シャトーラリヴォー Ch. Lariveau
【限定】 シャトー ラリヴォー2017 750ml フランス/ボルドー [赤ワイン]

シャトーラリヴォー Ch. Lariveau 【限定】 シャトー ラリヴォー2017 750ml フランス/ボルドー の 商品概要

• シャトー・ラリヴォーの紹介

  ボルドーのシャトーワインの魅力は、何世紀にもわたり卓越したテロワールから上質なワインを生産していることだけでなく、個々のシャトーの持つ歴史もその魅力の1つです。現在でも世界中の多くのワイン愛好家に愛飲されている理由は、ラリヴォーのように4世紀以上もその個性を守り続けていることにあります。
  シャトー・ラリヴォーは、1580年代よりシャトーを所有する一族の女性たちが代々当主を務めてきました。現在は、子孫のベランジェール・テスロンが女当主となり、昔ながらの伝統の味わいを守り抜いています。
  シャトーは、オー・メドックとサン・テステフの境界線に程近いシサック・メドックのコミューンにあり、ラフィット・ロートシルトに隣接する自社畑は、シャトーをとり囲む3区画の畑から成り、2区画は粘土質の下層土を持つ砂利質土壌で、残り1区画は粘土・石灰岩質の土壌を持ちます。
  雨の多い時期に地中にしっかりと水分を蓄えておくことが出来るため、干ばつや水不足に強いという特性を持ちます。シャトーの植樹比率の6割を占めるメルロにとっては、特に理想的な土壌です。

• テクニカル情報

  ・産地：ボルドー左岸地区シサック・メドック村（AOCオー・メドック） 栽培面積：19ha
  ・品種：メルロ54％ カベルネ・ソーヴィニヨン29％ プティ・ヴェルド9％ カベルネ・フラン8％ 、Alc：13％前後
  ・平均樹齢：29年 土壌：粘土質の下層土に砂利が連なる2区画/粘土・石灰岩土壌の1区画
  ・醸造：フレンチオーク（新樽20％、1年物の樽80％）で14ヶ月熟成 醸造担当者：エリック・ボワスノ

• コメント

  ラリヴォーは女性的でエレガントなスタイルを持つワインです。メルロが柔らかな口当たりと円やかさを与え、カベルネ・ソーヴィニヨンがしっかりとした骨格とフルーティな果実味、カベルネ・フランがエレガンス、プティ・ヴェルドがしっかりとした色味とタンニンを添えます。赤スグリのアロマとオーク由来の煙草の葉、リコリス、甘いスパイスの香りが特徴的です。
  芳醇な果実味とシルキーで柔らかなテクスチャーを湛えた骨格の良いミディアムボディ。ヴェルヴェットのような質感を湛えたややスパイシーな後味が長い余韻を生みます。赤身の肉、ジビエ、ヤギのチーズ、ダークチョコレートなどと抜群の相性です。

• 2017ヴィンテージ情報

  4月の春霜によりボルドー全体で例年の約50％の収量減となりましたが、品質に関しては非常に優れた年となりました。温暖で乾燥した冬の影響で生育期の始まりが早く、前年より10日早く開花を迎えました。
  夏は前年同様の暑さとなりましたが干ばつは見られず、霜の後の畑の手入れが比較的容易かったと殆どの栽培家が言います。これは、生育が早く霜の影響を受けた区画と、生育が遅く霜害をさほど受けなかった区画にはっきり別れたためです。収穫も例年より早まり、収量は少ないものの、カシスやスグリのような果実のアロマを湛えた上質の赤ワインが造られました。

• 各評価誌

  ・パーカーポイント：86点 2020年5月17日 リサ・ペロッティ・ブラウン（飲み頃：2020～2027年）
  深みのある紫がかったガーネット色。キルシュ、レッドカラントのゼリー、カシスのアロマにブーケガルニや大地のニュアンスが感じられる。味わいはエレガントさと爽やかさを兼備したミディアムボディで、バランスの良いくっきりとした後味が印象的。
  ・ワインスペクテーター：89点 2020年3月31日 （飲み頃：2020～2024年）
  深みのあるスグリやプラムのアロマにメスキート（マメ科の常緑低木）とアニスのニュアンスが溶け合う。エイジュ（ツツジ科の常緑低木）の風味が後味に残る。とても瑞々しく、エネルギーに溢れたワイン。
  ・ヴィノス：88点 2019年12月アントニオ・ガッローニ （飲み頃：2020～2027年）
  大胆で、心地良い素朴さが感じられる。タバコ、グリルしたハーブ、スパイス、お香のアロマがアクセントを効かせている。
  ・ジェームズ・サックリン：88-89点 2018年4月5日
  フレッシュで直線的な味わいが特徴的。見事な躍動感と果実味を湛えている。

シャトーラリヴォー Ch. Lariveau 【限定】 シャトー ラリヴォー2017 750ml フランス/ボルドー の商品スペック