千年樹(集英社文庫) [文庫]

千年樹(集英社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  東下りの国司が襲われ、妻子と山中を逃げる。そこへ、くすの実が落ちて―。いじめに遭う中学生の雅也が巨樹の下で…「萌芽」。園児たちが、木の下にタイムカプセルを埋めようとして見つけたガラス瓶。そこに秘められた戦争の悲劇「瓶詰の約束」。祖母が戦時中に受け取った手紙に孫娘は…「バァバの石段」。など、人間たちの木をめぐるドラマが、時代を超えて交錯し、切なさが胸に迫る連作短編集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  萌芽；瓶詰の約束；梢の呼ぶ声；蝉鳴くや；夜鳴き鳥；郭公の巣；バァバの石段；落枝

• 内容紹介

  千年の時を生きる巨樹をめぐる人間ドラマ
  いじめに悩む雅也はくすの巨樹の前で自殺を考え…「千年樹」。表題作他、千年を生きる木のもと、人間たちのドラマが、時代を超えて交錯する。ミステリアスな連作短編集。(解説/松永美穂)
  
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  荻原 浩(オギワラ ヒロシ)
  １９５６年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、コピーライターを経て、９７年『オロロ畑でつかまえて』で第１０回小説すばる新人賞受賞。『明日の記憶』で第１８回山本周五郎賞受賞

千年樹(集英社文庫) [文庫] の商品スペック