井出醸造
甲斐の開運 甘口純米吟醸 朱華色 12.5度 300ml [日本酒]

井出醸造 甲斐の開運 甘口純米吟醸 朱華色 12.5度 300ml の 商品概要

• 甲斐の開運の歴史

  甲斐の開運醸造元「井出醸造店」は1700年創業の醤油醸造が前身です。
  井出家十六代 與五右衞門が富士山標高850mの冷涼な気候と豊富に涌き出る清冽な水に着目し、1850年より酒造りを始めました。
  江戸末期 皇女 和宮の婚姻と同時期に清酒製造を始めた為、それにちなんで『開運』と命銘し、その後『開運正宗』として長期間親しまれていましたが、昭和60年より『甲斐の開運』を正式名として現在に至っています。

• 富士山伏流水仕込み

  甲斐の開運で使用している水は、全量富士山の伏流水です。
  富士山は川の無い山としても有名で、冬期に降り積った雪が溶けても流出せずに山の内部へと吸いこまれ、その水は溶岩層を通り、数十年の歳月を経て北麓のこの地へと湧き出します。
  どの酒蔵でも一番苦労するのが仕込みに使用する水ですが、当蔵は溶岩層が天然のろ過層の役目を果たしてくれている為、ろ過をする必要もなく、またふんだんに溢れ出ているので水が枯れるという心配もないので恵まれた環境での酒造りと言えます。

• 甲斐の開運 甘口純米吟醸 朱華色 について

  2019年5月1日から令和の新しい時代に入りました。
  この元号「令和」は初めて万葉集から引用したとの事、万葉の時代のお酒に思いをはせると、きっと甘いお酒が珍重されたと想像できます。
  現代と違い砂糖のような人工的な甘い味の乏しい古の時代、甘いお酒は人々に好まれたことでしょう。そんな昔を思いながら醸しました。
  また、一つのお蔵で全く違うタイプのお酒を造るという日本酒の製法の興味深い一面をご紹介できる特徴的なお酒です。

井出醸造 甲斐の開運 甘口純米吟醸 朱華色 12.5度 300ml の商品スペック