科学技術ジャーナリズムはどう実践されるか(科学コミュニケーション叢書) [全集叢書]
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科学技術ジャーナリズムはどう実践されるか(科学コミュニケーション叢書) [全集叢書]

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出版社:東京電機大学出版局
販売開始日: 2010/03/12
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科学技術ジャーナリズムはどう実践されるか(科学コミュニケーション叢書) の 商品概要

  • 目次

    第Ⅰ部 ジャーナリストに求められるスキルとその実践
     第1章 科学記事の2つの顔
         馬場錬成
      1.1 はじめに
      1.2 実際の事例:待ったなしで来るノーベル賞発表
      1.3 わかりやすさと正確性-2つの顔を立てるには
     第2章 科学を伝えるという仕事
         青山聖子
      2.1 はじめに
      2.2 科学を伝える仕事の意味
      2.3 科学雑誌の編集者は忙しい
      2.4 サイエンスライターで食べていけるか
      2.5 ちょっとさびしい研究機関広報
      2.6 学生に何を教えるか
      2.7 じつは少ない「科学コラム」
      2.8 これからの仕事
     第3章 「専門的であること」と「わかりやすさ」のバランス
         西村吉雄
      3.1 はじめに
      3.2 専門用語は本来わかりやすくするためのもの
      3.3 使うべき用語は読者に応じて変わる
      3.4 科学ジャーナリズムと技術ジャーナリズム
      3.5 「批判」に必要なことば-技術ジャーナリズムの場合
      3.6 「批判」に必要なことば-科学ジャーナリズムの場合
     第4章 科学技術関連ニュースの日英翻訳プロセスと留意点
         小西和久
      4.1 はじめに
      4.2 科学技術関連情報の日英翻訳に関する基本的な留意点
      4.3 簡潔明瞭な英文を書くための基本的な留意点
      4.4 科学技術関連報道の日英翻訳の実際
      4.5 おわりに
     第5章 世界語化した英語と日本人ジャーナリスト
         石塚雅彦
      5.1 何を目的とするか
      5.2 基礎英語から
      5.3 書かせて直す,直されて書く
      5.4 書きたいこととパラグラフ
      5.5 日本語記事を忘れろ
      5.6 読んで書く
      5.7 大量に読む
      5.8 日本がどう報じられているか
      5.9 一般誌の科学技術記事
      5.10 英文メディアで働ける日本人,日本の英文メディア
     第6章 すばらしき学生たち
         Debra Ann Schwartz
      6.1 序
      6.2 日本に渡るまで
      6.3 講義の準備
      6.4 模擬記者会見
      6.5 困難だったこと
      6.6 成功したこと,成功しなかったこと
      6.7 ジャーナリスト志望の日本人学生に教えてみてどうだったか
     第7章 科学技術報道における研究者と報道者のディスコミュニケーション
         大石かおり
      7.1 はじめに
      7.2 研究者へのインタビューから
      7.3 報道者へのインタビューから
      7.4 インタビューを終えて
     第8章 ブログ「炎上」を体験した
         松浦晋也
      8.1 はじめに
      8.2 自分がかかわった経緯
      8.3 「このっ,バカ共が」に至るまで
      8.4 対策を考える
      8.5 分断,誠実,正論
      8.6 議論の場所を移し,毎日まとめを行っていく
      8.7 アクセスとネットの評判
      8.8 今回の教訓
     第9章 世界に通用する科学ジャーナリストを育てよう
         林 勝彦
      9.1 科学ジャーナリスト教育の必要性
      9.2 科学ジャーナリスト塾のあゆみ
      9.3 世界に通用する次世代ジャーナリストへ
    第Ⅱ部 科学技術情報の流通革命をめぐって
     第10章 デジタル・ネットワーク時代における文化の豊かさを求めて
         伊藤穣一・John Wilbanks・小林宏一
      10.1 開会の挨拶:小林宏一
      10.2 Creative Commonsの現状と将来:伊藤穣一
      10.3 Science Commonsの現状と未来:John Wilbanks
      10.4 ディスカッション
     第11章 変わりゆくメディアにおける科学ジャーナリズムと技術ジャーナリズム
         西村吉雄
      11.1 はじめに
      11.2 日本初のジャーナリズム大学院
      11.3 科学技術ジャーナリスト養成の3つの課題
      11.4 科学ジャーナリズムと技術ジャーナリズムのちがい
      11.5 ますます重要になる批判精神
      11.6 質疑応答
     第12章 科学ジャーナリストを養成する理由およびその方法
         Baudouin Jurdant
      12.1 科学とジャーナリズムの共通点
      12.2 科学とジャーナリズム教育の意義
      12.3 科学が文化と統合するときがきた
     第13章 米国における科学ジャーナリズム:過去,現在,そして将来
         Marguerite Holloway
      13.1 はじめに
      13.2 過去
      13.3 現在
      13.4 将来
     第14章 中国における科学技術ジャーナリズム教育
         周宋庭
      14.1 中国の科学技術ジャーナリズム教育の現状
      14.2 科学技術ジャーナリズム教育のパターン
      14.3 科学技術ジャーナリズム教育に関する戦略とアプローチ
     第15章 マスメディアの変容とローカルな科学技術ジャーナリズムの現場への影響
         西村吉雄・Baudouin Jurdant・Marguerite Holloway・周宋庭・谷川建司
      15.1 科学技術ジャーナリズムはなぜ必要なのか
      15.2 非専門家が専門家と対等に話をすること
      15.3 専門家・一般市民・コミュニティ
      15.4 知識について話す可能性を伝達すること
      15.5 科学技術ジャーナリストがもつべき素養
      15.6 取材先と知的・人格的に対等になる
      15.7 科学技術に対する苦手意識をなくす
      15.8 科学技術ジャーナリズムの適切な規模
      15.9 ますます重要性を増す生命倫理への議論
      15.10 大学という場が果たすべき役割
      15.11 ジャーナリストになることの意味
    第Ⅲ部 MAJESTyの経験を未来につなぐ
     第16章 座談会 MAJESTyを育て,MAJESTyに育てられた5年間
         那須川真澄・山田 耕・中村 理・田中幹人・吉戸智明・大石かおり・富田 誠・藩文慧キャロル
      16.1 MAJESTyのはじまり
      16.2 新たに加わった力
      16.3 文系の世界に飛び込んで
      16.4 学生のカラー
      16.5 多様な学生に何を教えるのか
      16.6 修士論文なのか作品制作なのか
      16.7 MAJESTyは社会に何を残したか
      16.8 われわれの未来はいかに
     第17章 座談会 早稲田大学のジャーナリズム教育はここから始まる
         西村吉雄・小林宏一・若杉なおみ・谷川建司
      17.1 多彩な教員が集う
      17.2 目的意識の共有
      17.3 文理融合を掲げて
      17.4 科学技術そのものの教育
      17.5 ジャーナリズム業界のいま
      17.6 どんな学生を育てるべきか
      17.7 これからもMAJESTyはつづく
    索引
  • 出版社からのコメント

    科学技術ジャーナリズムを、どのように社会に向けて実践すればよいかを解説したテキスト。5年間のプログラムのまとめ。
  • 内容紹介

    シリーズ「科学コミュニケーション叢書」の3冊目。前2冊は、自然科学および社会科学の立場から科学技術ジャーナリズムについて解説したものだったが、本書は、科学技術ジャーナリストが具体的にそれをどのように社会に向けて実践すればよいかを解説したテキスト。早稲田大学・科学技術ジャーナリスト養成プログラムが行なった講演会や座談会をベースに作成された原稿に、数本の書き下ろし原稿を加えて全体を再構成したもの。5年間のプログラムのまとめ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小林 宏一(コバヤシ コウイチ)
    理論社会学領域での研究を志していたが、ポスドク環境になった折お世話になった、電電公社(当時)肝入りの研究所で、当時提唱されはじめた情報化社会論やニューメディアの動向を追い始めたのがきっかけで、インターネット時代の今日までメディア研究に終始する

    谷川 建司(タニカワ タケシ)
    映画会社勤務を経て、1993年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。主として雑誌・新聞のコラム執筆、著作活動に専念。その後、フリーの仕事をつづけながら一橋大学にて博士号(社会学)を取得し、茨城大学助教授を経て、2005年にMAJESTy立ち上げに伴って早稲田大学に赴任。1997年、第一回京都映画文化賞受賞

    西村 吉雄(ニシムラ ヨシオ)
    電子工学で工学博士の学位取得後、電子技術者向け専門技術雑誌の編集長を長く務める。その後、東京大学大学院工学研究科教授など、大学の仕事が中心になる。産業構造、技術経営、産学連携などが関心分野である。2005年からMAJESTyに参加、「情報技術と情報産業」、「民間企業における研究開発」などを講義。ほぼ同時期、東京工業大学で監事として大学経営に関与する

    若杉 なおみ(ワカスギ ナオミ)
    医療の現場(小児科医:20代~30代)と生命科学研究(パスツール研などフランス留学:30代~40代)を経て、国際医療協力・社会医学研究(国立国際医療センターにてJICAやWHOとともに20余りの開発途上国へ。エイズ等感染症とリプロダクティブヘルスに取り組む:50代~60代)と3つの現場を経験してきた

科学技術ジャーナリズムはどう実践されるか(科学コミュニケーション叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京電機大学出版局
著者名:小林 宏一(編)/谷川 建司(編)/西村 吉雄(編)/若杉 なおみ(編)
発行年月日:2010/03/10
ISBN-10:4501625309
ISBN-13:9784501625306
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:295ページ
縦:21cm
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