大切な人をどう看取るのか―終末期医療とグリーフケア [単行本]

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大切な人をどう看取るのか―終末期医療とグリーフケア [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2010/04/01
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大切な人をどう看取るのか―終末期医療とグリーフケア の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ほんとうに、最期はあれでよかったのか?どうすれば「その人らしく」看取ることができるのか?延命の選択、緩和ケア、在宅での看取り、死別の悲しみとの向き合いかた。患者や家族、医療・介護関係者らへの真摯な取材で科学ジャーナリスト賞を受賞した、信濃毎日新聞の長期連載「いのちを紡ぐ」に、用語解説や読者からの手紙を付加し、さらに充実させて単行本化。元気なうちに考えておきたい現実が、ここにあります。
  • 目次

     はじめに

    第1章 いのちが尽きるとき――医療現場と家族の葛藤
     病気の予兆
     宣告された難病
     明るさが消えた
     患者を知る努力
     「気管切開しない」決断
     容体急変
     答えは常に患者の中に

    トピック1 終末期医療をめぐるガイドライン

     解説
      誤嚥性肺炎
      経管栄養法
      終末期の意思表示
      気管切開
      終末期の定義

     読者からの手紙
     
    第2章 食べること,生きること――胃ろうの選択,延命患者は幸せか
     終わりの見えない延命 PDF
     延命決めた妻の自責
     患者は幸せを感じているか
     本当に必要だったのか
     特養の受け入れ限界
     「管を抜く」道筋
     最期まで口から食べた母
     「あり方」議論のとき

     解説
      胃ろう
      嚥下障害の診断とリハビリ
      経管栄養の中止と差し控え
      患者の意思と家族の意向
      胃ろうの医学的根拠
      胃ろうのケア
      高齢者への胃ろう

     読者からの手紙

    第3章 緩和ケア――人生の意味を問う
     心の支えを治療の意欲に
     放置された痛み
     主治医の壁
     「非がん」の苦痛緩和
     もっと早く家に帰れたら
     治療との同時進行
     自分の存在価値に苦悩
     始まった地域連携
     「幸せな旅立ち」へ

    トピック2 緩和ケアの病棟数,地域で偏り
    トピック3 向精神薬リタリン乱用防止の余波

     解説
      緩和ケアの鎮痛薬
      世界保健機関(WHO)方式がん疼痛治療法
      オピオイド鎮痛薬の保険適用
      四つの痛み
      緩和ケア専門医師・看護師
      緩和ケアを求める市民活動

     読者からの手紙 PDF

    第4章 在宅死――「その人らしく」,家族の思い
     激務の限界
     自宅でみてよかった
     訪問診療医師の一日
     在宅医療を担う病院
     乏しい地域の情報
     訪問看護の厳しい経営
     自宅に代わる有料老人ホーム
     在宅診療支援システム
     9割を施設内でみとる特養
     寝たきり独居でも在宅死を実現
     その人らしく

    トピック4 尊厳ある最期の実現への道,診療所数に差

     解説
      在宅療養支援診療所の条件
      在宅ターミナルケア加算
      在宅みとりを可能にする条件
      訪問診療と往診
      在宅療養支援病院
      在宅でのみとりの割合
      訪問看護ステーションの人員基準
      有料老人ホームの種類
      在宅ケアの質と在宅死亡率

     読者からの手紙

    第5章 グリーフケア――死別の悲しみと向き合う
     死に化粧「エンゼルメーク」
     悲嘆と向き合う「外来」
     その人らしい葬儀のデザイン
     死産「きちんと別れを」
     受け止め方を学ぶ「生と死の授業」
     幼いわが子を亡くして

     解説
      グリーフケア
      医療機関でのグリーフケア
      葬儀の多様化
      死産・流産のグリーフケア
      各地の「生と死を考える会」
      悲嘆の5段階

     読者からの手紙

    終章 死と向き合う――それぞれの「あり方」を求めて
     緩和ケアボランティア―最期は人それぞれでいい
     意思表示カードを携帯.自分らしく生ききるため
     「生と死を考える会」悲しみ受け止める場に
     末期がん患者,恐れる自分も受け入れ
     ALS患者と妻,気負わず一緒に生きて

    トピック5 「いのちの輝きを考える会」地道な活動根を下ろす

     解説
      緩和ケアボランティア
      日本尊厳死協会
      がんによる死亡者
      筋萎縮性側索硬化症(ALS)

     読者からの手紙
  • 著者について

    信濃毎日新聞社文化部 (シナノマイニチシンブンシャブンカブ)
    信濃毎日新聞社
    1873(明治6)年創刊で,長野県を中心に朝刊,夕刊を刊行する.発行部数48万部.桐生悠々,風見章など著名なジャーナリストを多数輩出している.好評の新聞連載を本にしたものとしては,『生と死の十字路』(紀伊國屋書店,1998年),『介護のあした』(紀伊國屋書店,1999年),『子守歌をうたいたい』(河出書房新社,2004年)などがある.

大切な人をどう看取るのか―終末期医療とグリーフケア の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:信濃毎日新聞社文化部(著)
発行年月日:2010/03/30
ISBN-10:4000237861
ISBN-13:9784000237864
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:206ページ
縦:19cm
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