ムカシのちょっといい未来―ユウレイ通り商店街〈1〉(福音館創作童話シリーズ) [単行本]

ムカシのちょっといい未来―ユウレイ通り商店街〈1〉(福音館創作童話シリーズ) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ぼくは小村武蔵、５年生。うちが“昔ながらのパン屋”だから、「ムカシ」って呼ばれてる。図工の時間に自分の将来を絵に描くことになったんだけど、なんの夢も希望も浮かんでこない。パパは売れもしないヘンテコなパンを作ってはひとりで喜んでるし、今どきパソコンもない店なんて…でもある日、一発逆転のチャンス到来。小学校中級から。

• 内容紹介

  さびれた商店街で昔かたぎの商売を続けるパン屋の息子・小村武蔵（あだ名はムカシ）。図工で描く絵のテーマをきっかけに「将来」について考えるようになりましたが、自分の夢ってなんなのか、探しあぐねています。そんな折、父親が思いつきで作ったナスのミソ炒めパンが大ヒットして、小さな店は押すな押すなの大盛況。ムカシの人生にも一大転機が訪れそうなのですが……。"シンミリ朗らか"な商店街ヒューマン・コメディーの誕生です。
  
  図書館選書
  さびれた商店街で昔かたぎの商売を続けるパン屋の息子武蔵が、意地っ張りの父親とぶつかりながら、自分の将来を考えていきます。しんみり朗らかな商店街シリーズ第一弾。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  田部 智子(タベ トモコ)
  １９５７年、東京都生まれ。東京学芸大学幼稚園科を卒業後、公立幼稚園に７年間勤務。その後、子育てをしながら、木工作と文章修行に打ちこむ。日本児童文学者協会が主催する「創作教室」などで学び、『パパとミッポの星の３号室』（岩崎書店）でデビュー。「ＳＦ・ファンタジー研究会」「ランチュウ」同人。地元の児童センターで、手作りおもちゃの講師としても活動中。現在、東京都在住
  
  岡田 千晶(オカダ チアキ)
  １９６１年、大阪府生まれ。セツ・モードセミナー卒。個展・グループ展を開くいっぽう、雑誌・ムック・教科書など幅広いジャンルでイラストレーションの仕事をしている。日本イラストレーション展’８９、ボローニャ国際絵本原画展２０１０ほかの入選・入賞歴がある。現在、神奈川県在住

• 著者について

  田部智子 (タベトモコ)
  田部智子　　この本のふたりの著者は、どちらも福音館書店での単行本の仕事は初めて。フレッシュ・コンビです。　作者・田部智子さんは1957年東京都生まれ。東京学芸大学幼稚園科を卒業後、公立幼稚園に７年間勤務し、その後子育てをしながらベニヤ板などを主材料とする木工作にうちこみ、また並行して創作童話を書き始めました。児童文学者協会主催の「創作教室」などで学び、『パパとミッポの星の３号室』（岩崎書店）でデビュー。その後、『パパとミッポの夢の５号室』『パパとミッポの海の１号室』（いずれも岩崎書店）を上梓しました。地元の児童センターで、手作りおもちゃの講師としても活動しています。現在、東京都在住。
  
  岡田千晶 (オカダチアキ)
  岡田千晶　　画家の岡田千晶さんは、1961年大阪府生まれ、セツ・モードセミナー卒業。３人の子どもを育てつつイラストレーターとして幅広く活動してきました。人物・風景・植物など生活の中の身近な場面をモチーフにし、とくに子どもの小さなしぐさやふとした場面を広いながら繊細な表情を大切に描くスタイルには定評があります。福音館書店での仕事には、「こどものとも（年中向き）・折り込み」や「母の友・てがみでこんにちは」のカットがあり、童話の挿絵の仕事に『ラッキーセブン』（最上一平作／ポプラ社）があります。現在、神奈川県在住。

ムカシのちょっといい未来―ユウレイ通り商店街〈1〉(福音館創作童話シリーズ) の商品スペック