スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶 [単行本]

スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  差別の中で育ち、高校時代を強制収容所で過ごした日系二世。ＧＨＱ所属の「アメリカ兵」として、戦後日本に赴任したジャズマンは、灰燼に帰した両親の「祖国」で何を見たのか。後に日本文学研究者の道を選び、信長も寵愛した「幸若舞」などに「日本人の血」を探ったその生き方から、戦中戦後の日米の姿に光をあてる。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　鉄柵の中の「日本人村」
  第２章　ハリウッドへの道
  第３章　米陸軍日本語学校
  第４章　オキュパイド・ジャパン
  第５章　ジャズと軍務と文学と
  第６章　うずき始めた傷口

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  秋尾 沙戸子(アキオ サトコ)
  名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒。上智大学大学院博士後期課程論文執筆資格取得後退学。テレビキャスターを務める傍ら、民主化をテーマに、旧東欧・ソ連やアジアの国々を歩き、ジョージタウン大学大学院外交研究フェローとしてワシントンに滞在したのを機に占領研究を始める。著書に『運命の長女―スカルノの娘メガワティの半生』（第十二回アジア・太平洋賞特別賞）『ワシントンハイツ―ＧＨＱが東京に刻んだ戦後』（第五十八回日本エッセイスト・クラブ賞）

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