ウェーバー ガスグリル レシピ&調理レポート(1) - 丸鶏と根菜
レシピ&調理レポート(1) 「丸鶏と根菜」
ガスグリルと聞いて、青いガスの炎で食材を炙るようなイメージをお持ちではありませんか?
肉を食べることに本気であるアメリカの人たちが、そんなやり方で調理をするはずはありません。ウェーバーのガスグリルは、効率的な熱伝導を第一に考えた構造。炎を食材にあてるのではなく、対流させる熱で理想的な調理を可能にしてくれます。
最初にチャレンジするのは、ご家庭のキッチンでは難しい丸鶏。キャンプならばダッジオーブンを使って、炭の扱いに長けた方がつきっきりで仕上げるバーベキューの王様のような料理ですが、ウェーバーのガスグリルならいとも簡単にできてしまうのです。ジューシーな鶏の旨味を余すところなく受け止めるのは、しっかり火の通った根菜。このグリルを手にした悦びを堪能するには、こんな料理がぴったりです。
材料
※丸鶏はお肉屋さんやスーパーなどで注文しておくと、入手しやすいようです。
作り方

Step 1
にんじん、じゃがいも、たまねぎ、サツマイモなどの根菜を角切りにします。細かすぎない程度に食べやすいサイズにしておくのがオススメ。少々不格好でも、まったく問題ありません。

Step 2
Step 1で角切りした野菜にオリーブオイル、にんにく、塩こしょう、ハーブで下味を付けておきます。このお野菜が、あとでたっぷりと鶏の脂を吸い込んで美味しくなるわけです。
★ワンポイント:
塩は鶏にたっぷりつけるので、お野菜の下味は軽めでOK。お野菜本来の味を楽しみましょう。

Step 3
根菜を「#6731 [丸鶏用インフュージョンロースター]」の周辺部に並べ、ロースターの真ん中にある穴にビールを入れます。さらにグレープフルーツを絞る。これがお肉をジューシーに仕上げてくれるんですね。
★ワンポイント:
香り付けのグレープフルーツが効きます。ビールの部分は、ワインやシェリー酒などにも変更できます。

Step 4
丸鶏を「#6731 [丸鶏用インフュージョンロースター]」に差し込み、オリーブオイル、塩こしょう、にんにく、ハーブで下味をつける。
★ワンポイント:
下味は、鶏の表面によく擦り込むようにして。しっかり味がついたほうが美味しいので、お塩はたっぷり多めにどうぞ。

Step 5
グリルの蓋には温度計がついていて、ガスグリルだから温度調節が簡単。あらかじめグリル内を200度に設定しておき、準備した鶏をグリルに入れたら約1時間じっくりと焼きます。ホントにあとは待つだけでいいのです。これがすごい。
★ワンポイント:
鶏の大きさによっては40分程度で大丈夫です。鶏の内腿部に温度計を差し込んで74℃に届いていればOK。

Step 6
焼きあがったら蓋を開けて取り出し、20分間ほど休ませます。こうすることで肉汁がなじみ、美味しく仕上がるわけです。(休ませる時間は焼き時間の30%が目安)
鶏の脂をすべてお野菜が受け止めて、しんなり仕上がっていますね。
テーブルに出した途端にたちのぼる歓声。お肉をほぐして口に運べば、再びこだまする歓声。鶏って、どうしてこんなに美味しいのでしょう。その旨味を吸った根菜がまた堪らない味なのです。この味を求めて人が集まるホームパーティの様子が目に浮かびますね。ウェーバーのガスグリルを手にするときには、この「#6731 [丸鶏用インフュージョンロースター]」も絶対に忘れてはいけませんよ。
ウェーバーガスグリル/食欲の秋、先取り実践レポート
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