Brilliant Classics ブリリアントクラシックス
シュナイダー：４つのフルート・ソナタ　２枚組 BRL-97060 [クラシックCD 輸入盤]

Brilliant Classics ブリリアントクラシックス シュナイダー：４つのフルート・ソナタ　２枚組 BRL-97060 の 商品概要

• 収録曲

  Disc. 1
  
  フルート・ソナタ ヘ長調 Op.61
  1. 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
  2. 第2楽章 ラルゲット
  3. 第3楽章 アレグレット
  
  フルート・ソナタ ホ短調 Op.35
  4. 第1楽章 アレグロ・コン・スピリト
  5. 第2楽章 スケルツォ
  6. 第3楽章 アンダンテ コン モト
  7. 第4楽章 ロンド・アレグレット・アッラ・ポラッカ
  
  Disc. 2
  
  フルート・ソナタ ト長調 Op.33
  1. 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
  2. 第2楽章 ラルゲット・コン・エスプレッシオーネ
  3. 第3楽章 スケルツォ
  4. 第4楽章 フィナーレ．アレグレット
  
  華麗な大ソナタ ニ長調 Op.19
  5. 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
  6. 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
  7. 第3楽章 スケルツォ
  8. 第4楽章 フィナーレ．プレスト

• 演奏

  ダニエレ・ルッジェーリ（フルート）、ルイージ・カゼッリ（ピアノ）

• 初期ドイツ・ロマン派の知られざる良作
  カール・マリア・フォン・ヴェーバーと同年生まれの初期ドイツ・ロマン派作曲家によるフルート・ソナタの世界初録音。現代ではほとんど忘れ去られているヨハン・クリスティアン・フリードリヒ・シュナイダー(1786-1853)は、ライプツィヒ大学で学んだのちピアニストとして活動し、1811年11月28日にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番を初演。翌1812年にはライプツィヒの聖トーマス教会のオルガニストとなり、1821年にはデッサウの指揮者に任命。1824年にはニーダーライン音楽祭の音楽監督を務め、自作のオラトリオ「南風」を初演するなど精力的で、7曲のオペラ、4曲のミサ曲、6曲のオラトリオ、25曲のカンタータ、23曲の交響曲、7曲のピアノ協奏曲、ヴァイオリン、フルート、チェロのためのソナタ、ピアノやオルガンのための器楽作品、そして数多くの声楽曲など、数多くの作品も作曲しています。
  　1838年のドイツの批評でもシュナイダーを「現存するドイツ音楽界の巨匠の一人」と評していますし、このフルート・ソナタの出来栄えから判断しても、なぜシュナイダーの名前が世間から消え去ってしまったのか不思議ですが、名前が一般的過ぎたことも関係あるかもしれません。
  　シュナイダーは最初の3つのソナタを4楽章形式で作曲し、それまでのフルート・ソナタのイメージを、可憐な変奏曲やオペラ的テーマの寄せ集めから脱却させることで、画期的な作品を生み出しています。
  　ブックレット（英語・12ページ）には、演奏のルッジェーリによる解説などが掲載。