雨の匂い(中公文庫) [文庫]

雨の匂い(中公文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  癌で入院中の父親と寝たきりの祖父、二人の介護とアルバイトで日々をすごす大学生の柊一。塗装工だった祖父の代理で、ある家の塀塗りを引き受けるが、同じ頃、謎めいた少女・李沙と出会って関係を深めていく。やがて町内で放火事件が発生し…。降りしきる雨の中で育まれていくのは愛か、殺意か。著者真骨頂の切ないミステリー。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  樋口 有介(ヒグチ ユウスケ)
  １９５０年（昭和２５）群馬県前橋市生まれ。８８年に『ぼくと、ぼくらの夏』で第六回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞

雨の匂い(中公文庫) [文庫] の商品スペック