リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師(講談社学術文庫) [文庫]

リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師(講談社学術文庫) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  分析哲学の学統から頭角を現しながら、ハイデガーを愛好し、「文化系左翼」批判とリベラリズムの擁護を謳う、「稀代のソフィスト」にしてアイロニスト。この知的巨人は、いかなる理路で「基礎」としての哲学の終焉を告げたのか。変幻自在で挑発的な言辞を丹念に腑分けし、その背後にある思考を体系的に読み解く。ローティの真価は、ここに明らかとなる。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　Ｒ・ローティとＪ．ロールズ（１）―ポストモダン・ブルジョワ・リベラリズムと正義
  第２章　Ｒ・ローティとＪ・ロールズ（２）―ロールズの方法論とポストモダン・リベラリズム
  第３章　Ｒ・ローティを読み解く（１）―哲学編
  第４章　Ｒ・ローティを読み解く（２）―政治理論編
  第５章　Ｒ・ローティと現代アメリカの左翼―左翼は再生するか？
  終章　今なぜローティなのか？

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  渡辺 幹雄(ワタナベ ミキオ)
  １９６７年、栃木県に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程退学。現在、山口大学経済学部教授。専攻は政治学、政治思想。京都大学博士（法学）

リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師(講談社学術文庫) の商品スペック