華族―近代日本貴族の虚像と実像(中公新書) [新書]

華族―近代日本貴族の虚像と実像(中公新書) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇族の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。巻末に詳細な「華族一覧」付。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　イメージとしての華族―鹿鳴館を彩った人びと
  第１章　華族の成立
  第２章　「選ばれた階級」の基盤構築
  第３章　肥大化する華族―明治から大正へ
  第４章　崩壊への道程―大正から昭和へ
  終章　日本的「貴族」の終焉―敗戦・戦後

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小田部 雄次(オタベ ユウジ)
  １９５２（昭和２７）年東京都生まれ。８５年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得。立教大学非常勤講師などを経て、静岡福祉大学教授。専攻は日本近現代史

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