槍ヶ岳開山 新装版 (文春文庫) [文庫]

槍ヶ岳開山 新装版 (文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  文化１０年、富山の百姓一揆にまきこまれ、過って妻のおはまを刺殺してしまった岩松は、国を捨てて出家した。罪の償いに厳しい修行をみずから求めた彼を絶え間なく襲うのは、おはまへの未練と煩悩であった。妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の岩峰・槍ヶ岳初登攀に成功した修行僧・播隆の生きざまを雄渾に描く、長篇伝記小説。

• 出版社からのコメント

  妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の槍ヶ岳の初登攀に成功した修行僧、播隆。罪を背負った男の苛烈な生き様を描いた長篇伝記小説

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  新田 次郎(ニッタ ジロウ)
  明治４５（１９１２）年長野県生れ。本名藤原寛人。無線電信講習所（現在電気通信大学）卒業。昭和３１（１９５６）年「強力伝」にて第３４回直木賞受賞。４１年永年勤続した気象庁を退職。４９年「武田信玄」などの作品により第８回吉川英治文学賞受賞。５５年２月没

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