和泉式部日記(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) [文庫]

和泉式部日記(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。為尊親王の死後、その弟の敦道親王から和泉式部へ便りが届き、新たな恋が始まった。あまりにも身分が違う相手で、しかもかつての恋人の弟との恋。夫婦関係がゆるかった当時としても異例の関係だった。正妻のいる宮の邸へ迎えられ、正妻が出ていってしまうという結果を招く。恋故の苦しみと喜びはいつの世も変わらない。王朝の恋の世界を知るための最適の入門書。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  悲しみに沈んで…（一段）
  メッセンジャーのご挨拶（二段‐１）
  宮からのクイズ―橘の花（二段‐２）
  橘の花と郭公のバトル―香りと声（二段‐３）
  「恋」のスタートは「声」の和歌（二段‐４）
  きつい返事でバッサリ（二段‐５）
  ついに！宮からの来訪インフォメーション（三段‐１）
  美しい宮がやって来た！（三段‐２）
  だんだんと迫ってくる宮（三段‐３）
  とうとう御簾のなかに入った宮（三段‐４）〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  当時の一大スキャンダル、情熱の歌人和泉式部の十ケ月におよぶ恋の物語

• 内容紹介

  恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。為尊親王の死後、その弟の敦道親王から和泉式部へ便りが届き、新たな恋が始まった。あまりにも身分が違う相手で、しかもかつての恋人の弟との恋。夫婦関係がゆるかった当時としても異例の関係だ。正妻のいる宮の邸へ迎えられ、正妻が出ていってしまうという結果を招く。恋故の苦しみと喜びはいつの世も変わらない。王朝の恋の世界を知るための最適の入門書。
  
  図書館選書
  為尊親王の死後、弟の敦道親王から和泉式部へ手紙が届き、新たな恋が始まった。恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。平安時代の愛の苦悩を通して古典を楽しむ恰好の入門書。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  川村 裕子(カワムラ ユウコ)
  新潟産業大学教授。１９５６年東京生まれ。立教大学日本文学専攻博士後期課程修了。博士（文学）。分かりやすい文章で古典の普及に力を注いでいる

• 著者について

  川村　裕子 (カワムラ　ユウコ)
  新潟産業大学教授。１９５６年東京生。立教大学日本文学専攻博士課程後期課程終了。博士（文学）。分かりやすい文章で古典の普及に力を注いでいる。著書に角川選書『王朝生活の基礎知識―古典の中の女性たち』、角川ソフィア文庫『新版　蜻蛉日記　現代語訳付きⅠ・Ⅱ』など。

和泉式部日記(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) の商品スペック