死なないでいる理由(角川文庫) [文庫]
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死なないでいる理由(角川文庫) [文庫]

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出版社:角川学芸出版
販売開始日: 2008/12/25
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死なないでいる理由(角川文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    たとえば、生涯だれにも一度も呼びかけられなかったひとなどはいない。“わたし”は「他者の他者」として、他者の思いの宛先としてここにいる。“わたし”が他者の意識の宛先でなくなったとき、ひとは“わたし”を喪う。存在しなくなる。ひとの生も死も、まぎれもなく他者との関係の社会的な出来事としてある、そんな現代の“いのち”のあり方を、家族のかたちや老い、教育など、身近な視角からやさしく解き明かす哲学エッセイ。
  • 目次

     〈プロローグ〉
     生まれること、死なれること
      「生まれる」ということ
      「死なれる」という経験
      死の語らい

    1 寂しい時代 

     1‐1 「わたし」という浮草
      底知れぬ「孤立貧」
      わたしにできること、できないこと
      「個性」という幻想
      インターディペンデンス──「自立」の意味
      ワン・オブ・ゼム
     1‐2 私的なもののゆくえ──家族という場所
      〈家族〉という関係
      家族のかたち
      家族以後の家族
      住居と家族
      私的なもののゆくえ
      所有の現在形
      所有のきしみ
     1‐3 うつろいゆく成熟のイメージ──教育という装置
      現代おとな考──もうひとつの大事なものを護るために
      大人のなり方
      成熟のやりなおし
      信じられるひと?
      教育論はだれへの問いか
      教育の臨界点
      教育という感情労働
     1‐4 見えない死──医療という仕組み
      見えない死、隠される生
      〈生〉と〈死〉の変容──時代を映す脳死臓器移植
      「生命倫理」とは?
      「ある」と「いる」
     1‐5 まとまらないこと──介護という関係
      老いゆく時間のはざまで
      「長生きしたくないね」
      〈老い〉はほんとうに「問題」なのか
      癒されたいという患い
      聴く仕事
      ケアという関係
      ざらざらした感覚

    2 死なないでいる理由 

     2‐1 〈いのち〉への問い
      いのちを見とどける──「花」をめぐって
      隠されるいのちの姿
      〈わたし〉のいのち
      いのちをつながりのなかで見る
     2‐2 消えた幸福論
      問いの性格──「なぜひとを殺してはいけないんですか」
      死なないでいる理由
      夢見る権利──〈不幸〉の声
      幸福論の不在──思想史の文脈で
      不可能な幸福論──〈人間性〉が受けたダメージ?
      幸福主義の考え方
      反幸福主義の考え方
      幸福論の再浮上
      ハッピーとラッキー
      幸福をめぐる二つの声
     2‐3 ほどける時間──小さな幸福
      時のあわい
      ぶらぶら乗り
      シートに深く身を沈めて
      月はおぼろ
      からだで聴く
      からだに救われる
      いのちを預かる
      人を歓ばせて歓ぶ
      プライドの生まれる条件

     あとがき

    〈プロローグ〉 生まれること、死なれること
  • 出版社からのコメント

    <わたし>は「他者の他者」としてある。他者の思いの宛先としてここにいる
  • 内容紹介

    たとえば、生涯だれにも一度も呼びかけられなかったひとなどはいない。〈わたし〉は「他者の他者」として、他者の思いの宛先としてここにいる。〈わたし〉が他者の意識の宛先でなくなったとき、ひとは〈わたし〉を喪う。存在しなくなる。ひとの生も死も、まぎれもなく他者との関係の社会的な出来事としてある、そんな現代の〈いのち〉のあり方を、家族のかたちや老い、教育など、身近な視角からやさしく解き明かす哲学エッセイ。

    図書館選書
    〈わたし〉が他者の思いの宛先でなくなったとき、ひとは〈わたし〉を喪い、存在しなくなる――。現代社会が抱え込む、生きること、老いることの意味、そして〈いのち〉のあり方を滋味深く綴る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鷲田 清一(ワシダ キヨカズ)
    1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授、大阪大学大学院文学研究科教授、同研究科長・文学部長、同大学理事・副学長をへて、現在、大阪大学総長。専攻は臨床哲学。著書に、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)など多数
  • 著者について

    鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)
    1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学総長。先行は臨床哲学。著書に『「待つ」ということ』角川選書、『夢のもつれ』角川ソフィア文庫、『思考のエシックス』『「聴く」ことの力』など多数。

死なないでいる理由(角川文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:角川学芸出版
著者名:鷲田 清一(著)
発行年月日:2008/12/25
ISBN-10:4044075026
ISBN-13:9784044075026
判型:文庫
発売社名:角川グループパブリッシング
対象:一般
発行形態:文庫
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:15cm
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