パール Pearl
Pearl クラシックシリーズ ドラムスティック オーク 110AC

パール Pearl Pearl クラシックシリーズ ドラムスティック オーク 110AC の 商品概要

• Length（長さ）：398mm/Short （短い）

  チップからグリップエンドまでのスティック全長を指し、長さに応じて重さや重心位置が変わることにより、パワー、スティックスピードやリバウンドの感覚、そして楽器までのリーチなどに影響を与えます。
  短めのスティックは軽量であることと、ストロークの際のチップに掛かる遠心力も小さめで、ショット時のパワーも抑えられ、さらにスティックから伝わるダイレクト感が強い一方で、細かなフレーズなどでの音量やニュアンスのコントロール性に富んでいるため繊細な表現に向いています。

• Diameter（太さ）：14.5mm/Normal （標準）

  スティックの太さとは、主にグリップ～ショルダー部までの太さ（直径）を指し、太さの違いによりスティックの重さやグリップ感が異なり、音色にも影響を与えます。
  スティックの直径がラインナップ中、中間程度のものは、比較的幅広いドラマー層や様々なプレイスタイルに対応。細すぎず、太過ぎないスティックは、結果的にバランスよくホールドできることになり、スティックスピードも無理なく稼ぐことができ、ドラムセット各パーツへの移動時にも有利です。

• Tip Shape （チップ形状）/Barrel（樽型）

  チップはドラムヘッドやシンバルなどに直接触れる、スティックの中で最も重要なポイントで、主に大きさ（面積）、形状（角度）の違いにより音色やダイナミクス、リバウンドなどが変化し、奏法を通じて多彩な表現力を引き出します。
  Barrel（樽型）チップは、Round（球型）チップと比べて、縦に押し潰した俵のような形状で、「四角型」「樽型」ともいわれます。チップ側面がそれほど長くないため音の粒を揃えやすく、安定したサウンドや音色、そしてリバウンドの素直さを好む方向けです。
  接地面積がボールタイプに比べて広く、ドラムの打面に対して"面"で当てることができるので、音が太く、よりパワフルに鳴らしやすい特性を持っています。
  一方、平らな面と丸い面を使い分けることで、角度によって接地面積が異なり、響きに変化を与えることも可能。スティックコントロール次第で多彩な音色を引き出せます。

• Taper （テーパー）/Medium（標準）

  テーパーはスティックのショルダーからチップの根本（ネック）までの形状を表し テーパーの長さや傾斜の違いによりスティックの重心が定まり、リバウンドの具合に大きな影響を与えます。
  スティックには重心があり、その位置によってスティックの振り心地やリバウンドの感触が変わってきます。また、同じ長さ、同じ太さでもスティックのテーパーの違いによって重心やバランスは変わります。
  テーパーのカットの程度が中間のものをノーマルテーパー（ミディアムテーパー）と呼び、初心者の方にもクセがなく、あらゆる場面で安定して演奏が可能。様々なストロークにも取り組みやすいタイプです。
  
  Material（素材）/Oak（オーク）
  ドラムスティックに使用される素材は、ドラムやシンバル等を効率よく適切なダイナミクスで演奏できるもので、何より耐久性が求められます。そして、密度、しなりや感触、さらにはスティック自体の鳴りまで素材ごとに違いがあります。
  使用される材はジャパニーズオーク（ナラ材）とよばれる、家具やフローリングに使われる、精悍な木目を持つ強靭な材で、ドラムスティックとしてはヒッコリーに比べややウェイトの大きいパワフルなタイプです。
  比較的重めで硬く、耐久性は抜群。重みを生かしたハードなストロークでは音圧を得やすく、パワフルなサウンドを発揮します。ずっしりとした重量感によりロックやハードな音楽など激しいパフォーマンスでよく使われるほか、練習用スティックとしても採用される個性豊かな素材です。

パール Pearl Pearl クラシックシリーズ ドラムスティック オーク 110AC の商品スペック