日本の税金 新版 (岩波新書) [新書]

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日本の税金 新版 (岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2012/03/24
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日本の税金 新版 (岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    所得税、法人税、消費税、相続税、地方税。日本の税制は複雑でわかりにくい。何が問題で、どう改革すべきなのだろうか。政治家や官僚、役人に委ねられがちな税金の仕組み。市民の目線で見直せば、その改善の糸口が見えてくる。税制の基礎を解説するとともに、改革への課題を指摘する。好評書の新版。
  • 目次

    序 章 私たちは誰のために税を負担するのだろう?
     申告納税制度?/政権交代・大地震/民主主義と税/まず税制を知ろう

    第一章 所得税──給与所得が中心だが給与所得者は無関心
     1「所得」税と給与所得
     「収入」と「所得」/給与所得控除/サラリーマンの必要経費/サラリーマンにも実額控除可能?/家族労働の必要経費性/住居の維持費
     2 誰の所得なのか
     夫婦の所得?/課税単位/夫婦財産契約
     3「所得」に課税するのか、「人」に課税するのか
     総所得金額/人税としての所得税/基礎控除額で人間が生活できるだろうか/課税最低限のまやかし/配偶者控除論争/パート労働の壁/医療費控除等
     4 累進税率の意味
     超過累進税率/税率の変遷/税額控除か所得控除か/控除から手当へ/住民税負担
     5 所得税をどう改革すべきか
     建前の応能負担/所得の把握と番号/税のグローバル化

    第二章 法人税──選挙権がないので課税しやすい?
     1 会社の税金の実態
     法人税率は高いか/赤字法人/多い法人数
     2 法人税の仕組み
     法人の所得/会社の建前と法人税/同族会社/受取配当益金不算入/交際費損金不算入/税率/組織再編税制の台頭
     3 会社の所得は誰のものか
     法人擬制説と実在説/選挙権のない法人/法人税の方向

    第三章 消費税──市民の錯覚が支えてきた?
     1 錯覚する消費者
     痛みを感じた消費税/誰が払うべきなのか/誰に払っているのか──免税業者/誰に払っているのか──簡易課税業者
     2 シンプルでも、公平でもない税制
     どの取引に消費税がかかるのか/シンプルな税制か/消費税は付加価値税/増加する仕入税額控除否認/逆進性は変わらず/滞納の増加
     3 どうなるのか消費税
     税率アップと非課税/ゼロ税率・軽減税率/給付つき消費税額控除/高齢化社会と消費税/正規雇用と付加価値税

    第四章 相続税──自分の財産までなくなる?
     1 制度疲労に陥っている税制
     相続額が同じでも/遺産取得税方式から折衷方式へ/死亡件数一〇〇件のうち、相続税がかかるのは?/法定相続分でまず計算/取得額が同じでも税負担増/連帯納付/右肩上がりの税制/通達で評価/事業承継
     2 相続税をどう考えるべきか
     相続廃止は可能か/遺産取得税方式の徹底へ/相続三代続くと
     3 贈与税の仕組みと問題点
     贈与税は補完税/相続時精算課税の導入/いつ取得したか/法人への贈与は注意

    第五章 間接税等──税が高いから物価も高い?
     1 税が酒を造る
     発泡酒騒動/分類差等課税/ビールは高級酒?/発泡酒とビールの差異/悪税が租税回避酒をつくる/酒税制度をどう変えるべきか/逆従質税/免許は必要か
     2 たばこ増税の攻防
     たばこにかかる五種類の税/五重課税か/増税で禁煙させられるか
     3 暫定が恒久化する自動車関係税
     引き上げは暫定?/特定財源の攻防/環境税化へ
     4 様々な流通税
     各種の流通税/相続させる遺言と登録免許税

    第六章 地方税──財政自主権は確立できたのか?
     1 地方税のしくみ
     地方税条例主義/不明確な規定/三割・四割自治は変わらず
     2 事業税
     事業に課税/外形標準課税
     3 固定資産税
     台帳課税主義/バブル後遺症/家屋はなぜ下がらない/時価に連動すべきなのか/課税ミスの連続
     4 都市計画税
     固定資産税とどう違う/都市計画財源として機能しているか/都市計画への住民参加と都市計画税の再生
     5 法定外税
     自治体独自の税/実際の導入例/よそ者課税

    第七章 国際課税──国境から税が逃げていく
     1 逃げる納税者
     タックス・ギャップ/「居住者」か否か/「住所」か「国籍」か/内国法人・外国法人/税金分捕り合戦
     2 一国課税主義から国際連帯へ!
     国外逃亡と徴税/国境を超えた税──国際連帯税

    終 章 税金問題こそ政治
     反税の義賊=ロビン・フッドは今?/毎年の税制改正手続とその公正化

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三木 義一(ミキ ヨシカズ)
    1950年東京都に生まれる。1975年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。専攻は税法。現在、青山学院大学法学部教授(博士・一橋大学)、弁護士。政府税制調査会専門家委員会委員
  • 著者について

    三木 義一 (ミキ ヨシカズ)
    三木義一 (みきよしかず)
    1950年東京都に生まれる
    1975年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了
    専攻─税法
    現在─青山学院大学法学部教授(博士・一橋大学),弁護士
       政府税制調査会専門家委員会委員
    著書─『よくわかる法人税法入門』(有斐閣,2011)
       『よくわかる税法入門(第6版)』(有斐閣,2012)
       『よくわかる国際税務入門(第2版)』(有斐閣,2010)
       『実務家のための税務相談』(有斐閣,2006)
       『給与明細は謎だらけ』(光文社新書,2009)ほか

日本の税金 新版 (岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:三木 義一(著)
発行年月日:2012/03/22
ISBN-10:4004313597
ISBN-13:9784004313595
旧版ISBN:9784004308492
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:18cm
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