イスラームの都市世界(世界史リブレット〈16〉) [全集叢書]

イスラームの都市世界(世界史リブレット〈16〉) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  中東・イスラーム世界の都市を空からみると、密集した住宅や店舗が、巨大な生き物の細胞のようにみえる。表通りの雑踏を抜け、ジグザクの小路から、家の中庭にはいると、噴水の周りを緑の木々が囲み、砂漠の中のオアシスを思わせる。都市に生きる人々は、血縁、地縁、宗教、職業などのさまざまな回路を通じて、人的なネットワークを築いた。都市の内外に張り巡らされた「個のきずな」こそ、人々の生活のよりどころであり、都市の経済や秩序を動かす力となっていた。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  都市とイスラーム
  １　都市の成りたち
  ２　都市の空間
  ３　住民と暮し
  ４　政治権力と社会的ネットワーク
  ５　人びとの秩序

イスラームの都市世界(世界史リブレット〈16〉) の商品スペック