蘇らぬ朝―「大逆事件」以後の文学(インパクト選書) [全集叢書]

蘇らぬ朝―「大逆事件」以後の文学(インパクト選書) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  文学表現にとって「大逆罪」は依然として生きつづけている。この「罪」を回避することで文学がより自由な、より豊かなものとなりうるのかどうかが、依然として問われている。「大逆事件」以後の歴史のなかで生み出された文学表現のうちから、「事件」の翳をとりわけ色濃く映し出している諸作品を選んだアンソロジー。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  奴等の力（大杉榮）
  夏（荒畑寒村）
  ある墓（田山花袋）
  或る女の幻想（佐藤春夫）
  花火（永井荷風）
  蘇らぬ朝（武藤直治）
  『憂国志談―大逆陰謀の末路』より（池雪蕾）
  芻言（今村力三郎）
  いたづら書（沖野岩三郎）
  蜜柑の皮（尾崎士郎）
  『幸徳一派　大逆事件顛末』「自序」および「自跋」（宮武外骨）
  『自叙伝より』（石川三四郎）
  啄木の日をむかえて（中野重治）
  大逆事件の思い出（佐藤春夫）
  「大逆帖」覚え書（近藤真柄）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  池田 浩士(イケダ ヒロシ)
  １９４０年大津市生まれ。１９６８年４月から２００４年３月まで京都大学勤務。２００４年４月から京都精華大学勤務

蘇らぬ朝―「大逆事件」以後の文学(インパクト選書) の商品スペック