さむらい山脈(コスミック・時代文庫) [文庫]

さむらい山脈(コスミック・時代文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  丹波亀山家五万石の家老、鶴田礼三郎は大きな悩みを抱えていた。病死した先君の実弟・当主忠之が、美貌の兄嫁・お茂さまに大層ご執心で、その橋渡し役を命ぜられていたのだ。お茂さまを救いたい礼三郎は脱藩を決意し、奥方を下屋敷から出奔させることに成功する。ところがこの混乱に乗じて、御用人・黒崎重四郎が、亀山家乗っ取りを画策。お家を魔の手から守るべく礼三郎は、重四郎が十年前の五人組強盗団の一人であったことを突き止め、これら一味と対決することになった！権力、麻薬、埋蔵金…。果たして礼三郎は、人間の欲がうごめくお家騒動を治めることができるのか！？そして礼三郎を慕うお茂さまとの恋の行方は―。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山手 樹一郎(ヤマテ キイチロウ)
  １８９９年、栃木県生まれ。編集者を経て文筆生活に入る。１９４０年より新聞連載を始め翌年刊行の『桃太郎侍』が大人気を博し、時代小説家としての地位を不動のものとした。その後も読者を楽しませることに徹した明朗闊達、爽快な作風で国民的人気作家として活躍し、映像化作品も多い。１９７７年勲三等瑞宝章を受章、１９７８年永眠

さむらい山脈(コスミック・時代文庫) [文庫] の商品スペック