百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) [新書]

販売休止中です

    • 百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) [新書]

    • ¥77024 ゴールドポイント(3%還元)
100000009000980951

百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) [新書]

  • 4.0
価格:¥770(税込)
ゴールドポイント:24 ゴールドポイント(3%還元)(¥24相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:岩波書店
販売開始日: 2012/09/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    漱石が自筆原稿で用いた字体や言葉の中には、すでに日本語から「消えて」しまったものがある?―百年前の書きことばが備えていた、現代では思いもつかない豊かな選択肢。活字印刷が急速に発達した時代の、私たちが知らない“揺れる”日本語の姿を克明に描き、言葉の変化の有り様を問う、画期的な日本語論。
  • 目次

    はじめに──日本語に明治維新はあったか

    第一章 百年前の手書き原稿──夏目漱石『それから』の自筆原稿
     一 漢字のかたち──漱石の書いた「所」の字
     二 漱石も「新字体」を使っていた
     三 手書きと印刷との間で

    第二章 「揺れ」の時代──豊かな明治期の書きことば
     一 日本語を漢字によって書く
     二 活躍する振仮名
     三 語形の多様性
     四 書き方の多様性──同語異表記・異語同表記
     五 和漢雅俗の世紀──漢英対照から和漢雅俗へ

    第三章 新しい標準へ──活字印刷のひろがりと拡大する文字社会
     一 『朝日新聞』に掲載された夏目漱石の『それから』
     二 新聞紙面の日本語
     三 雑誌の日本語

    第四章 統一される仮名字体──失われた選択肢
     一 仮名のさまざまな使い方
     二 一九〇〇年のできごと
     三 消えた「仮名文字遣い」

    第五章 辞書の百年──辞書を通してみた日本語の変化
     一 英和辞書の訳語
     二 漢語辞書から考える
     三 和語・漢語・外来語

    おわりに──日本語が得たもの、失ったもの
    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今野 真二(コンノ シンジ)
    1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻は日本語学。著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)などがある
  • 著者について

    今野 真二 (コンノ シンジ)
    今野真二 (こんのしんじ)
    1958年神奈川県生まれ
    1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学.
       高知大学助教授を経て
    現在─清泉女子大学教授
    専攻─日本語学
    著書─『仮名表記論攷』(清文堂出版,第30回金田一京助博士記念賞受賞)
       『文献から読み解く日本語の歴史【鳥瞰虫瞰】』
       『消された漱石 明治の日本語の探し方』(以上,笠間書院)
       『振仮名の歴史』(集英社新書)
       『日本語学講座』全10巻(刊行中,清文堂出版)ほか

百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:今野 真二(著)
発行年月日:2012/09/20
ISBN-10:4004313856
ISBN-13:9784004313854
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:195ページ
縦:18cm
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 百年前の日本語―書きことばが揺れた時代(岩波新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!