徐福紀行―魅せられて中国、食彩と歴史空間 [単行本]

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    • 徐福紀行―魅せられて中国、食彩と歴史空間 [単行本]

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徐福紀行―魅せられて中国、食彩と歴史空間 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2012/04/09
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徐福紀行―魅せられて中国、食彩と歴史空間 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    徐福。BC三世紀。秦始皇帝に不老不死の薬を探しに行くと称し、日本といわれる蓬莱国へ亡命し、五穀を日本に伝えたとされている。だが、日本の神話はこれを抹殺、五穀の起源をスサノオのエピソードにしている。スサノオは神話の中の出雲の神だが、徐福は『史記』に登場する歴史上の人物だ。といっても、本家中国でも長い間、徐福は伝説上の人物で、それが事実と認められたのは徐福村発見(一九八二年)から四年もかかった。徐福伝説のおもしろさは、伝説が日本の沖縄から青森まで散在していること。弥生の初期に当っていること。つまり、五穀が飛躍的に人口増加をもたらすキッカケになったと考えられることだ。さて、徐福を生んだ古代中国の“残影=日本文化の基層”を求めた旅の始まり…。
  • 目次

    目 次

    プロローグ――新しいパスポートを携えて 7

       Ⅰ部 徐福源流紀行

    1 連雲港――徐福の旅⑴ 徐福と始皇帝 11
    2 琅耶台――徐福の旅⑵ 徐福村にて 16
    3 青島――徐福の旅⑶ 徐福島 23
    4   ──食彩紀行⑴ 次は何を食べようか? 27
    5 烟台――徐福の旅⑷ 生誕地 30
    6   ――食彩紀行⑵ 海星と粥 33
    7 秦皇島――始皇帝の旅⑴ 天下統一 36
    8 徐州――徐福の旅⑸ 徐福の系譜 41
    9 臨淄――徐福の旅⑹ 斉の都 45
    10 曲阜――孔子 53
    11 泰山――始皇帝の旅⑵ 冥府 61
    12 鄭州――王道街道 68
    13 開封――食彩紀行⑶ 面 72
    14 開封――黄河・黄帝・女媧・伏羲 74
    15 開封――食彩紀行⑷ 夜市 84
    16 洛陽――並木と石窟 88
    17   ――食彩紀行⑸ ラーメン 100
    18 三門峡――周代御陵博物館 102
    19    ――食彩紀行⑹ 蜂蜜 108
    20 西安――始皇帝の旅⑶ 都市の論理 110
    21   ──食彩紀行⑺ 餃子コース 116
    22 咸陽――始皇帝の旅⑷ 功と罪 118
    23 西安また――始皇帝の旅⑸ 兵馬俑坑 125
    24 西安まだまだ――徐福の旅⑺ 徐の正体 133
    25   ──食彩紀行⑻ 面喰い 140
    26   ──食彩紀行⑼ 敦煌という街 143
    27 安陽・大足・楽山――甲骨文字・大仏 146
    28 成都――生命の樹 151
    29   ──食彩紀行⑽ 米の道を辿る 156
    30   ──食彩紀行⑾ シルクロードへ 拘杞と葡萄酒 159
    31   ──食彩紀行⑿ モンゴルへの入口で駱駝を食べる 162
    32 紹興(会稽)――徐福の旅⑻ 由縁の地 164
    33   ──食彩紀行⒀ 東坡肉と鴨の舌 172
    34 寧波――街道はゆく 174
    35 普陀島――中国の海は遠い 178
    36  ──食彩紀行⒁ 茶談義 184
    37  ──食彩紀行⒂ 食は広州にあり 189
    38  ──食彩紀行⒃ 涮羊肉(シャブシャブ) 191
    39  ──食彩紀行⒄ 満漢全席 193

       Ⅱ部 徐福伝説──蓬莱の国

    40 鹿児島――串木野の徐福 199
    41 八代――河童伝説 201
    42 武雄温泉――薬草 204
    43 佐賀――徐福長寿館 206
    44 吉野ヶ里――土井ヶ浜人 212
    45 志賀島――阿曇磯良丸 215
    46 壱岐――天孫と皇孫 221
    47 対馬――韓国のペトログラフ 224
    48 祝島――熊毛郡田布施町異聞 228
    49 八女・丹波――五穀の来た道行った道 233
    50 阿波――四国の徐福 237
    51 再び阿波――記紀神話の中の徐福 240
    52 琉球――沖縄の徐福 246

    エピローグ――古いパスポートを携えて 249

    あとがき 255

    参考文献 259
  • 出版社からのコメント

    近年、事実と認められた徐福伝説を追って10年余!スサノオに掏り返られた真相=深層を求めて複雑怪奇な魅力ある中国・日本を歩く。
  • 内容紹介

    徐福伝説を追って10年余!
    “真相=深層”を求めて複雑怪奇な魅力ある中国を歩く。

    徐福。BC三世紀。秦始皇帝に不老不死の薬を探しに行くと称し、日本といわれる
    蓬莱国へ亡命し、五穀を日本に伝えたとされている。
    これは中国の文献からの記述だが、日本の神話はこれを抹殺、五穀の起源を
    スサノオのエピソードにしている。また、スサノオは高天原から新羅経由で日本に
    来て、植林をしたとあるから、イメージとしてスサノオは徐福に重なる。
    スサノオは神話の中の出雲の神だが、徐福は『史記』に登場する歴史上の人物
    だ。といっても、本家中国でも長い間、徐福は伝説上の人物で、それが事実と
    認められたのは徐福村発見(一九八二年)から四年もかかっている。
    徐福伝説のおもしろさは、伝説が日本の沖縄から青森まで散在していることと
    弥生の初期に当っていることで、五穀が飛躍的に人口増加をもたらす
    キッカケになったと考えられることだ。
    さて、方士徐福とは?

    図書館選書
    秦の始皇帝時代、不老不死の薬を求め、蓬莱国(日本)に五穀を伝えたという徐福。伝説が弥生時代初期の日本中に散在し、五穀による人口増加を促したものの日本神話に抹殺された方士徐福の足跡を、中国から日本へと辿る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    奥田 継夫(オクダ ツグオ)
    1934年(昭和9)大阪生まれ。作家
  • 著者について

    奥田 継夫 (オクダ ツグオ)
    1934年(S.9)大阪生まれ。作家。
     映画化・漫画化・絵本化された『ボクちゃんの戦場』をふくむ
    『奥田継夫ベストコレクション』全10巻、『映画で考えるシリーズ』全3巻、
    『スマトラ・愛・ストーリー』、『お父さんのeメール』、絵本『お正月さん』
    ポプラ社刊。他に、『50歳からの自由旅行』新潮社、
    『食べて歩いてやっと旅人らしく』三一書房、『どこかで鬼の話』人文書院、
    『君たちは性をどう考えるか?』筑摩書房、『浪花のいやしんぼ語源自典』
    東方出版、『大人も読みたい子どもの絵本』大月書店、
    『語源で探るユダヤ・キリストの逆コード』彩流社、
    『魅せられてインド陰陽紀行』彩流社、など、著書多数。

徐福紀行―魅せられて中国、食彩と歴史空間 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:奥田 継夫(著)
発行年月日:2012/04/15
ISBN-10:4779117739
ISBN-13:9784779117732
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:旅行
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:280g
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