ヤマハ YAMAHA
Soavo（ソアヴォ）シリーズ 3ウェイフロア型スピーカー 1本 ブラウンバーチ Soavo-3(MB)

ヤマハ YAMAHA Soavo（ソアヴォ）シリーズ 3ウェイフロア型スピーカー 1本 ブラウンバーチ Soavo-3(MB) の 商品概要

• 想像力をかき立てる本物の「音」が最高の贅沢になる

  ヤマハのSoavo〈ソアヴォ〉シリーズ。それは楽器づくり一世紀、スピーカーづくり半世紀の歴史を背景に、ヤマハ社が再び世に問うこれからのピュアオーディオ・スピーカーシステムです。Soavo〈ソアヴォ〉が目指したのは、CDやアナログディスクのみならず、スーパーオーディオCDやDVDオーディオも含むすべてのソースにおいて音楽を奏でる才能を持ったスピーカーであること。そのために、振動板素材からキャビネットの構造に至るまで伝統を重んじながらも、既成概念にとらわれないスタイルが生み出されました。目を閉じて、その美しい歌声に耳を傾けるとき、久しく忘れていた音楽への熱情が心の奥でふたたび目を覚ますのを感じることでしょう。
  
  Soavoとは、イタリア語で「優美な」を意味する「Soave」と、「歌声」を意味する「Voce」とを組み合わせた新しい言葉。われわれにとってもっとも身近な楽器とも言える「歌声」をイメージした命名はこのスピーカーが楽器のファンダメンタルからディーバの唄声まで、「音楽そのもの」をリアルに表現するために生まれたことを象徴しています。

• 音楽に導かれた必然のスタイリング

  リビングルームに立つ瑞々しい樹木。 Soavo〈ソアヴォ〉シリーズのデザインワークを担当したインダストリアル・デザイナーの喜多俊之氏は、見る角度によってまったく異なる表情を見せるこのスピーカーの豊かな存在感を、樹木が持つ生命力と多様性に喩えました。ただひとつとして平行面を持たないSoavo〈ソアヴォ〉のキャビネットは、内部の定在波と回折現象をもっとも効果的に拡散・低減し、原音再生に欠かせない響きと剛性のバランスをも高度にコントロールする、音響設計上の必然から導き出されたもの。頭頂部へ美しく嵌め込まれたアルミダイキャスト製のバッフルプレートが、ツィーターまわりの不要共振を抑えるアンカーの役割を果たしながら、その独創的な面構成をさらに際立たせます。そして緻密な木目を持つ天然バーチ材の風合いを活かした品格ある外装仕上げは、これから何年もの間、音楽を奏でる最高のファニチュアとして、聴く歓びと持つ歓びを存分にもたらすことでしょう。

• 3ウェイ・シングルウーファー構成の大型フロアシステム「Soavo-3」

  Soavo- 3は、伝統的な2ウェイ・ブックシェルフの俊敏さと音像定位、そしてフロア型3ウェイならではの豊かなスケール感をバランス良く兼ね備えた、3ウェイ・シングルウーファー構成の大型フロアシステムです。音の密度と情報量を極めたユニットを全面的に採用するとともに、キャビネット構造にも綿密なチューニングを加えることで、従来のフロア型スピーカーでは再現の難しかった「軽やかで深みのある」中～低音再生を追求。これまで2ウェイ・ブックシェルフを愛用されてきた方にこそお試しいただきたいピュアオーディオ志向、ワイドレンジ志向のフロア型HiFiスピーカーです。

• さらなる密度と情報量を求めたユニット群

  Soavo-3に搭載の16cmウーファーと13cmミッドレンジ、DC-ダイヤフラムツィーターは、さらなる音の密度と情報量を求めたユニットに進化しました。まずウーファーは、120mm径のストロンチウム・フェライトマグネットによる強力な磁気回路を搭載したSoavo-2用をベースにヨーク形状を改善し、独クルトミューラー社製ソリッドゴムサラウンドを新たに採用するなどの改良を実施。またネオジウムマグネット採用のミッドレンジは、0.4mm厚の薄型新形状コーン、ウーファーと共通のクルトミューラー社製ソリッドゴムサラウンドなどを採用し、振動系コンプライアンスと剛性とのバランスをより高次元に追求しました。一方ツィーターは、ミッドレンジとの音の一体感をさらに高めるため、従来のフェライト外磁型からネオジウム内磁型へと磁気回路を全面改良しています。これと同時に、ユニット組み立て精度の向上、非防磁化による部品点数や接着剤の削減、コイルの真円度向上（ツィーター）といった製造上の改良も実施しています。

• 軽やかで深みのある低音を実現する緻密な音質チューニング

  Soavo-1と共通のフロア型キャビネットに各ユニットをゆったりと配置したSoavo-3独特の表情は、従来のフロア型システムではなかなか聴くことのできなかった「軽やかで深みのある」中～低音再生を実現するためのキーポイントです。低音エネルギーがミッドレンジやツィーターに影響を与えず、なおかつキャビネットの不要共振をもっとも抑えたクリアな低音が得られる理想の一点。その中心にウーファーをマウントすることで、２ウェイ・ブックシェルフとフロア型3ウェイの魅力を兼ね備えた新しい低音が生まれました。さらに、前面の木製フレアポートもこれに合わせた新形状とし、結果として吸音材の使用量も減少させることで、豊かな情報量とナチュラルな響き、ディープ＆タイトな低音の魅力をバランス良く兼ね備えることに成功。またネットワーク部にも、Soavo-2と共通の英ICW社製フィルムコンデンサーを採用するなど、ヴォーカル帯域の密度感とリアリティを重視したファインチューニングを実施しています。

ヤマハ YAMAHA Soavo（ソアヴォ）シリーズ 3ウェイフロア型スピーカー 1本 ブラウンバーチ Soavo-3(MB) の商品スペック