メディアインテグレーション Media Integration
Tassman 4 [ソフトウェアシンセサイザー スタンドアロン対応]

メディアインテグレーション Media Integration Tassman 4 の 商品概要

• 無限の可能性を秘めたモジュラー・システム

  モジュール・ライブラリーには、アナログシンセだけでなく、アコースティック楽器の構成要素をモデリング可能なオブジェクト、インストゥルメントが含まれています。Tassmanには50種類のパッチ済みインストゥルメントと1000種類以上のプリセットが収録されているので、インストールしたその日からお楽しみいただけます。クラシックなアナログシンセサイザーやFMなどモジュラー・シンセサイザーらしい音源をはじめ、リアルで表現力にあふれたアコースティック楽器もたくさん用意されています。ドラム、クロマティク・パーカッション、エレクトリック・ピアノ、オルガンから弦楽器まで、それぞれモデルになった楽器の各パーツのふるまい方を再現して組み合わせるフィジカル・モデリング方式なので、サンプル・ベースの音源とは比較にならないほど微妙なニュアンスを表現することができます。

• Tassman 4の新機能

  【アウトプットステージ】ホストシーケンサーのクロックにシンク可能なピンポン・ディレイ、リバーブとオーディオ・レコーダー。再生、レコーディング設定は簡単に調整できます。
  
  【パフォーマンス・モードの追加】シンセ、プリセット、エフェクト、MIDIマップ情報を統合したパフォーマンスの保存、読み出しが可能になった。スタイル、楽曲から、ライブツアーの名前まで、必要なカテゴリーで分類、保存ができます。
  
  【ライブラリーの追加】米国ILIO社の協力のもと、ハリウッド関係の作曲家など現場の要望を生かしたプリセットを多数追加。ダンスミュージックから映画音楽まで、クリックひとつで「使える」サウンドを呼び出すことができます。
  
  【オーディオ・インプット・プロセシング機能の追加】Tassmanのシンセエンジンを、エフェクターとして使用可能。声、生ギター、ドラムループに、Tassman 4のアコースティック・レゾネーターをかけるなど、クリエイティブなプラグインエフェクトとして活用することができます。
  
  【アルゴリズムの強化】 アコースティック・オブジェクトを洗練させることで、再生音のクオリティが向上します。

• フィジカル・モデリングについて

  フィジカル・モデリングは、物理学の法則に基づいて、各物質のふるまい方とその共振現象を解析・再現していきく手法ですが、Tassmanも楽器の各パーツのふるまい方をリアルタイムに数学的に計算することでサウンドを生み出しています。つまり、サンプリングされた波形は一切使わずに、各パラメターが受け取る情報をCPU上でリアルタイムに演算することで音を生成しているのです。

• Tassmanビルダーとは？

  インストゥルメントは、TassmanライブラリーのモジュールをTassmanビルダー上でパッチングすることによってつくられます。モジュールにはインプット/アウトプット端子があり、これらをバーチャルワイヤーで接続します。パッチングしたモジュールは保存し、モジュールライブラリーに置くことができます。Tassmanビルダーでつくられたインストゥルメントは短いText ファイルとして保存されるので、友人または他のユーザーとのやり取りも簡単に行うことができます。

• Tassmanプレイヤーとは？

  インストゥルメントが完成したらTassmanプレイヤーを呼び出します。TassmanプレイヤーはTassmanビルダーでつくられたファイルを解析し、自動的にインターフェースをつくり、特定のインストゥルメントに適応したコードを計算します。フロントパネル上のそれぞれのモジュールは、ハードウェアシンセサイザーの形状に似せてあるので簡単に使用できます。画面上のすべてのコントロールは、マウスで動かせます。また外部のMIDI コントローラーとリンクさせて使用することもできます。ステップシーケンサー、アプトプットステージのレコーダーを併用すれば、グルーブマシンのように使用して、この再生音をAIFF/WAVオーディオファイルとして書き出すこともできます。

メディアインテグレーション Media Integration Tassman 4 の商品スペック