セルフ・エフィカシーの臨床心理学 [単行本]
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セルフ・エフィカシーの臨床心理学 [単行本]

坂野 雄二(編著)前田 基成(編著)
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出版社:北大路書房
販売開始日: 2002/08/30
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セルフ・エフィカシーの臨床心理学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は2部構成となっている。第1部では、セルフ・エフィカシーの理論を概観するとともに、セルフ・エフィカシーの概念が医療場面、教育相談場面でどのような意義を持っているか、動機づけ理論という観点からどのように理解することができるか、およびその測定法に関する概観が行なわれている。第2部では、さまざまな現場でセルフ・エフィカシーの概念をどのように位置づけることができるか探るとともに、セルフ・エフィカシーの概念を現場でどのように取り扱うことができるかを考えた。不安や抑うつといった情緒問題の解決や社会的スキルの獲得、ストレス管理、摂食障害や糖尿病等の治療といったさまざまな臨床場面において、また、子どもの問題行動や学業達成、職業指導といった教育場面においてセルフ・エフィカシーの概念を治療や指導にどのように活かすことができるかを明らかにした。また、看護、リハビリテーション、高齢者の抱える問題、運動と健康の維持増進処方といった今日的課題を抱えるにおいてもセルフ・エフィカシーの概念をどのように理解し、活用することができるかを明らかにした。
  • 目次

    まえがき

    第Ⅰ部 セルフ・エフィカシーの理論を探る

    1章 人間行動とセルフ・エフィカシー
     1.治療場面から
     2.セルフ・エフィカシーとは
     3.セルフ・エフィカシーはどのように変化するか
     4.セルフ・エフィカシーの3つの次元
    5.セルフ・エフィカシーはどのように行動に影響するか
     6.セルフ・エフィカシーの変動と行動変容:その臨床的意義

    2章 医療現場におけるセルフ・エフィカシー
     1.認知行動療法と行動医学
     2.医療領域におけるセルフ・エフィカシーの先行研究
     3.絶食療法におけるセルフ・エフィカシーの検討

    3章 教育相談場面におけるセルフ・エフィカシー
     1.教育相談の技法における3つの視点
     2.セルフ・エフィカシーの考え方を取り入れた教育相談
     3.学業不振に対するセルフ・エフィカシーの向上
     4.セルフ・エフィカシー向上の開発的適用
     5.まとめ

    4章 セルフ・エフィカシーと動機づけ
     1.期待-価値モデル
     2.帰属理論
     3.達成不安
     4.内発的動機づけ
     5.目標理論
     6.期待概念としてのエフィカシー

    5章 セルフ・エフィカシーの評価
     1.セルフ・エフィカシーの評価について
     2.課題特異的セルフ・エフィカシーの測定
     3.一般的セルフ・エフィカシーの測定
     4.さまざまな一般的セルフ・エフィカシー尺度
     5.信頼性と妥当性,および測定上の問題
     6.まとめ


    第Ⅱ部 セルフ・エフィカシーの実際を探る

    6章 不安のマネジメント
     1.不安とは
     2.不安とセルフ・エフィカシー
     3.セルフ・エフィカシーを高める方法
     4.症例

    7章 抑うつ気分の解消
     1.あるビジネスマンの憂うつ
     2.抑うつ気分と精神疾患
     3.抑うつ気分とセルフ・エフィカシー
     4.どのようにセルフ・エフィカシーを評価するか
     5.セルフ・エフィカシーが高まると抑うつ気分はやわらぐか

    8章 摂食障害とセルフ・エフィカシー
     1.摂食障害とは
     2.摂食障害とセルフ・エフィカシー
     3.セルフ・エフィカシーの評価と測定
     4.症例報告
     5.考察

    9章 ストレス管理
     1.日常生活とストレス
     2.ストレスとセルフ・エフィカシー
     3.セルフ・エフィカシーを高める方法
     4.症例

    10章 糖尿病患者の自己管理
     1.糖尿病患者と自己管理
     2.治療に対する自己管理とセルフ・エフィカシー
     3.セルフ・エフィカシーの臨床的意義
     4.セルフ・エフィカシーを高める方法とその進め方
     5.自己管理を維持するためには

    11章 人工透析患者の自己管理
     1.慢性腎不全
     2.透析療法
     3.透析患者の生活上の制限
     4.透析患者の精神症状
     5.自己管理とセルフ・エフィカシー
     6.セルフ・エフィカシーを高める方法
     7.症例

    12章 看護行為
     1.看護領域におけるセルフ・エフィカシー
     2.心疾患患者のセルフ・エフィカシー
     3.ヘルス・プロモーションとセルフ・エフィカシー

    13章 看護教育
     1.看護教育とセルフ・エフィカシー
     2.セルフ・エフィカシーを高める教育的意義
     3.看護大学母性看護領域における実習効果の検討

    14章 リハビリテーション
     1.リハビリテーションとセルフ・エフィカシー
     2.セルフ・エフィカシーを高める臨床的意義
     3.セルフ・エフィカシーを高める方法
     4.症例

    15章 社会的スキルの獲得
     1.社会的スキルと社会的スキル訓練
     2.社会的スキルとセルフ・エフィカシー
     3.セルフ・エフィカシーを高める臨床的意義
     4.セルフ・エフィカシーを高める方法
     5.セルフ・エフィカシーに焦点を当てた社会的スキル訓練の事例

    16章 子どもの問題行動
     1.問題行動とセルフ・エフィカシー
     2.セルフ・エフィカシーの発達
     3.事例-セルフ・モニタリングによる攻撃行動の統制とセルフ・エフィカシーの変動-
     4.問題行動をもつ子どものセルフ・エフィカシーを高める方法

    17章 学業達成の援助
     1.学業達成とセルフ・エフィカシー
     2.学業達成場面においてセルフ・エフィカシーを高める方法
     3.学業達成場面におけるセルフ・エフィカシーの測定法
     4.セルフ・エフィカシーと自己制御学習

    18章 職業指導
     1.職業指導とセルフ・エフィカシー
     2.セルフ・エフィカシーに着目する臨床的意義
     3.進路選択セルフ・エフィカシーの評価・測定
     4.進路選択セルフ・エフィカシーを高める方法

    19章 運動アドヒレンス-身体活動・運動の促進-
     1.はじめに
     2.運動アドヒレンス研究の意義
     3.身体活動・運動の促進に果たすセルフ・エフィカシーの役割
     4.身体活動・運動の促進に関連したセルフ・エフィカシーの測定
     5.身体活動・運動の促進にかかわるセルフ・エフィカシーを高める方法
     6.終わりに

    20章 高齢者の転倒と運動
     1.高齢者における転倒
     2.転倒恐怖
     3.転倒セルフ・エフィカシー
     4.運動療法を用いた転倒予防
  • 内容紹介

    セルフ・エフィカシーに関する理論を展望・概説し,臨床や教育の現場でどのように適用可能であるかを探る。またこの理論に基づいて行われる指導の実際についてまとめる。読み進めることで,どのように治療効果や教育効果を増大させることができるかという点等について考え,マニュアル的に活用することができるよう工夫。

    ◆執筆者一覧(執筆順)
    坂野雄二:1,7章
    川原健資:2章
    嶋田洋徳:3,5章
    前田基成:3,6,11章
    鎌原雅彦:4章
    鈴木伸一:6,9章
    松本聰子:8章
    金 外淑:10章
    野口眞弓:12章
    佐々木和義:13,14章
    戸ヶ崎泰子:15章
    東條光彦:16章
    小田美穂子:17章
    浦上昌則:18章
    岡 浩一朗:19章
    竹中晃二:20章

    図書館選書
    臨床や教育現場での患者や児童生徒のセルフ・エフィカシーの評価方法,向上のさせ方,その結果としてどのように治療効果や教育効果を増大させることができるかという点等について考え,マニュアル的に活用できる待望の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂野 雄二(サカノ ユウジ)
    1951年大阪府に生まれる。1980年筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻修了。現在、早稲田大学人間科学部教授教育学博士

    前田 基成(マエダ モトナリ)
    1957年福井県に生まれる。1982年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。現在、女子美術大学芸術学部教授

セルフ・エフィカシーの臨床心理学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:坂野 雄二(編著)/前田 基成(編著)
発行年月日:2002/08/30
ISBN-10:4762822639
ISBN-13:9784762822636
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:259ページ
縦:21cm
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