ユニバーサルミュージック
奴隷に捧げるレクイエム　 カルロス・サイモン DECCA-485 2939 [クラシックCD 輸入盤]

ユニバーサルミュージック 奴隷に捧げるレクイエム　 カルロス・サイモン DECCA-485 2939 の 商品概要

• 収録曲

  カルロス・サイモン：奴隷に捧げるレクイエム
  I. invocation
  II. lord have mercy (let us go)
  kyrie
  interlude (Issac ran away)
  to be in that number
  III. we all found heaven
  IV. grant them rest
  interlude (i got shoes)
  remember me (spoken word interlude)
  V. remember me
  light everlasting interlude
  VI. light everlasting
  deliver me (spoken word interlude)
  VII. deliver me
  VIII. gloria
  IX. shine upon them
  X. in paradisium (into paradise) ashe
  
  light everlasting (solo piano version)
  in paradisium (instrumental version)
  we all found heaven (instrumental version)

• 演奏

  カルロス・サイモン（ピアノ）
  Hubニューミュージック、MK Zulu（トランペット）、Marco Pave（スポークン・ワード）

• 人種差別に立ち向かう、語り合う場となる音楽へ、作曲家が思いを込めたアルバム
  アメリカの作曲家カルロス・サイモンが様々なジャンルに属する作品《奴隷に捧げるレクイエム》をリリースします。この作品は1838年ジョージタウン大学により奴隷として売られた男女、子供272人の話の記憶に捧げる音楽です。
  “ラップ・オペラ”として書かれたこの作品に、カルロスはアフリカ系アメリカ人の黒人霊歌と慣れ親しんだカトリック礼拝のメロディを込めました。カルロスのピアノとHubニューミュージックとのアンサンブル演奏に、スポークン・ワードのMarco Pave、トランペットのMK Zuluが参加しています。
  カルロスはケネディ・センターに招聘されている作曲家として活動し、2021年には「スフィンクス・オーガニゼーション」より「Sphinx Medal of Excellence」を授与されました。現在ジョージタウン大学のアシスタント・プロフェッサーでもあり、《ワシントン・ポスト》紙の「2022年注目の作曲家」にも選ばれました。
  「作曲家として、私は今の時代の問題について語り合う場として音楽を利用したいと思っています。私が関わるプロジェクトは常に、なかなか話を聞いてもらえない人たち、誤って伝えられている人たち、社会から疎外されている人たちの話をすることが目的なのです」―カルロス・サイモン
  「私はデッカ・ファミリーの一員となり、ついにこのプロジェクトをリリースできることを大変うれしく思っています。私が望んでいるのは、奴隷に売られた男女、子供たちに栄誉を授けることだけでなく、組織的な人種差別がまだ私たちの社会に存在していることに気づくことです」―カルロス・サイモン
  2020年ミネソタ州で起き、世界中で抗議が広がったジョージ・フロイドさん殺害事件。フロイドさんに捧げるため、カルロスはミネソタ管弦楽団より《brea(d)th》と題した大作の委嘱を受けています。この作品は、マーク・バムティ・ジョゼフによる台本で、2023年5月に世界初演される予定です。