シャトー・ディケム Chateau d'Yquem
【限定】イグレック ド ディケム 13.5度 750ml フランス/ボルドー

シャトー・ディケム Chateau d'Yquem 【限定】イグレック ド ディケム 13.5度 750ml フランス/ボルドー の 商品概要

• シャトー・ディケムの辛口

  貴腐ワインの最高峰「シャトー・ディケム」がつくる辛口の白。毎年、極少量しか生産されないワインで、オークの樽による芳醇な芳香が素晴らしいワインです。
  2020年は春に雨が多く、夏は極端に乾燥した暑いヴィンテージになりました。ブドウの生育サイクルが早く、収穫はイグレック史上最も早い8月13日から開始されました。収穫はソーヴィニヨン・ブランから始まり、8月13日～8月19日の間に完璧な状態で行われました。
  味わいに見事なバランスをもたらす、酸を豊かに表現すべく、収穫のタイミングは完璧に見極めて実施しました。味わいに膨らみを持たせるセミヨンの収穫は、完熟のピークを見極め8月27日に実施しました。2020年のブレンドはソーヴィニヨン・ブラン75％、セミヨン25％です。
  イグレック 2020には、厳格な骨格があり、白コショウ、花梨、杏子の核、ローズマリー、麦わら、フェンネルといった複雑な風味があり、食欲をそそられるような上質な味わいが感じられます。ボルドーが誇る最高峰の素晴らしい白ワインです。

• イグレック

  シャトー・ディケムが年間生産量わずか1万本で限定生産する辛口白ワインY（イグレック）は、極めて希少なワインで、ソーテルヌで最も偉大なテロワールが育むシャトー・ディケムと同じ畑、同じブドウ樹から収穫されます。栽培手法はシャトー・ディケムと同じく細部まで拘りのある徹底したもので、収穫や醸造手法が異なります。イグレックは、ディケムの収穫が終わった後、畑に残ったブドウから作られていたワインでした。畑に残ったブドウは、貴腐菌の影響を受けつつも潜在アルコール分は15％未満で、非常に希少なワインが出来ます。生産量は限られ、1959年の初ヴィンテージ以来、特定の年にだけ造られていました。
  
  イグレックが、そのユニークな個性を残しつつも転換期を迎えたのは1996年以降で、偉大なモダン白ワインに欠かせないフレッシュな味わいとシャープな酸味を引き出すことにより、時代の流れに合ったモダンな辛口白ワインへと華麗な進化を遂げてゆきました。2004年からイグレックは毎年生産されるようになり、今では収穫期の始めに決められた区画からソーヴィニヨン・ブランを収穫することで、よく熟したブドウを一定量確保しています。セミヨンは、ブドウが完熟し貴腐菌が表れ始めたばかりの果皮がピンク色になる束の間のタイミングを見計らって収穫されます。

• ■テクニカル情報

  産地：ソーテルヌ地区/AOCボルドー
  畑面積：113ha
  土壌：小石・砂利・粘土質
  品種：ソーヴィニヨン・ブラン75％、セミヨン25％ アルコール：14.5％
  残糖：5g/L
  pH：3.20
  総酸量：6g/L
  【栽培】
  必要最低限の有機肥料のみを使用し、年に2度手作業で耕作。ブドウの熟成を最大限引き出すため厳しく収量制限し、ブドウ樹1本あたりほんの僅かな数を残して新芽を摘み取り、夏季剪定では、日光が差し込む東側に生えるブドウ樹の葉を丹念に摘み取って豊富な日射量を確保します。
  
  【収穫】
  収穫の始めに決まった区画からソーヴィニヨン・ブランを収穫。よく熟した実を一定量確保します。セミヨンは、ブドウが完熟し貴腐菌が表れ始めて果皮がピンク色に色づいた頃合いを見計らって収穫。タンニンが円やかになり、豊かなアロマを引き出すのにベストなタイミングを見極めます。
  
  【醸造】
  優しく丹念に圧搾した後、一定の温度に管理しながら澱引きし、アルコール発酵。発酵の最終段階とシュールリー熟成は新樽率20％のバリックを使用し、定期的にバトナージュを施しながら1年間熟成。テイスティング後に最終ブレンド比率を決定。

シャトー・ディケム Chateau d'Yquem 【限定】イグレック ド ディケム 13.5度 750ml フランス/ボルドー の商品スペック