chateau doisy daene
レ・ゼトワール・ド・ドワジー・デーヌ 750ml フランス/ボルドー [デザートワイン]

chateau doisy daene レ・ゼトワール・ド・ドワジー・デーヌ 750ml フランス/ボルドー の 商品概要

• シャトー・ドワジ・デーヌ

  1855年に2級に格付けされたドワジーデーヌは、1924年からデュブルデュー家が所有し、ジョルジュ（1924-1948年）、ピエール（1949-1999年）、ドゥニ（2000-2016年）へと継承され、今はジャン・ジャックとファブリスがこのグラン・ヴァンの生産を受け継いでいます。昔は5ヘクタールの畑で、ドゥニの父ピエールが15ヘクタールまで土地を広げました。隣には1級シャトーのシャトー・クリマンがあり、10ヘクタールをここから買い足しました。近年、クリマンとクーテの間の3ヘクタールを新たに購入し計18ヘクタールを所有。4世代に渡りピュアで繊細なフィネス溢れる卓越したワインを作り続けています。
  
  栽培と醸造の知識と技術をもって世界で活躍する醸造コンサルタントは、現代のワイン産業を根本から動かしていると言って過言ではありません。中でも世界的なコンサルタントとしてワイン界にひときわ強い影響を及ぼしてきた白ワインのスペシャリストがドゥニ・デュブルデュー教授です。
  デュブルデュー教授は、白ワインの醸造の専門家の中でもトップクラスで、醸造における科学の重要性を世に知らしめました。「ボルドー白ワインの法王」と呼ばれ、その功績を高く評価されてきました。1987年からボルドー大学の醸造学部で教鞭をとり、酵母、アロマ、膠質（こうしつ）に関する研究を続ける傍ら、同時に家族のワインビジネスを受け継ぎ、学業を極めながらシャトー・レイノンの最高責任者として当初問題をかかえていたシャトー・レイノンのワインをアペラシオン内でも最高のクオリティを持つ格別なワインへと成長させました。
  デュブルデュー家は代々ワイン造りの名門として知られ、ソーテルヌ、グラーヴ、キャデラック・コート・ド・ボルドーに計135ヘクタールの5つのワイナリーを運営しています。この由緒ある家族経営のワイナリーは、年間約60万本のワインを生産し、そのうち60％が輸出され、40か国で愛飲されています。初代ピエールは、1794～1945年まで伝説的なヴィンテージワインで名声を博し、2代目のジョルジュは約50年にわたりワイン造りのエスプリを継ぎ、3代目のドゥニは、白ワインの醸造で不動の評価を確立しました。
  2016年にデュブルデュー教授が享年67歳でその生涯を閉じると、息子のファブリスとジャン・ジャックがデュブルデュー家のドメーヌを受け継ぎ、長男のジャン・ジャックがマーケティングやプロモーションを手掛ける一方、次男のファブリスは技術マネージャーを務め、デュブルデュー家に代々伝わるワイン作りのノウハウと伝統的味わいを守り抜いています。

• レ・ゼトワール・ド・ドワジーデーヌ

  「ドワジーデーヌの星達」と名付けられたこのワインは、バルサックの粘土・石灰岩土壌に見られる星形の石灰岩（エトワール）に名前の由来を持ちます。世界の石灰岩土壌の80％はフランスに集中しており、オー・バルサックでは石灰岩質土壌が大部分を占めます。ドワジーデーヌのワインの持つエレガンスは、この石灰岩土壌の恩恵を大いに受けています。このワインは、この格別な土壌にスポットを当てた銘柄であると同時に、3世代にわたるデュブルデュー家の先代の当主たちへのオマージュでもあります。

• テクニカル情報

  ●産地：ソーテルヌ地区オー・バルサック（AOCバルサック）
  ●品種：セミヨン91％、ソーヴィニヨン・ブラン9％
  ●味わい：甘口（白）
  ●土壌：多孔質な石灰岩の母岩の上に粘土質の砂が層を成す。
  ●醸造：3～6回に分けて手摘みで選別しながら収穫。ゆっくり時間をかけて圧搾し、木樽（4年毎に新樽に入替）で発酵させ、定期的にルモンタージュと澱引きを繰り返しながら9ヶ月樽熟成。瓶詰前にステンレスタンクで更に9ヶ月熟成。

• コメント

  柔らかな味わいのワインですが、デュブルデュー家ならではのピュアなスタイルも感じられます。酒齢の若いうちは濃厚さが際立ち、数十年は熟成の効く熟成力の高いワインです。
  開栓後も適切な環境下で保管すれば3週間は保管が効きます。牡蠣などの塩気のある食事とも相性が良く、食前酒、カクテル・ディナー、食後のデザート代わりになど様々な場面でお楽しみいただけます。

chateau doisy daene レ・ゼトワール・ド・ドワジー・デーヌ 750ml フランス/ボルドー の商品スペック