怪しい来客簿(文春文庫) [文庫]

怪しい来客簿(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  私が関東平野で生まれ育ったせいであろうか、地面というものは平らなものだと思ってしまっているようなところがある―「門の前の青春」。亡くなった叔父が、頻々と私のところを訊ねてくるようになった―「墓」。独自の性癖と感性、幻想が醸す妖しの世界を清冽に描き泉鏡花賞を受賞した、世評高い連作短篇。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  空襲のあと
  尻の穴から槍が
  サバ折り文ちゃん
  したいことはできなくて
  右むけ右
  門の前の青春
  名なしのごんべえ
  砂漠に陽は落ちて
  とんがれ　とんがり　とんがる
  ふうふう、ふうふう
  タップダンス
  見えない来客
  墓
  月は東に日は西に
  スリー、フォー、ファイブ、テン
  また、電話する
  たすけておくれ

• 出版社からのコメント

  日常生活の狭間にかいま見る妖しの世界－－独自の感性と性癖、幻想が醸しだす類いなき宇宙を清冽な文体で描きだした、泉鏡花賞受賞の世評高き連作短篇集。（長部日出雄）

怪しい来客簿(文春文庫) [文庫] の商品スペック