太陽にほえろ! 1978 DVD-BOX Ⅰ [DVD]

太陽にほえろ! 1978 DVD-BOX Ⅰ [DVD] の 商品概要

• 伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ！」78年放映分の前半を収録した7枚組BOX。女性レギュラー・アッコ役の木村理恵唯一の主演作となった第284話「正月の家」から、ボンが殉職寸前の危機に陥る第309話「危険な時期」までの全26話を収録。※初回限定生産
  
  ※特典
  ブックレット（32P）封入、アンソロジーメイキング、オーディオコメンタリー、PHOTOデータ、番宣資料ほか（以上予定）

• ■太陽にほえろ! 第284話 正月の家

  ストーリー

  親がなく、養護施設で育った谷村哲夫（柴田恭兵）は、まじめに働いているのだが、何か事が起こるとすぐ自分に疑いが向けられるため異常に卑屈になってしまっていた。今日も中華料理店で、金がなくなった事から、主人に疑われた彼は、カッとなり、主人とケンカしていた。たまたま通り掛かった覆面車の野崎刑事（下川辰平）と岩城刑事（木之元亮）の仲裁で、事なきを得、彼が調書を取られるため署へ来た時、明子（木村理恵）に会った。中学時代の同級生だった明子は哲夫との再会にびっくりし、色々と話しかけをしたが、ふてくされている彼は口もきかなかった。そんな時、哲夫の保証人になっている福祉協会の田代（山本紀彦）が彼を受け取りに来ると、哲夫の態度はガラッと変わり、従順になってしまうのが不思議だった。親の愛情を知らないで育った哲夫は、愛情に飢えており、自分に親切にしてくれた人をすぐ信じてしまい、友人にだまされて、金庫やぶりの手伝いをさせられてしまうのだった―。

  解説

  田口良刑事＝ボン、岩城創刑事＝ロッキーの新人刑事コンビの活躍、ボス、山さん、ゴリさん、殿下、長さんら七曲署刑事たちの珠玉の主演ストーリー。

• ■太陽にほえろ! 第288話 射殺

  ストーリー

  信用金庫に押し入り、多額の現金を強奪の上、警備員一名を射殺して逃走した二人組を追っていた石塚刑事（竜雷太）は、ネオン街で犯人の一人、香川（森大河）を発見し、銃撃戦の末、彼を追いつめ、射殺してしまった。５０メートル先のコインを撃ち抜く、腕前の石塚刑事が、犯人、香川の眉間を撃ち抜いた事に対して査問委員会が開かれた。正面に三人の査問委員、左手に検事役の関本（内藤武敏）、右手に石塚刑事の弁護役、藤堂係長（石原裕次郎）、それに、いわば被告席に石塚刑事が座った。査問委員会は、石塚刑事に不利な形で進行していったが、弁護役の藤堂係長は部下の石塚を全面的に信じていた……

• ■太陽にほえろ! 第292話 一流大学

  ストーリー

  野崎刑事（下川辰平）の長男・俊一（石垣恵三郎）は、二校の大学受験に失敗、最後の一校の合格発表に最後の望みをつないでいた。そんな矢先、ホテルで受験生の父親から入学金を奪うホテル強盗が相次いで起った。犯人は二人組。逃走に使われた赤い外車は盗まれたものだった。捜査の結果、事件が起きたホテルの元従業員・平井（東条きよし）と友人の吉沢が重要容疑者として浮かび上がってくる。平井は、以前客の部屋に入ろうとしたのが見つかって解雇されており、また、平井の持っていたマッチの指紋がホテルの駐車場のカードから出た指紋と一致した。そんな折、第三の事件が発生、同じホテルで金沢のジョイが三千万円強奪された。ところが、事件発生時平井は警察で取り調べを受けており、吉沢にも完ぺきなアリバイがあった。捜査は完全に行きづまるが、そんなとき野崎刑事は、ホテルのフロント係で一流の東都大学出身の有能な三村（佐々木勝彦）について奇妙な情報をキャッチする。三村は一流大学出身の割には、転々と仕事をかえているというのだ……。

• ■太陽にほえろ! 第296話 ミスプリント

  ストーリー

  子供が誘拐された。七曲署は捜査を開始するが、そんな時、山村刑事（露口茂）は、公通過の早瀬令子（長谷直美）から、“週刊ミステリー”という雑誌に掲載されている小説が、事件とソックリ同じだということを知らされる。読者に結末を推理させるこの小説は次週号で解決篇が載ることになっていた。その酷似ぶりからみて、犯人が小説を真似て犯罪を実行したことが十分考えられた。山村は作者の高森（永井智雄）をたずね、極秘捜査の為、掲載を延期するよう頼む。ところが数日後、事件の全てを掲載した“週刊ミステリー”の広告が新聞に載せられ大さわぎになる。一方、誘拐された幼児は、近くの託児所に預けられ、無事でいることがわかる。そんなある日、山村刑事は、“週刊ミステリー”の懸賞小説に応募してきた誘拐犯人のものと思われる原稿の中に、事件のカギを握る重大なミスプリントを発見したが……。

• ■太陽にほえろ! 第300話 男たちの詩

  ストーリー

  白昼、超高層ビル街の広場で藤堂係長（石原裕次郎）が、何者かに射たれた。その場所はかつてマカロニ刑事（萩原健一）が刺殺された現場だった。藤堂係長は直ぐ警察病院に運ばれたが重傷で、手術は一刻を争った。だが藤堂係長は手術よりも、まず自分が撃たれた時の状況を山村刑事（露口茂）に伝えようとする。局部麻酔が施され、藤堂係長は手術室の外にいる山村刑事に状況を説明した。そして、狙撃地点には四日後にオープンを控えた銀行があり、本店から当日大量の現金が輸送されてくることになっていることがわかった。さらに藤堂係長を狙った一味には、警察の制服を着用した男がいたことも判明した。一味の狙いは銀行の現金輸送車にあると判断した山村刑事は、現金輸送日の変更を要請するが、聞き入れられなかった。そのころ藤堂係長は病室で夢を見ていた。テキサス（勝野洋）、マカロニ、ジーパン（松田優作）のありし日の姿が走馬灯のようによぎっていった。一方、滝刑事（沖雅也）も隠密に犯人を追っていた。警察犬のジュンも捜査にかり出された。もし、犯人一味に現職警官がいたら！殉職した刑事たちにすまない、藤堂係長は病身を押して、捜査の一線に出た…

• ■太陽にほえろ! 第304話 バスジャックの日

  ストーリー

  矢追三丁目でバスジャックが発生した。急報を受けた七曲署の藤堂係長（石原裕次郎）以下刑事たちが現場に急行してみると、犯人・庄司（川谷拓三）を乗せたバスは狂ったように街中を走っていた。藤堂係長の説得に対し、庄司はダイナマイトを片手に「オレは自殺する！」と叫ぶ。バスの暴走が続いていた。本庁から藤堂係長に犯人を射殺せよと指令がくる。だが藤堂係長は、庄司が様々な発言などから、気の小さな優しい男と判断し、犯人逮捕優先の捜査方針を固める。庄司の乗っている車は各地で街中を混乱に陥れていた。そのころ島刑事（小野寺昭）は、被害者の家族の一人・水江の挙動に不審を抱き、後をつけていた。被害者の状況も次第に明らかになってきた。中に狭心症で悩む遠藤という男がいた。このまま放っておくと生命が危ないと知った刑事たちは庄司を説得し、釈放させようとするが、何故か庄司は遠藤に執着する。山村刑事（露口茂）からの報告で、庄司がサラ金などに百万円の借金があることが判明した。さらに前の日にチンピラとケンカをしていたこともわかった。ひょっとしたら庄司は自殺するつもりはなく、身代金目当ての犯行ではないかと刑事たちは思い始めていた。そのころ、島は銀行から金を出し電車に乗った水江のあとを追っていた。一方、庄司を乗せたバスは新宿副都心に向って走っていた……

• ■太陽にほえろ! 第308話 新しき家族

  ストーリー

  宝石店から高額なダイヤモンドが盗まれた。手口からみてプロの犯行だった。そんな折、山村刑事（露口茂）は、観光会社社長の大崎（田中明夫）が最近金庫破りの腕ききを探しているという情報をキャッチする。しかもその大崎は犯行の四日前に被害にあった宝石店を下見していた。一方、捜査の結果、犯人らしい男が浮かび上がってくる。牧野良介（阿藤海）、前科二犯、関西のハコシである。山村刑事は牧野と大崎との取引き現場を押さえようと牧野の張込みを続けるが、その牧野が一瞬のスキをねらって何者かに殺されてしまう。もちろん牧野の部屋にダイヤモンドはなかった。石塚刑事（竜雷太）は、山村刑事の息子の保母の加代子（千野弘美）が不審な男と話していた直後に牧野が殺されていたことに疑問を抱くのだった……。

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