇g/分で記載されています。スチーム量が多ければ、がんこなシワも伸ばしやすく、広範囲のシワも一気に伸ばせます。15g/分以上のスチーム量があるとすばやくシワを伸ばせるのでおすすめ。また、スチームの持続時間もチェック。細かいシワまでしっかり伸ばしたい方は7分以上持続するモデルがおすすめです。

15g/分以上のスチーム量があるモデルがおすすめ

【ポイント6】重量

アイロンは適度な重さがあると、プレスの圧が強くなるため、キレイにシワを伸ばしやすくなります。シャツやスカートなどにパリッと折り目を付けたい場合は、体重をかけなくてもしっかりプレスできる1kg前後を目安に選ぶのがおすすめ。逆に衣類スチーマーは、ハンガーにかけながらシワを伸ばすことになるので軽量モデルがおすすめ。常に持ち上げながら作業するため、水タンクを満水にした状態で800g以下のモデルを選ぶと腕や手首の負担を抑えることができます。

アイロンは1kg以上あるとパリッと折り目をつけやすく、衣類スチーマーは800g以下の方が負担が少なく扱いやすい

【ポイント7】温度調節機能

衣類にはアイロンがけするときの適切な温度が『アイロン表示』としてタグに記載されています。アイロンがけする際はこの表示に温度帯をあわせてアイロンがけをしないと、衣類を痛めてしまいます。基本的にほとんどのアイロンには「温度調節機能」は搭載されていますが、衣類スチーマーには搭載されてないモデルもあるので、熱に弱いシルクやナイロンなどの衣類をアイロンがけしたい時は注意しましょう。また、スチーム機能を使用する際、高・中温設定時ではスチームがでるが、「低温時はスチームがだせない」といったモデルもあります。デリケートな衣類にもスチーム機能を使いたい場合はこちらもチェックしておきましょう。

衣類の『アイロン表示』タグにあわせて適切な温度でアイロンがけをしましょう

【ポイント8】その他の機能をチェック

アイロンをスチーマーのように使える「ハンガーショット機能」

ハンガーショット

ハンガーショット機能が搭載されていれば、アイロンを衣類スチーマーのようにハンガーにつるしたままの衣類にスチームをあてて、シワを伸ばすことができます。普段はアイロン台の上でしっかり折り目を付けている人でも、お出かけ前にサッとシワ取りや消臭ができる便利な機能です。

どの角度でも水が漏れずスチームが出る「360°スチーム」

360°スチーム

本体をどんな角度に傾けても水漏れせずスチームが出る「360°スチーム」機能。自分の使いやすい角度で使用でき、袖などを引っ張ってシワを伸ばす場合もかけ面が当てやすく、取り回しも良くなるおすすめの機能です。

水垢、目詰まり防止

水垢、目詰まり防止

水タンク内にある抗菌材などが、タンク内の水垢やスチーム孔の目詰まりなどを防止してくれる機能です。

オートオフ

オートオフ

オートオフは一定時間、電源が入っていると自動で運転をオフにしてくれる安全機能です。切り忘れを防止し、火災などの事故を未然に防いでくれるので安心です。




●便利なスペック検索機能をご利用ください

スペック検索機能では、スチーム量、立ち上がり時間などで商品を絞り込むことができます。ぜひご活用ください。
コードレスアイロンのラインアップを見る >
コードつきアイロンのラインアップを見る >
衣類スチーマーのラインアップを見る >

スペック検索PC画面
スペック検索スマホ画面

よくあるご質問


アイロン台は必要?
無くてもアイロンがけは可能ですが、アイロン台を使用する方がより効率的でキレイにアイロンがけを行うことができます。アイロン台の置き場所が取れない場合は、アイロンマットがスペースを取らないのでおすすめです。
衣類スチーマーをハンガーにかけた状態でしか使用しないのであれば、スチームに対応したアイロンミトンがあると細かいシワを伸ばしやすくなるのでおすすめです。
水タンク内の残った水はそのままでもよい?
水タンク内の水は使用するたびに捨ててください。そのままにしておくとカビや雑菌、水垢などが発生し衛生面でも良くなく、故障の原因にもなります。
Tシャツのプリント部分をアイロンがけするには?
Tシャツのプリントに直接アイロンがけをすると、プリントが溶けて剥がれてしまいます。プリント部分には、「ハンカチやあて布カバーを使ってアイロンがけする」「裏面からアイロンがけする」といった方法でアイロンがけ行えます。その際、高温設定は避け、できるだけ短時間で終わらせるようにしましょう。

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おすすめアイロン・衣類スチーマーのご紹介

おすすめコードレスアイロン



・パワフルスチームで厚手の衣類でも強力にシワを伸ばせる

東芝 コードレススチームアイロン 美(ミ)ラクル La・Coo(ラクー) TA-FDX770
59個のスチーム孔からでるパワフルなスチームで衣類にまんべんなくスチームが浸透し、ムラを抑えてしっかりシワが伸ばせます。また、緩やかに歪曲したかけ面形状により、前後左右スムーズなかけ心地で、布に引っかからず全方向ラクに動かすことができます。
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かけ面 スチーム量 注水量
シルバーセラミックコート 13g/分 ※シャワースチームモード(平均) 160ml
立ち上がり時間 ハンガーショット 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
50秒 ※低設定時 103mm×123mm×219mm 0.95kg

・軽くてかけやすく、スタンドもコンパクトで省スペース

パナソニック コードレススチームアイロン ミストグレー NI-QL300
本体約750gの軽量・コンパクトモデル。軽くてかけやすく、先端が見やすいスリムヘッドは、手芸などの細かい作業もしやすくなっています。スタンドも小さくなっているので、省スペースで収納できます。
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かけ面 スチーム量 注水量
シルバーチタンコート 5g/分 80ml
立ち上がり時間 ハンガーショット 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
50秒 95mm×120mm×215mm 0.75kg

おすすめコードつきアイロン



・最高のすべりでガンコなシワも大量の衣類もいっきにアイロンがけ

ティファール アルティメット6828 コード付きスチームアイロン FV6828J0
ティファール史上最高のすべりを実現した「アルティメット6828」は、96個のスチーム孔から最大30g/分のスチームを噴射できるので、分厚い生地のガンコなシワも しっかり伸ばすことができます。また、大きなかけ面は週末などに大量の衣類をまとめてアイロンがけする方にもおすすめです。
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かけ面 スチーム量 注水量
エアーグライド 140g/分 ※ジェットスチーム(最大) 265ml
立ち上がり時間 ハンガーショット 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
- 145mm×155mm×310mm 1.375kg

・コードリール付きで収納しやすいコスパモデル

東芝 コード付きスチームアイロン グレー TA-EV6(H)
コードリール式を採用し、すっきり収納しやすいコードつきアイロン。給排水が簡単なカセット式水タンクやハンガーショットなど便利な機能を搭載。かけ面にはすべりの良いセラミックコートを採用したコストパフォーマンスの高いモデルです。
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かけ面 スチーム量 注水量
エアーグライド 9g/分 80ml
立ち上がり時間 ハンガーショット 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
約1分 ※低温設定 103mm×127mm×232mm 1.1kg

おすすめ衣類スチーマー スチーム専用タイプ



・わずか15秒の立ち上がりで忙しい朝のシワ取りに最適

ティファール アクセススチーム イージー 衣類スチーマー DT7131J0
立ち上がりがわずか15秒で、忙しい朝のおでかけ前にサッとシワを取るのに最適。平均21g/分のパワフルなスチームが連続で7分間使用できるのでガンコなシワも取りやすい。「指ラクおまかせスチーム」機能はトリガーをロックできるの手が疲れにくいのもポイントです。
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かけ面 スチーム量 注水量
ステンレス 21g/分 ※垂直時 150ml
立ち上がり時間 水漏れ防止 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
15秒 - 111mm×258mm×141mm 0.91kg ※水タンクが空時

おすすめ衣類スチーマー プレス兼用タイプ



・お好みで使い方を選択できる4Wayモデル

東芝 4wayコードレス衣類スチーマー La・Coo-S TAS-MX8
コードレス、コードつきでも使える衣類スチーマー。コードレスで取り回しよく使っても、コードつきで連続使用してもOK。ハンガーにかけてシワを伸ばすのはもちろん、セラミックコートのかけ面でアイロン台の上でもしっかりとアイロンがけができます。
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かけ面 スチーム量 注水量
シルバーセラミックコート 11g/分 ※最大 70ml
立ち上がり時間 水漏れ防止 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
50秒 71mm×120mm×176mm 680g

・360°どんな角度でも使える軽量スチーマー

パナソニック 衣類スチーマー カームブラック NI-FS70A
平均15g/分(HIGH設定)のパワフルなスチームを8分間しっかり使える衣類スチーマー。軽量コンパクトかつ、360°どの方向でもスチームが噴射できるから非常に取り回しがしやすく、どんな方にも使いやすいモデルです。
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かけ面 スチーム量 注水量
セラミックコート 15g/分 ※HIGH時(平均) 130ml
立ち上がり時間 水漏れ防止 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
17秒 80mm×130mm×160mm 660g

・プレスアタッチメントでアイロン台を使わずに折り目つけが可能

日立 衣類スチーマー 連続スチームタイプ ネイビー CSI-RX71
はさんでシワ伸ばしができる「プレスアタッチメント」機能を搭載した衣類スチーマー。ハンガーにかけてスチームでシワを伸ばした後はエリや袖口はプレスアタッチメントで挟み込んでプレス仕上げが可能。アイロン台を使わずに、ズボンの折り目つけなどもより手軽にできます。
> 詳しく見る

かけ面 スチーム量 注水量
- 16g/分 130ml
立ち上がり時間 水漏れ防止 寸法(幅×高さ×奥行) 重量
20秒 ※低温設定時 - 180mm×130mm×85mm 約690g

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