【2025年】ベビーカーの選び方 安全で快適なお出かけにおすすめの4選をご紹介

ベビーカーの選び方
ベビーカーの選び方

最終更新:2025/3/18

赤ちゃんとの安全で快適なお出かけにはベビーカーが欠かせません。
A型やB型、3輪バギーといったベビーカーのタイプによる違いや、赤ちゃんの月齢・ライフスタイルに合わせた仕様や機能など、ベビーカーに関する疑問にお答えします。
赤ちゃんの乗り心地とママ・パパの使いやすさのバランスから、最適なベビーカーを選びましょう。

チャイルドシートの選び方


【ポイント1】乗せる月齢・体重から選ぶ

お子様の月齢や大きさによって、おすすめのベビーカーは変わってきます。対象月齢の長いモデルを使い続けることもできますが、安全性能重視のモデルから持ち運びのラクなモデルへというように、成長に合わせて買い替えることでより快適なお出かけを楽しむこともできます。

●生後1カ月~6カ月

生後1カ月から6カ月くらいは、首が据わっていないため、寝かせた状態で使えるベッド型・リクライニング機能付きのクッションがしっかりしたタイプが最適です。

●生後7カ月以降

首が据わる生後7カ月ごろからは、座り姿勢で使用することが多くなります。体も大きくなるので、この頃から使うベビーカーは適応体重15kg以上がおすすめです。






【ポイント2】ベビーカーのタイプから選ぶ

ベビーカーは一般財団法人製品安全協会によって定められたSG基準に基づいて、大きく分けてA型・B型の2種類に分類されています。出産後は、慣れない赤ちゃんのお世話に追われるので、出産準備中にA型ベビーカーの購入について検討することをおすすめします。

●A型ベビーカー
A型ベビーカーは生後1カ月からすぐに使い始めることができます。リクライニング角度がほぼ水平に近く、首が据わる前の赤ちゃんも身体に負担のかからない姿勢で乗せることができます。また、振動や衝撃を和らげる機能も充実しています。安定性や保護性能が高い分サイズは大きく重くなり、価格も高めです。
最初は後ろ向き、大きくなってきたら前向きに変更できる両対面タイプと、前向きのみの背面タイプがあります。

●B型ベビーカー
B型ベビーカーは赤ちゃんの首や腰が据わり、おすわりがちゃんとできるようになる生後7カ月頃から使えるセカンドベビーカーです。A型ベビーカーよりもコンパクトでお手頃なので、赤ちゃんが周りのものにどんどん興味を持ち始める時期は、外の景色を見たり感じたりできる快適なB型ベビーカーへの買い替えがおすすめです。

●3輪ベビーカー
A型ベビーカーのうち、前輪がひとつの3輪タイプです。前輪の幅がスリムになるため、カーブやターンも小回りがきき、スムーズな走行ができます。また、タイヤに空気を入れたエアタイヤを採用したものはクッション性がよく、赤ちゃんに伝わる振動も軽減。快適な走行性にこだわったベビーカーです。

●2人乗りベビーカー
双子や年子など年の近いきょうだいの育児には二人乗りベビーカーが便利です。横並びに座らせるタイプと、前後に座らせるタイプがあります。前後タイプはそれぞれ対象年齢が異なる場合がある点は確認注意が必要です。




【ポイント3】主な行動範囲や移動手段で選ぶ

●電車・バス
電車やバスでの移動が多い場合、比較的軽量で楽に折りたためるタイプのベビーカーがおすすめです。改札をスムーズに通れるかチェックしておくとより利用しやすくなります。

●自家用車
チャイルドシートも併用する事になるため、トランクや後部座席に収納できるか確認しましょう。ハイポジションタイプならベビーカーとチャイルドシート乗せ換えもラクになります。

●徒歩
家の近所や公園などがメインという場合は、デコボコ道でも走行性の高いベビーカーが適しています。買ったものや荷物を入れられるように、シート下のカゴが大きいと便利です。


【ポイント4】安全・快適機能で選ぶ

赤ちゃんの安全・安心

●クッション性能

まだ首や腰が据わらない時期から使用するベビーカーは特に、頭と体をしっかり包んで守るクッション性能、タイヤから伝わる振動を抑えるサスペンション性能を重視して選ぶようにしましょう。

●暑さ対策

ベビーカーの中は空気がこもりやすいため、通気性の確保と体感温度を下げる機能を備えたモデルを選んで、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしましょう。

●丸洗い対応

日々のお手入れのしやすさも大切です。赤ちゃんの肌に触れる部分を取り外して洗濯機で洗えるタイプなら、いつも清潔に保てます。

●ハイポジション

座面を高くすることで、赤ちゃんを地面の輻射熱や埃から守ります。親にとっても乗せ降ろしがしやすく、赤ちゃんとの距離も近づくので安心です。

●幌

A型ベビーカーは足まですっぽり入る大きな幌を装備したモデルが増えています。大きなメッシュで外が見えるモデルや遮音性にも優れたモデルなどもあります。

ママ・パパの快適性

●タイヤの種類・サイズ

ダブルタイヤは接地面が多いため溝や段差に強く、シングルタイヤは車輪が重いため方向転換の際に安定感があります。また、タイヤの直径が大きいほど大きい段差も乗り越えやすくなります。

●オート4輪

進行方向に合わせて常に後輪側をロックする機構を搭載。シートの向きにかかわらず、ふらつかず安定した走行が可能です。両対面タイプにはぜひ欲しい機能です。

●マグネット固定ベルト

マグネットによって素早く装着、外すときもワンタッチ。赤ちゃんがぐずったりじっとしてくれない時も、あっというまにベビーカーに乗せられます。

●荷物カゴ

買い物袋やマザーズバッグをしまう荷物カゴ。容量だけでなく、前後どちらからも使える、買い物カゴがそのまま入るなどの使いやすさもチェックしましょう。

●片手開閉・自立設計

バス・電車をよく利用するなら、開閉のしやすさは特に重要。抱っこしていてもラクに畳める、手を放しても倒れないなど、ストレスなく使えるモデルを選びましょう。

国内メーカーのベビーカーは「SG基準」に適合しているモデルをおすすめします。
折り畳み機構などに指をはさみこまない構造や各部の強度、耐久性を規定しており、SGマークの貼られたベビーカーは厳しい安全基準をクリアしています。また、万が一製品に欠陥があり、それを原因とする人的損害が生じた場合の賠償制度設けられています。
同様に「CEマーキング(EU加盟国)」、「ASTM規格(アメリカ)」、「BS規格(イギリス)」など海外メーカーもそれぞれ安全基準が設けられているため、選ぶ際の大切なポイントになります。

よくあるご質問


ベビーカーに赤ちゃんを乗せていいのは何時間まで?
世界保健機関(WHO)により出されたガイドラインにより、寝姿勢での使用は2時間まで、座り姿勢の場合はA型・B型とも1時間までとされています。
ベビーカーのお手入れの方法は?
シートやベルトなどは、外して洗濯できるモデルがほとんどです。しばらく使わない期間がある場合は、ベビーカーのクリーニングを利用するのも有効です。
また、長く使っていると車輪の動きが悪くなることもあります。定期的に周囲のホコリや汚れを歯ブラシなどで取り除くとともに、車輪に潤滑油を差すことをおすすめします。
ベビーカーの寿命は?
ベビーカーの標準使用期間は「新規購入後5年」です。標準使用期間を経過した場合、材料の経年劣化により本来の性能を果せず危険を招くおそれがあります。また、標準使用期間内であっても何か不調や違和感に気づいたときは、不測の事態に備えて使用をお控えください。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ



最高クラスの振動吸収性能でしっかり守る

コンビ スゴカル エッグショック LA
[A型ベビーカー 両対面式 対象月齢:生後1カ月~36カ月頃まで 体重15kg以下]

最高クラスの振動吸収性能を持つエッグショックが頭をしっかり守り、ダッコシートでお尻をサポートして快適な姿勢を保ちます。マグネットを採用したバックルはスピーディかつラクにベルト装着・調整が可能です。
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小回りが利いて街中の移動や買い物が快適

アップリカ スムーヴプレシャス AB
[A型ベビーカー 3輪 対象月齢:生後1カ月~36カ月 体重15kg以下]

段差もラクラク越えられる大径タイヤを採用した3輪モデル。59cmのハイシートで地面の熱やホコリを遠ざけ、背もたれの通気口で風通しも良いため、快適な環境を維持できます。
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真横にも動くのでエレベーターや電車に乗りやすい

アップリカ マジカルエアーフリーAB
[B型ベビーカー 対象月齢:生後7カ月~36カ月 体重15kg以下]

ハンドルレバーを握ると後輪のロックが外れ、4輪ともフリーに。真横にスッと動くので、位置を調整したい時に切り返したり持ち上げたりする必要がありません。3.9kgと軽量、片手でかんたんに開閉できます。
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4歳頃まで使えるゆとりのあるシートサイズ

CTP JAPAN サイベックス オルフェオ
[B型ベビーカー 対象年齢:生後1カ月~4歳頃まで 体重22kg以下]

コンパクトな本体に、子どもを素早く乗せられる機能を搭載。2アクションで3分の1程度のサイズに折りたためるため、車や玄関に置いても邪魔になりにくく、どこへでも持って出かけられます。
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