ESSJ-90317 アンダーカレント + 4 ビル・エヴァンス & ジム・ホール [SACDハイブリッドソフト]
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エソテリック ESOTERIC
ESSJ-90317 アンダーカレント + 4 ビル・エヴァンス & ジム・ホール [SACDハイブリッドソフト]

エソテリック ESOTERIC
長い年月を経て、今なお聴き褪せることのない、初Super Audio CD ハイブリッド化された不滅のデュオ。蘇った音質のなか、十二分に音楽的な対話を楽しみながら、静謐な演奏の中に秘められている、燃えるようなメランコリーに注目!
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メーカー:エソテリック
販売開始日: 2025/12/13
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エソテリック ESOTERIC ESSJ-90317 アンダーカレント + 4 ビル・エヴァンス & ジム・ホール の 商品概要

  • ESOTERIC ならではのこだわりのSuper Audio CD ハイブリッド・ソフト

    オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいているESOTERIC による名盤復刻シリーズ。
    発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまでカタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSD マスタリングし、世界初のSuper Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。
    今回はユナテッド・アーティスツの名盤から、アナログ時を代表する名演・名録音をSuper Audio CD ハイブリッドで発売いたします。
  • ジャズにおけるデュオ・アルバムの頂点に君臨する至高の1 枚

    リリースされてから60 年以上、いまだに聴き褪せることのない不滅のデュオ作品『アンダーカレント』の初SuperAudio CD ハイブリッド化です。50 年代半ばからその語り口、コード進行、ハーモニーで独自の表現をしていたビル・エヴァンス、ジャズ・ギターのスタンダードな道を常に歩みながら、少しずつ着実に変化をしながら音楽的ダイナミズムと繊細な感性を磨いていったジム・ホール、両者の協調とちょっとした刺激、凌ぎ合いが理想的なデュオとして、ここに展開されている一大傑作です。
    ビル・エヴァンス(1929.08 - 1980.09)とジム・ホール(1930.12 - 2013.12)によって62 年4 月から5 月にかけて吹き込まれた『アンダーカレント』は、ふたりのミュージシャンのもっている繊細な歌心、ロマンがこぼれるような抒情性、知的に洗練された即興が見事なインタープレイに昇華された“特別な”デュオ作品です。ジャズ・コンボの最小フォーマットでもあるデュオ演奏。プレイヤーの個性が赤裸々に出るデュオという形式を借りて、2人はそれぞれの持ち味を発揮しながらも十二分に音楽的な対話を楽しんでいるようにも見えます。静謐な演奏の中に秘められている、燃えるようなメランコリー。これまでジャズの世界で多くのデュオの名品が生まれてきているものの、本作は60数年の時の流れを超えてなお、デュオ・アルバムの頂点に君臨する至高の1 枚になっています。
  • 最盛期に突然訪れた不幸に直面し、その後の活動を模索し始めたビル・エヴァンスと円熟期に入ったジム・ホールとの音楽性が合致した邂逅

    クラシック音楽の印象派にも通じる斬新なハーモニー感覚とともに、この頃ビル・エヴァンスはピアノ・トリオというフォーマットに革新をもたらす新しい表現スタイルを確立していきました。ベーシストのスコット・ラファロ、ドラマーのポール・モチアンと一緒に生み出された新しいピアノ・トリオの響き。とくにラファロのベースは従来のリズム・キープという役割だけでなく、まるでホーン・プレイヤーのようにベースを歌わせながらエヴァンスのピアノに絡みついて、スリリングな感情の交感を聴かせていきます。そして不朽の名盤『ワルツ・フォー・デビー』と『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』というライヴ・アルバムが生まれました。しかしその収録の直後、ラファロは61 年7 月に交通事故のために25 歳の若さで突然に世を去ってしまいます。かけがえのない相棒を失ったエヴァンスは、しばらくはピアノをさわる気になれないほど失意の日々を送りました。半年ほどが過ぎた頃、活動を再開したエヴァンスは、トリオだけでなくソロ・ピアノやコンボ演奏を含めて、さまざまなフォーマットへのチャレンジも行うようになります。本作が吹き込まれた62 年春は、まさにエヴァンスが未知の冒険に向けて意欲をもち始めた時期だったのです。
    ジム・ホールもビル・エヴァンス同様50 年代半ばから活動し、61 年末からはソニー・ロリンズのクァルテットに加わって演奏していました。ピアノのいないクァルテットで伴奏を含めいろいろな役割をこなしながら彼は大きな成長を遂げたように思われ、これを契機に音楽的にも一段階スケールの大きなミュージシャンになっていきました。そうした円熟期に入ろうとする時期にこの作品は録音されています。
    音楽的にもスケールアップしたホールのギターは、以前から持ち合わせていたナイーブな感性、しなやかにメロディを歌わせてゆくプレイにより一層の奥深いニュアンスを感じさせるようになり、外面的な明るさよりも内省的なハーモニーの響きを探求してゆく彼独自のスタイルは、エヴァンスの音楽性とも見事に一致したのです。

    制作者の目指す音楽を遥かに超えた奇跡的演奏
    アルバムのプロデューサーはアラン・ダグラス。のちに自身のアラン・ダグラス・プロダクションをもってジミ・ヘンドリックスやジョン・マクラフリンなどの作品も手掛けるダグラスですが、このときはジャズ・プロデュースをはじめて間もない頃。映画会社のユナイテッド・アーティスツが新たに設立したジャズ部門を任されて彼はまずジム・ホールに声をかけてデュオ・アルバムを作りたいとオファーしました。「ビル・エヴァンスとなら一緒にやってみたい」というホールの返事を受けて、このセッションが生まれることになりました。ダグラスは「バラード中心のアルバムにしたい」というアイデアも出していて、作品を耳にすればプロデューサーの狙いは十二分に汲みとられていることが分かります。しかし演奏の内容はダグラスの意図を大きく上回って、凡百のバラード作品の域をはるかに超えた“極上のデュオ・セッション”が繰りひろげられていったのです。
    その象徴とも言えるのが冒頭の快速調「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」です。ここでのエヴァンスとホールによる演奏は、どの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」とも異なるもの。“えっ、こんなテンポで?”と言えるようなアップテンポで演じられており、原曲のもつラインやハーモニーの美しさを生かしながらも、あくまでスリリングなインタープレイの素材としてメロディを奏で、自在な即興プレイが繰りひろげられてゆきます。それぞれに個性を十二分に押し出しながら、たがいを触発し合うところから生まれる張りつめた緊迫感の持続! “バラード”というイメージの対極にあるような演奏!! ジャズとは常に人の期待通りには行かないもの、それを大きく超えるものなのです。

    この音質! そこにはある決断が…
    Super Audio CDハイブリッド化されもっといい音でこの作品を聴きたい、という声は数多くありました。それは長年の願いであったのですが、なかなか現実化することは出来なかったのです。何回もリリースされたCD でもその都度、われわれが直面した問題は解決されていないようでした。それぞれマスターの壁にぶち当たっていたのでしょう。その主な原因はマスターテープ由来のヒスノイズだと思います。ノイズ対策もいくつか試みましたが、今回私ども出した答えは、原点ともいえる「マスターの音そのままを忠実にディスクに刻む」という行為でした。ノイズカットを試みるよりは、やはり音の力感、鮮度、こまかな表現を極力損なわない、ありのままのサウンドを求めることにしました。上記の自由からSuper Audio CDハイブリッド化は今回が初めて。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSD マスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。入念に調整されたESOTERIC の最高級機材MasterSound Discrete DACとMaster Sound DiscreteClock を投入。またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。
    テープ由来のヒスノイズを除去することで失われる、当時の管球ギターアンプの音色、強いピッキング時に若干生じる音のひずみ、そしてビル・エヴァンスの繊細なニュアンスを含んだピアノのタッチ…。どうしても表現したかった、
    それらのニュアンス、今までにはなかったピアノとギターの音をこのディスクで味わってください。
  • [収録曲]
    UNDERCURRENT / BILL EVANS & JIM HALL
    アンダーカレント + 4 / ビル・エヴァンス & ジム・ホール

    [1] マイ・ファニー・ヴァレンタイン
    My Funny Valentine (Richard Rodgers - Lorenz Hart)
    [2] アイ・ヒア・ア・ラプソディ
    I Hear A Rhapsody (George Frangos - Jack Baker - Dick Gasparre)
    [3] ドリーム・ジプシー
    Dream Gypsy (Judith Veevers)
    [4] ロメイン
    Romain (Jim Hall)
    [5] スケーティング・イン・セントラル・パーク
    Skating In Central Park (John Lewis)
    [6] ダーン・ザット・ドリーム
    Darn That Dream (Jimmy Van Heusen - Eddie De Lange)
    [7] 星へのきざはし
    Stairway To The Stars (Matty Malneck - Frank Signorelli - Mitchell Parish)
    [8] センチになったよ
    I'm Getting Sentimental Over You (George Bassman - Ned Washington)
    [9] マイ・ファニー・ヴァレンタイン (別テイク)
    My Funny Valentine (alternate take) (Richard Rodgers - Lorenz Hart)
    [10] ロメイン (別テイク)
    Romain (alternate take) (Jim Hall)

    ビル・エヴァンス (p)
    Bill Evans, Piano

    ジム・ホール (g)
    Jim Hall, Guitar

    [録音]1962 年4 月24 日 (2.4.8)、同年5 月14 日(1,3,5,6,7,9,10)サウンド・メーカー、ニューヨーク
    [初出]米United Artists Jazz UAJS15003(1962 年8 月)
    [日本盤初出]「暗流」 日本コロムビア・レコード UAS-1029J(1963 年)

    [オリジナル・レコーディング]
    [プロデューサー]アラン・ダグラス
    [レコーディング・エンジニア]ビル・シュワーター

    [Super Audio CD プロデューサー] 吉田穰(エソテリック・マスタリング・センター)
    [Super Audio CD エグゼクティブ・プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
    [Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
    [Super Audio CD リマスター]2025 年8 月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
    [解説] 岡崎正通 野澤龍介
    [企画・販売] ティアック株式会社
    [企画・協力] 東京電化株式会社
■この商品に対する注意事項
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