【2025年最新】寝室向け加湿器の選び方 静音モデルやおしゃれなモデルなど、おすすめ4選をご紹介

寝室向け加湿器の選び方
寝室向け加湿器の選び方

最終更新:2025/2/2

人は寝ている間も呼吸による水分の放出や皮膚からの水分蒸発によって乾燥します。特に乾燥しやすい秋~冬にかけては寝室にも加湿器を設置して、就寝中の乾燥を防ぐのがおすすめ。
数ある加湿器の中から、寝室向け加湿器の選び方のポイント、おすすめモデルをご紹介いたします。

寝室に加湿器を置くメリット

乾燥を防いで風邪や肌のトラブルを予防する

冬の時期、朝起きたときに「喉がカラカラ」「鼻がムズムズする」「肌がつっぱっている」といったことはないでしょうか?このような症状を感じていいる場合は空気の乾燥が原因かもしれません。乾燥した空気は、肌や喉の潤いを奪い、バリア機能を低下させてしまいます。その結果、風邪をひきやすくなったり、肌が乾燥してカサカサになったりすることがあります。
そのため、秋~冬にかけては、就寝中の乾燥を防ぐためにも寝室に加湿器を設置するのがおすすめです。
一般的に、室内の湿度は40~60%程度に保つことが推奨され、湿度が適切に保たれると、肌や喉の乾燥を防ぎ、風邪予防や肌トラブルの予防、静電気の発生、アレルギー症状の緩和も期待できます。
また、適切な湿度は肌寒さも緩和し、快適な睡眠環境を作ることができます。

寝室の加湿器

寝室向け加湿器の選び方

【ポイント1】加湿方式を選ぶ

【スチーム式】

水を沸騰させたスチームで加湿する方式。水を沸騰させるため、雑菌が繁殖しにくく、もっとも衛生的です。

・寝室で使う際のメリット・デメリット
〇:加湿スピードが速い(特に加湿器近く)
〇:雑菌が繁殖しにくく衛生的
〇:お手入れが比較的簡単
×:常にお湯を沸かすので電気代が高め
×:機種によっては吹き出し口のヤケドに注意
×:お湯の沸騰音がする

スチーム式加湿器の加湿イメージ

【ヒータレス式(気化式)】

水を含ませたフィルターにファンで風をあて、水を気化させる方式。加湿スピードはゆっくりですが、ヒーターを使用しないため、電気代が控えめ。人気の加湿空気清浄機の加湿方式はほとんどがヒータレス式を採用しています。

・寝室で使う際のメリット・デメリット
〇:つけっぱなしでも電気代が控えめ。
〇:吹き出し口が熱くならず安全
〇:窓が結露しにくい
×:加湿スピードはゆっくり
×:モーターやファンの音が気になる場合も
×:定期的なフィルターの手入れが必要

ヒータレス式加湿器の加湿イメージ

【ハイブリッド式(温風+気化式)】

水を含ませたフィルターに温風をあて、水を気化させる方式。スチーム式のように高温にならず、温風で気化させる分ヒーターレス式より加湿スピードが速くなっています。

・寝室で使う際のメリット・デメリット
〇:広範囲への加湿スピードが速め
〇:吹き出し口が熱くならず安全
〇:窓が結露しにくい
×:気化式と比べると電気代がかかる
×:モーターやファンの音が気になる場合も
×:定期的なフィルターの手入れが必要

ハイブリッド式(温風+気化)加湿器の加湿イメージ

【超音波式】

水を超音波の振動によって霧状の粒子にし、加湿する方式。他の方式が水蒸気(水が気体になったもの)を出すのと異なり、小さな水の粒をそのまま空気中に飛ばしているためメンテナンスを怠ると水に含まれた雑菌が飛散するおそれがあります。

・寝室で使う際のメリット・デメリット
〇:本体の価格帯、電気代が安め
〇:音が静か
〇:コンパクトなモデルが多い
×:雑菌の繁殖や放出を招きやすい
×:頻繁なお手入れが必要
×:本体周りが濡れやすい

超音波式加湿器の加湿イメージ

【ハイブリッド式(ヒーター+超音波式)】

加温した水を超音波の振動によって霧状の粒子にし、加湿する方式。超音波式より加湿効率を向上させたモデルです。

・寝室で使う際のメリット・デメリット
〇:音が静か
〇:コンパクトなモデルが多い
〇:超音波単独モデルより雑菌が繁殖しにくい
×:定期的なお手入れが必要
×:ヒーターがあっても雑菌が繁殖すると空気中に放出される
×:本体周りが濡れやすい

超音波式(ヒーター+超音波)加湿器の加湿イメージ

【ポイント2】寝室の広さで選ぶ

寝室の広さに合わせて、加湿量を決める

適切な加湿量はお部屋の広さと、お家が木造建築か、鉄筋コンクリートかで変わります。加湿量の数字が大きいほど広い部屋が加湿できる加湿能力が高くなります。加湿能力が足りないと、湿度が上がるまで時間がかかったり、湿度が十分に上がらなかったりするので、以下の加湿量に応じた適用畳数を参考にしてください。
また、選ぶ際には実際の畳数よりワンランク上のモデルを選ぶと、加湿スピードが上がるのでおすすめです。

加湿量 適用畳数
木造和室 プレハブ洋室
(コンクリート)
200ml/h 3畳 6畳
300ml/h 5畳 8畳
400ml/h 7畳 11畳
500ml/h 8.5畳 14畳
600ml/h 10畳 17畳

加湿器は寝室の広さに合わせて選ぶ

【ポイント3】タンク容量で選ぶ

睡眠時間分の連続加湿ができるモデルがおすすめ

加湿量の単位「ml/h」は、1時間で加湿できる水分量を表しています。そのため、タンク容量4L(4000ml)で加湿量が400ml/hのモデルの場合は10時間連続加湿ができる計算になります。それを踏まえて、寝室に置く加湿器は、睡眠時間として8時間程度は連続加湿できるタンク容量をもったモデルを選ぶと良いでしょう。さらに、湿度設定できるモデルだと、就寝中の加湿しすぎも防げるのでおすすめです。

8時間の連続加湿時間があれば、就寝時の吸水の手間なく便利

【ポイント4】静音性で選ぶ

●就寝中に使う場合は静音モード搭載機種がおすすめ

寝室で使用する加湿器は運転音も重要なポイント。音の大きさはdB(デシベル)という単位で表記されます。寝室で使うなら運転音が30dB以下になるモードが搭載されているモデルがおすすめ。なお、気化式はファンやモーター音、スチーム式はお湯を沸かすボコボコといった音がしますが、超音波式はほぼ無音なのでどのモデルを選んでも大丈夫です。

騒音レベル(dB) 音の目安 音の感じ方
70dB 騒々しい事務所や街頭 うるさい
60dB 普通の会話、掃除機
50dB 静かな事務所、エアコンの室外機 日中は気にならない
40dB 図書館、静かな住宅街
30dB ささやき声、鉛筆で書く音 静か
20dB 木の葉のすれあう音、蛇口の水滴

ほぼ無音の超音波式加湿器

【ポイント5】お手入れのしやすさ

加湿器はこまめなお手入れが大切です。特に給水タンクのトレーに発生しやすい、水アカには注意。ほおっておくと雑菌、黒カビなど原因になり、発生したまま加湿すると、蒸気などとともに室内に雑菌を放出してしまう可能性があります。加湿器を選ぶ際は、トレーや給水タンク、フィルターなどの洗いやすさもチェックしておきましょう。
また、雑菌の繁殖を抑制する「加湿器の除菌剤」も有効です。

加湿器はお手入れしやすさも大事

【ポイント6】おすすめの機能

●湿度設定

湿度設定機能付きなら、加湿能力の高いモデルを使用しても、加湿しすぎることなく、快適な湿度を保てます。また、適切な湿度になれば運転を弱めるため、電気代の節約にもつながります。

快適な湿度を保つ湿度設定機能

●タイマー機能

OFFタイマーを設定しておくことで、加湿器を一晩中つけておくことでの加湿しすぎや、切り忘れ防止になります。ONタイマーも設定できるモデルなら起床時間にあわせて運転を開始するといったことも可能です。

加湿しすぎや切り忘れを防ぐタイマー機能

●チャイルドロック

小さい子どもやペットがいるなら、チャイルドロック機能も便利。勝手に電源を入れたり、設定変更したりするのを防げます。スチーム式は特に注意が必要で、勝手に電源を押されるとヤケドの原因になることもあり、チャイルドロックがあることで安心して使用できます。

小さい子どもやペットがいても安全に使えるチャイルドロック

●アロマ機能

加湿と同時にアロマが楽しめるモデルならば、お部屋にお気に入りの香りを広げてリフレッシュ。さらに、リラックス効果のあるアロマを使えば、心が落ち着き、安眠効果も期待できます。

アロマ効果でリフレッシュ

よくあるご質問


加湿器は寝室のどこに置くとよい?
出来るだけ寝室の中央付近で、サイドテーブルなど床から1m程度の高さがあるものの上に置くと、水蒸気が全体に拡散し、効率的に加湿できるのでおすすめ。窓や壁のすぐ横は結露、カビの原因に。電化製品や本棚の近くも、故障や傷みの原因になるので避けましょう。
お手入れを怠るとどうなる?
お手入れを怠ると水垢がつき、そのまま放置すると臭いや黒カビの原因になります。黒カビが発生してしまうと、加湿器を使った際に水蒸気と一緒にカビの胞子が部屋に蔓延し、アレルギー症状や、室内にカビの発生を招いてしまう可能性があります。水換えは毎日、フィルター等は1~2週間に1回は洗うようにするのが良いでしょう。また、発生予防に専用の除菌剤、お手入れにはクエン酸などを使うと効果的です。

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寝室向けおすすめ加湿器のご紹介

・使い捨てトレイカバーとフィルターで使用シーズンのお手入れ不要

ダイニチ 気化ハイブリッド式加湿器 木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳 500ml/h HD-RXT524
使い捨てトレイカバーの使用で、水垢の付着しやすい水受けトレイのお手入れが不要。フィルターも従来のお手入れして長期間使用できるものと、使い捨てタイプから選択可能。トレイカバーと使い捨てフィルターを使えばシーズン中のお手入れがほぼ不要になります。また、電気代を抑えるエコ運転や、湿度設定など必要な機能が揃った高機能モデルです。
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加湿方式 畳数目安:コンクリート 畳数目安:木造 最大加湿量
ハイブリッド式(温風+気化) 14畳 8.5畳 570ml/h(ターボ時)
タンク容量 自動運転(湿度設定) 消費電力 寸法(幅×奥行×高さ)
5L 170W(ターボ、最大)
12W(eco、最大)
375mm×175mm×375mm

・55℃以下のスチームなので安全。温度&湿度センサーで快適加湿

三菱重工 roomist スチームファン蒸発式加湿器 木造和室10畳/プレハブ洋室17畳 600ml/h SHE60XD
小さいお子様やペットがいても安心な55℃以下のスチームで加湿できる加熱式加湿器。温度と湿度をチェックするWセンサーを搭載。お部屋の温度、湿度の状態から加湿を自動でコントロールしてくれます。
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加湿方式 畳数目安:コンクリート 畳数目安:木造 最大加湿量
スチーム式 17畳 10畳 600ml/h(Hi運転)
タンク容量 自動運転(湿度設定) 消費電力 寸法(幅×奥行×高さ)
4L 440W(最大) 221mm×297mm×308mm

・洗うパーツを最小限に抑えた、清潔でおしゃれな超音波加湿器

リズム時計 超音波式加湿器 プールレス 加湿器 MIST 350 9YYA29RH08
洗いずらい本体側トレーなどに水が入らない構造にしたプールレス超音波加湿器。カビの原因になる雑菌が繁殖しにくく、4つのパーツを洗うだけなのでお手入れが簡単。タンク乾燥機能も搭載しているのでより雑菌が繁殖しにくくなっています。また、Autoモードで湿度を40~60%に調節してくれるので、快適な空間を維持できます。
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加湿方式 畳数目安:コンクリート 畳数目安:木造 最大加湿量
超音波式 10畳 6畳 350ml/h(ブースター有)
タンク容量 自動運転(湿度設定) 消費電力 寸法(幅×奥行×高さ)
2.2L 45W(Hi)
34W(Low)
256mm×256mm×333mm

・おしゃれなスリムデザインに湿度設定機能を搭載

ライフオンプロダクツ 上部給水超音波式加湿器 Premium WOOD LCAHF009
インテリアに馴染む木目調がおしゃれなスリムデザイン超音波加湿器。湿度コントロール機能が付いているので、設定した湿度を自動でキープするように自動運転。上部吸水タイプなので、タンクを持ち運びせず手軽に吸水可能です。
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加湿方式 畳数目安:コンクリート 畳数目安:木造 最大加湿量
超音波式 7畳 4畳 250ml/h(強運転)
タンク容量 自動運転(湿度設定) 消費電力 寸法(幅×奥行×高さ)
2.5L 25W(強運転)
17W(弱運転)
174mm×174mm×350mm

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