人間であること(岩波新書) [新書]

人間であること(岩波新書) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ことばを話し、笑い、手を使ってものを造る。また群れをなして社会を形成し、時間を考え、学習し、死の恐怖を知る。いずれも人間にのみ備わった能力である。その人間としての機能を司る中枢、すなわち脳の働きと、知性、感情、行動との関連をとらえ、人間の全体像を明らかにする。教育をはじめ、あらゆる領域に対する問題提起の書。

• 目次

  Ⅰ
  　１　人間とはなにか
  　２　人間の祖先
  　３　人間の身体を操る神経系
  　４　人間の脳の構造
  　５　人間を形成する脳
  　６　人間の生きる姿を支える脳
  　７　人間の脳のハードウェアとソフトウェア
  
  Ⅱ
  　８　健康であること
  　９　食べること
  　10　交わること
  　11　群がること
  　12　肌をふれあうこと
  　13　怒ること・恐れること
  　14　感覚すること・認識すること
  　15　手を使うこと
  　16　記憶すること
  　17　学習すること
  　18　考えること・書くこと
  　19　意志すること
  　20　創造すること
  　21　喜ぶこと・悲しむこと
  　22　ことばを話すこと
  　23　歌うこと・踊ること
  　24　笑うこと・泣くこと
  　25　時間を体験すること
  　26　生へ執着すること
  　27　争うこと・殺すこと
  　28　気にすること・心配すること
  　29　遊ぶこと
  　30　眠ること
  　31　夢みること
  　32　非合理的存在であること
  　33　いのちを尊ぶこと
  　34　人間であること
  
  あとがき

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  時実 利彦(トキザネ トシヒコ)
  １９０９年‐１９７３年。１９３４年東京大学医学部卒業。専攻は脳生理学

人間であること(岩波新書) [新書] の商品スペック