ウェーバー ガスグリル レシピ&調理レポート(2) - スモークポーククラックリング

レシピ&調理レポート(2) 「スモークポーククラックリング」

ウェーバーのグリルは蓋のついた構造。効率的な熱循環を実現するものですが、煙が出ないということもポイントなのです。ということは燻製を作ったり、お肉にちょっと香り付けをするのもお手の物。これを楽しまない手はありませんね。

選んだのは安くておいしい、みんなが大好きな豚肉。豚バラのブロックを用意して、ウェーバーのグリルだからできる料理にトライしてみましょう。表面はパリッパリ、中がじゅわっとジューシーなポーククラックリングです。熱を閉じ込める分厚いグリルボディの構造が、この焼き上がりを可能にします。

材料

皮付き豚バラ肉
1kg
適量
こしょう
適量
チリパウダー
適量

作り方

Step 1

豚バラ肉の皮側に下味をつけます。皮のみに浅く切り目を入れ、塩こしょう、チリパウダーをよくすりこみます。

★ワンポイント:
下味はここだけ。適量より少し多めに味付けましょう。チリパウダーだけでなく、ガーリックパウダーやパプリカパウダーも美味しくなります。

Step 2

スモークに使う「ウッドチップ」は、 あらかじめ30分程度水につけておきます。しっとりと湿ったアップルチップを水から取り出して、「#7576 [ステンレススチール製スモーカーボックス]」に入れて、グリル内に置く。

そう、ケースに入れて置くだけなんです。スモークがこんなに簡単にできていいのでしょうか。やったことのある方ならお判りかと思いますが、スモークチップを程よく燻らせるというのは結構難しいんですよね。

Step 3

皮を上にしてグリルに入れます。温度は高めの250度以上に設定。このように温度調節が簡単で、かつ高温で調理できるのがウェーバーガスグリルの本領ですね。豚は脂が多いので炭火の上では炎があがって焦げてしまいがちですが、このグリルならその心配はご無用。滴る脂が熱源に影響を与えず、綺麗に流れていってしまう構造になっています。

Step 4

強火のまま30分焼いたら、火を弱めて30分。バラ肉の脂は程よく流れ、外側はカリカリに仕上がりました。スモークで燻された色合いも美しいですね。写真では伝わりませんが、香ばしいかおりが食欲をそそります。

★ワンポイント:
弱火の時間を伸ばすと余分な脂肪も落ち、更にお肉がホロホロになっていきます。

少しお肉を休ませたら、いざカット。カリカリの食感としっとりとした脂身のハーモニーは、ちょっと体験したことのない一品です。食べやすい大きさにカットしてテーブルに出せばパーティのおつまみに最高ですね。スモーキーなフレーバーも食欲をそそり、ビールやワインがどんどんすすんでしまいそうです。

ウェーバーガスグリル/食欲の秋、先取り実践レポート