エンブリオ〈下〉(集英社文庫) [文庫]

エンブリオ〈下〉(集英社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「男性の妊娠」研究を国際学会で発表し、各国の賞賛を浴びた岸川。彼の高度な医療水準に、アメリカで不妊治療をビジネス展開する大企業が目をつける。最先端の技術と情報を盗むため、巨大組織が仕掛けた卑劣な罠。そして、それに対して岸川がとった恐るべき反撃策とは。岸川の持つ闇が徐々に暴走し始める…。生殖医療の暗部を鋭くえぐり、進みすぎた生命科学が犯す罪を描き出した戦慄の長編小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  帚木 蓬生(ハハキギ ホウセイ)
  １９４７年生まれ。東京大学仏文科卒。九州大学医学部卒。９３年『三たびの海峡』で第十四回吉川英治文学新人賞、９５年『閉鎖病棟』で第八回山本周五郎賞、９７年『逃亡』で第十回柴田錬三郎賞を受賞

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