ヴィックファース VIC FIRTH
American Custom Series ドラムスティック SD4 COMBO ヒッコリー VIC-SD4

ヴィックファース VIC FIRTH American Custom Series ドラムスティック SD4 COMBO ヒッコリー VIC-SD4 の 商品概要

• Length（長さ）：404mm/Normal （標準）

  チップからグリップエンドまでのスティック全長を指し、長さに応じて重さや重心位置が変わることにより、パワー、スティックスピードやリバウンドの感覚、そして楽器までのリーチなどに影響を与えます。
  Normal （標準）は、楽器へのリーチやリバウンド具合、ストロークのしやすさ、そしてパワーや操作性などにおいて全てがバランスよく得られる長さに設定されています。

• Diameter（太さ）：13.8mm/Slim（細い）

  スティックの太さとは、主にグリップ～ショルダー部までの太さ（直径）を指し、太さの違いによりスティックの重さやグリップ感が異なり、音色にも影響を与えます。
  ドラマーの体格や手の大きさはドラマーごとに様々なため、演奏しやすい最適な太さ（スティックの直径）も異なりますが、スティックを操作する上で言えば、太く感じるか細く感じるかは持ちやすさに直結します。
  直径がスリムなほどスティック自体の重さが軽くなり、サウンドも軽快になります。細めのスティックをグリップする際は、手や指をタイトに保つ傾向になり、音量をコントロールした演奏や繊細な音が出しやすいといった特徴があります。

• Tip Shape （チップ形状）/Barrel（樽型）

  チップはドラムヘッドやシンバルなどに直接触れる、スティックの中で最も重要なポイントで、主に大きさ（面積）、形状（角度）の違いにより音色やダイナミクス、リバウンドなどが変化し、奏法を通じて多彩な表現力を引き出します。
  Round（球型）チップと比べて、縦に押し潰した俵のような形状で、「四角型」「樽型」ともいわれるBarrel（樽型）チップは、側面がそれほど長くないため音の粒を揃えやすく、安定したサウンドや音色、そしてリバウンドの素直さを好む方向けです。
  接地面積がボールタイプに比べて広く、ドラムの打面に対して"面"で当てることができるので、音が太く、よりパワフルに鳴らしやすい特性を持っています。
  一方、平らな面と丸い面を使い分けることで、角度によって接地面積が異なり、響きに変化を与えることも可能。スティックコントロール次第で多彩な音色を引き出します。

• Taper （テーパー）/Medium（標準）

  テーパーはスティックのショルダーからチップの根本（ネック）までの形状を表し テーパーの長さや傾斜の違いによりスティックの重心が定まり、リバウンドの具合に大きな影響を与えます。
  スティックには重心があり、その位置によってスティックの振り心地やリバウンドの感触が変わってきます。また、同じ長さ、同じ太さでもスティックのテーパーの違いによって重心やバランスは変わります。
  テーパーのカットの程度が中間のものをノーマルテーパー（ミディアムテーパー）と呼び、初心者の方にもクセがなく、あらゆる場面で安定して演奏が可能。様々なストロークにも取り組みやすいタイプです。
  
  Material（素材）/Maple（メイプル）
  ドラムスティックに使用される素材は、ドラムやシンバル等を効率よく適切なダイナミクスで演奏できるもので、何より耐久性が求められます。そして、密度、しなりや感触、さらにはスティック自体の鳴りまで素材ごとに違いがあります。
  メイプルはドラムスティックとしては比較的軽量ながら、硬く、密度が高い特性を持ち、とりわけシンバルの美しく繊細な音色など、明るくやわらかな独特な響きを引き出すのに効果的な素材です。
  Vic Firthの厳しく、徹底した湿度管理がされたメイプル材だけを使用し、曲がりなどの変形の少ない特性によりスティックコントロールのスムーズさは抜群です。控え目な音量でもツブ立ちがよく、繊細なサウンドを引き出すことができるのがAmerican Custom Seriesの特徴です。

ヴィックファース VIC FIRTH American Custom Series ドラムスティック SD4 COMBO ヒッコリー VIC-SD4 の商品スペック