高校生レストラン DVD-BOX [DVD]

高校生レストラン DVD-BOX [DVD] の 商品概要

• 実在する「高校生レストラン」をモデルに描いた、TOKIOの松岡昌宏主演による青春ドラマのBOX

  実在する「高校生レストラン」をモデルに描いた、TOKIOの松岡昌宏主演による青春ドラマのBOX。一流料亭の板前・新吾は、幼馴染みの岸野に頼まれ地元の「高校生レストラン」の調理指導を引き受ける。全9話を収録。

• 特典

  封入特典：ブックレット／映像特典収録

• ■高校生レストラン 第1話

  ストーリー

  銀座の一流料亭の板前・村木新吾（松岡昌宏）は、幼なじみの町役場職員・岸野宏（伊藤英明）に頼まれ、出身地・三重県にある相河高校の臨時教師となる。岸野は町おこしの一環として“高校生レストラン”をオープンさせようとしており、新吾は調理指導を頼まれたのだ。調理クラブの部員は２９人。その中には他の部員たちから一目置かれている３年生の坂本陽介（神木隆之介）や、彼を慕う２年生の米本真衣（川島海荷）らもいた。新吾が厨房を訪れると、床は汚れ、食材は無駄に使われ、まるで文化祭ノリだ。それを見た新吾は挨拶もそこそこに、陽介の天ぷらにダメ出しをし、さらに新吾は部員たちを叱りつけた。「まずは掃除だ。嫌な者は帰っていいが、その代わり明日から来なくていい」新吾の叱咤によって生徒たちは次々に出て行き、残ったのは陽介と真衣を含む１８人。掃除の後、陽介は新吾に自分の天ぷらがダメな理由を聞く。するとその答えは意外なものだった。「君は左利きだな。包丁も菜箸も右手で使えるようになれ」――。陽介は考え込むが「なんやしらんけど、あの先生は本物の匂いがする」と、新吾についていくことを決める。しかし、オープンに向けたシミュレーション当日。新吾と部員たちの間に決定的な亀裂が入る出来事が起きる――。

  シリーズ解説

  実際に存在する高校生レストラン＝「まごの店」をモデルに、料理人としては一流だが教師としては未熟者の新米臨時採用教師と、閉塞感を抱え将来への夢や希望を容易には持てない高校生たちが、ぶつかり合いながらも料理を通じて成長し、やがて“高校生レストラン”こそが、生徒と社会を繋ぐ真の教育の場であることに気付いていく姿を爽やかな感動と共に描く、今どき珍しい“まっすぐなドラマ”。

• ■高校生レストラン 第2話

  ストーリー

  高校生レストランのオープンまであと２週間。声出しやキュウリ切りなど基本ばかりを繰り返す新吾に反発し、更に２人の部員がクラブを去っていく。そんな中、町役場・戸倉（金田明夫）がレストランにやってきて、「高校生御膳」２００食をレストランで出すよう新吾に強要する。御膳の中身は難易度の高いものばかり。レストランをオープンさせるには、部員は最低でも３０人は必要だ……そう考えた新吾と岸野は文香（板谷由夏）に、なんとか部員を戻せないかと相談するが、「落ちこぼれを生まないことが真の教育。調理のできる生徒を厨房に、できない生徒を接客にまわし、生徒間の格差を生んでいる村木先生のやり方には協力できない」と突っぱねられてしまう。その頃、陽介たち部員は、「大人の都合でレストランができたとしても構わん。自分達の将来のために、俺らがこのチャンスを利用するべきだ」と話し合い、高校生御膳の試作を始める――。

• ■高校生レストラン 第3話

  ストーリー

  レストランのオープンが１週間後に迫る中、新吾は新聞やテレビ取材に浮かれる生徒たちに檄を飛ばし、オープンに間に合わせようと指導を続ける。陽介もまた、いまひとつ緊張感のない仲間たちに苛立ちを感じつつ厨房に立っていた。オープン前日、新吾は生徒たちの持ち場を発表する。新吾は、「料理は手だ、それ以外に気を取られるな」と言い渡す。部員２９人で１日２００食のノルマは、果たしてうまくいくのか……。そして、ついにオープン当日。大挙して入ってくる客を見て、緊張を高める生徒たち。次々とオーダーが入り、厨房が動き始めた。滑り出しは順調だ。しかし、盛況の店内で少しずつ、ほころびが出始め、混乱し出す生徒たち。「落ち着け！練習通りにやればいい！」という新吾の言葉は、もはや誰の耳にも届いていなかった――。

• ■高校生レストラン 第4話

  ストーリー

  「花御膳を食べて食中毒になった」と一人の老人から訴えがあった。驚愕の一報を聞いた新吾と岸野がレストランに駆け付けると、校長の岩瀬（平田満）や、役場の戸倉らが集まっていた。プロの料理人である新吾がついていながらなぜ？原因は何か？そのころ新吾の父・定俊（原田芳雄）と妹の遥（吹石一恵）は、病院に運ばれた老人・高科悠平（織本順吉）の家を訪ねていた。悠平は定俊の檀家で、６年前妻に先立たれ、東京にいる娘や孫とも疎遠のようで、一人寂しく暮らしていたのだ。そのことを知った岸野は帰り道、本数の少なくなったバスを待つ老人や、シャッター街となった商店街を歩きながら、思い至る。自分が考えていた町おこしはこの町に暮らすたくさんのお年寄りを　置き去りにしたままだったと…。同じころ、陽介や真衣ら部員たちも同様のことに気づき、お年寄りのために何かできないかと考え始める――。

• ■高校生レストラン 第5話

  ストーリー

  関西から視察団がやってくることになった。しかし視察日に指定された土曜日は、レストランの休日で、更に前日の金曜日は遠足のため、生徒たちは仕込みや準備ができない。観光課課長の戸倉に頼まれ、新吾は一人でレストランを開くことにする。だが視察団は２０人。しかも、新吾は難易度の高い和食のコース料理を作ってみたい、そして今後部員たちの和食料理の教材にするつもりだと話す。そして遠足当日。新吾は試作を始めると、そこに陽介が遠足の格好のまま現れた。「遠足よりも、新吾のもとで勉強したい」と懇願する陽介に、新吾は「駄目だ」とにべもないが、陽介にはどうしても、新吾に習いたい理由があった……。その頃、遠足に行った真衣たちにも陽介がレストランに残ったことが伝わっていた。果たして、新吾は２０人分のコース料理を作れるのか？そして調理クラブの部員たちがとった行動とは――。

• ■高校生レストラン 第6話

  ストーリー

  高校生レストランがようやく軌道に乗ってきたある日、新吾が厨房とホールの担当を入れ換えると言い出した。レストランはあくまでも部活動であり、教育の一貫として、生徒たちに平等に機会を与えるためだった。しかしそれぞれの持ち場にやっと慣れてきていた生徒たちは戸惑いを隠せない。また地元農家に影響力のある農業連盟会長の星野重雄（西村雅彦）が「自分の娘が厨房からはずされた」と岸野に詰め寄り、岸野が計画している野菜即売所への協力を渋ってくる。翌日、新しい配置での練習がスタートしたが、真衣の姿がない。人一倍、熱心にレストランに取り組んでいた真衣が欠席するとは……。やはり厨房をはずされたことがショックだったのだろうか？更に、生徒たちは慣れない作業で、調理にも配膳にも余計に時間がかかってしまう。こんなことで週末の開店に間に合わせることはできるのか――。

• ■高校生レストラン 第7話

  ストーリー

  調理クラブの生徒たちが毎年楽しみにしている、料理コンクールが間近に迫ってきた。出場できる部員は３人。レストランでは陽介たちが、誰が何の料理を作るか、誰がメンバーに選ばれるかで盛り上がっていた。しかし、「今年は出場しないことに決めた」と宣言する新吾にあ然とする部員たち。３年にとっては最後のコンクールでもあり、出場を励みにしてがんばってきた部員もいる。その夜、話を聞いた岸野が文香を連れて新吾の家にやってきた。「あいつらはまだコンクールに出る腕を持っていない」と譲らない新吾に、文香は「生徒に任せることも教育になる」と、ある提案をする。翌日、文香の提案に心を動かした新吾は、部員たちにコンクールに出場することを告げると、生徒たち自身の投票で出場メンバーを決める『選考会』をやろうと言い出す。そして選考会当日。陽介や真衣ら１５人が参加し、真剣勝負の料理作りが始まった……が、そこには予想外な結果が待っていた――。

• ■高校生レストラン 第8話

  ストーリー

  ３年生が就活の季節を迎えた。新吾は「自分にできることはないか」と戸惑うが、進路の件は文香に任せるよう学校側から言い渡される。生徒の就職を助けたいと考えこむ新吾。一方、岸野もある手段を考えていた。それは「せんぱいの店」。調理クラブの卒業生のために、地域の特産品などを使った惣菜や弁当を売る店を作り、働く場所を提供しようと構想していたのだ。新吾は、現実を見据えて自分の将来と真剣に向き合う生徒たちを見て「俺が高三の頃は、自分の将来について考えてもいなかった……」と感慨を抱く。その夜、新吾は高熱を出して倒れてしまう。今までの無理がたたり、安静第一となった新吾は、レストランを休まねばならなくなる。新吾も就活組の３年生も不在の中、果たして陽介たちは無事にレストランを開店させられるのか――。

• ■高校生レストラン 第9話(最終話)

  ストーリー

  新吾のもとに、以前勤めていた料亭の風間輝樹（高橋克実）から連絡が入る。名古屋に新しい店を出すので店長にならないかという言葉に、新吾は返事を保留する。一方、調理クラブでは３年生たちの進路が次々に決まっていく中、陽介たち５人はまだ決まっていなかった。陽介は東京の料亭で修業したいと考えていた。先輩たちのために真衣たち下級生は、県内外の調理関係者を招待して料理を食べてもらう“プレゼンテーション開店”を提案する。そして“プレゼンテーション開店”当日。緊張の中、料理を間違えたり、質問に詰まる生徒もいたが、彼らはお互いをフォローし合い、なんとか切り抜けていく。その夜、新吾が料亭から誘われていることを知った岸野は、「お前は、自分の夢を叶えろ」と新吾に迫る。果たして新吾の下す決断とは？東京で修業をしたいと願う陽介の夢は叶うのか――。

高校生レストラン DVD-BOX [DVD] の商品スペック