博物館活動における「市民の知」のあり方―「関わり」と「価値」の再構築 [単行本]
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博物館活動における「市民の知」のあり方―「関わり」と「価値」の再構築 [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2011/12/26
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博物館活動における「市民の知」のあり方―「関わり」と「価値」の再構築 の 商品概要

  • 目次

     序 章 問題の所在
      1.博物館というイデオロギー / 2.博物館活動における「行為する主体」の見直し
      / 3.博物館が抱える問題構造 / 4.近代博物館像,消費する市民像/利用者像の克服は可能か

     第1章 本論の概要
      1.本論の目的と視点 / 2.研究対象の設定 / 3.本論の研究対象となる市町村立博物館の現況
      / 4.本論の研究方法 / 5.本論の構成

    第1部 博物館活動と市民の関係性をめぐる議論の源流
     第2章 つくられる博物館像
      1.拡張化していく博物館像:自治体による博物館の位置づけ / 2.日本における博物館の歴史的変遷
      / 3.理想とする博物館像の模索:博物館研究からのアプローチ / 4.考察

     第3章 博物館活動に対する市民の関わり
      1.問題の所在と目的 / 2.なぜ市民との関わりが問われるのか
      / 3.市民との関わりを示す言葉 / 4.博物館は誰と共に活動を行っていくのか:博物館研究からの指摘
      / 5.博物館と市民の関わりについての政策/制度的位置づけ

     第4章 市民との関わりを持つ博物館活動の全体像
      1.本章の目的 / 2.調査の概要 / 3.結果と分析:市民との関わりを持つ活動枠組みとその特徴
      / 4.考察

     第5章 博物館による市民像/利用者像の把握
      1.本章の目的 / 2.利用者像の把握に向けた研究 / 3.「コミュニケーション理論」と「来館者研究」
      / 4.博物館でのボランティア活動の実態 / 5.博物館でのボランティア活動をめぐる先行研究
      / 6.博物館において「ボランティア」を論じる困難

    第2部 博物館活動の脱構築と再構築に向けた理論的基盤
     第6章 市民の知識と専門性をめぐる議論の実態と課題:「市民の知」という可能性
      1.問題の所在と目的 / 2.博物館における学芸員の立場と専門性
      / 3.なぜ市民の知識/専門性が問われるのか / 4.市民の知識/専門性の論じられ方
      / 5.「市民の知」を問うための視座:専門性/専門知との対比からの脱却
      / 6.性質としての「アマチュアリズム」

     第7章 博物館における多元的「リテラシー」論の適用性と課題
      1.問題の所在と目的 / 2.博物館における多元的「リテラシー」論の解釈内容と背景
      / 3.意図された「リテラシー」論の課題 / 4.博物館における「リテラシー」論をめぐる論点と課題の整理
      / 5.結論:博物館における「リテラシー」論の再構築

     第8章 活動理論からの博物館活動の把握
      1.本章の目的 / 2.活動理論の概要 / 3.活動理論を分析に用いる理由/意義
      / 4.活動理論にもとづいた従来の博物館活動の把握
      / 5.新たな活動に向けた脱構築のきっかけはどこにあるのか
      / 6.活動理論と「アプロプリエーション」概念の関連

    第3部 「市民知」のあり方と博物館活動の再構築
     第9章 博物館における「市民調査」論の諸相と新たな射程
      1.問題の所在と目的 / 2.「市民調査」論の位相 / 3.博物館における「市民調査」論の背景
      / 4.博物館における「ボランティア」論としての「市民調査」論
      / 5.博物館における「市民調査」論の新たな射程:社会的機能の問い直しという文脈からの提起
      / 6.本章の総括

     第10章 美術館における調査活動を通した「市民の知」のあり方と根拠
      1.問題の所在と目的 / 2.本論で扱う市民の「知」のあり方 / 3.本研究の調査方法
      / 4.結果と分析 / 5.結論:「市民の知」のあり方と根拠

     第11章 活動理論による「市民調査」活動システムの分析:博物館活動の再構築
      1.問題の所在と目的 / 2.分析方法 / 3.大貫松三展開催以前の活動システムの分析と結果
      / 4.大貫松三展開催に向けた「市民調査」活動システムの分析
      / 5.結論:脱構築的活動が従来の博物館活動にもたらす変革

     終 章 総合考察
     1.各章から得られた知見 / 2.本論の目的に対する結論と総合考察 / 3.本論の理論的/実践的意義
     / 4.今後に残された課題
  • 内容紹介

    従来の「啓蒙―被啓蒙」近代的博物館像、博物館活動を消費する市民像、利用者像の克服は可能か?
    以下の3点を課題として、新たな博物館活動のあり方、市民との関わり、
    そして「市民の知」のあり方について考察する。
    ・「啓蒙―被啓蒙」関係にある近代的博物館像を打開する、新たな博物館活動のあり方について。
    ・博物館活動にかかわる市民に特有な「市民の知」のあり方の性質と行為はどのような課程と変化を示すか。
    ・博物館活動を消費する市民像とは違った専門家の補完ではない市民像(市民による活動)とはどのように構築・成立可能であるか。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菅井 薫(スガイ カオル)
    1981年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、同大学大学院人間文化創成科学研究科研究院研究員。専門は、博物館研究
  • 著者について

    菅井 薫 (スガイ カオル)
    菅井 薫(すがい かおる)大阪市立自然史博物館外来研究員。

博物館活動における「市民の知」のあり方―「関わり」と「価値」の再構築 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:菅井 薫(著)
発行年月日:2011/12/10
ISBN-10:4762022241
ISBN-13:9784762022241
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:22cm
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