エリック・ホッファー自伝―構想された真実 [単行本]
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エリック・ホッファー自伝―構想された真実 [単行本]

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出版社:作品社
販売開始日: 2002/06/01
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エリック・ホッファー自伝―構想された真実 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    失明、孤独、自殺未遂、10年の放浪、そして波止場へ…。つねに社会の最低辺に身を置き、働きながら読書と思索を続け、独学によって思想を築き上げた“沖仲士の哲学者”が綴る情熱的な精神のドラマ。
  • 目次

    失明、母、そして父の死
    子ども部屋から貧民街へ
    オレンジ売り
    運命の極点
    構想された真実
    休暇の終わり
    自殺未遂
    希望ではなく勇気
    サンディエゴへの途上で
    適応しえぬ者たち
    季節労働者キャンプ
    飼い主と犬の関係
    プルーン園にて
    柑橘類研究所
    モンテーニュの『エセー』
    怠け者ジョニーの話
    バークレーでの出会い
    ヘレンとの日々
    アンスレーのこと
    ストックトンからトレイシーへ
    羊飼いアブナーの末路
    農場主クンゼの遺書
    歴史について
    芸術家
    波止場へ
    幸福の瞬間
    許すということ
    インタビュー 七十二歳のエリック・ホッファー シーラ・K・ジョンソン
    訳者あとがき
  • 内容紹介

    失明、孤独、自殺未遂、10年の放浪、そして波止場へ…。常に社会の最底辺に身を置き、働きながら読書と思索を続け、独学によって思想を築きあげた「沖仲士の哲学者」ホッファーの自伝。

    港湾労働者にして哲学者、ハンナ・アレントの友人にして中上健次が愛した思索者エリック・ホッファー。失明、両親の死と孤独、自殺未遂、10年にわたる放浪、そして労働と思索の日々……。1920年、30年代のアメリカの貧民街、農場、鉱山を舞台に、苛酷な運命に翻弄されながらも社会の最底辺で生きぬいた経験と、自身をとりまく個性あふれる人々との出会いと別れ、そして生きることの意味を綴った比類なき自伝的回想。

    ********

    彼の人生そのものが、これほど数奇な人生があろうかと思わせるほど、波乱に富んでいるが、それ以上に面白いのが、彼がいろんなところで出会った、数々の特異な社会的不適応者たちの語る自分の人生である。……その一つ一つが、まるで極上の短篇小説以上の仕上がりになっている。……文章の細部に至るまで刺激的な本だ。(立花隆)

    ********

    「生きる」ことに真摯であるということは、これほどまで波乱に満ちた人生を送るということなのか。本書は、数奇な運命をたどりつつ独自の思想を築きあげた哲学者エリック・ホッファーの自伝である。
    7歳で失明、15歳で突然視力を回復。18歳の時に天涯孤独となり、28歳で自殺未遂。「私は死ななかった。だがその日曜日、労働者は死に、放浪者が誕生したのである」という彼は、10年に及ぶ放浪生活へ踏み出し、数々の出会いと別れを選び取りながら、劇的な生涯を送ることになる。
    トマトの収穫、ホップ摘み、砂金発掘などの季節労働。そのかたわらで、化学、数学、鉱物学などあらゆる学問にまい進し、読書と思索を重ねていく日々。そんなある日、彼は町のレストランで大学教授と出会い、これを機にドイツ語翻訳や研究の手助けなどのアルバイトをはじめる。あまりに研究熱心な彼に、教授は研究所での職を用意してくれるのだが、「本能的にまだ落ち着くべきときではないと感じた」彼は、ふらりと季節労働者の生活へ戻ってしまうのだ。
    「慣れ親しむことは、生の刃先を鈍らせる。おそらくこの世界において永遠のよそ者であること、他の惑星からの訪問者であることが芸術家の証なのであろう」。自己と徹底的に対峙し、自己欺瞞と戦いつづけたエリック・ホッファー。まず学ぶべきなのは「学問」そのものではなく、彼が貫いた学問への、そして、人生への「姿勢」かもしれない。(高橋美帆)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ホッファー,エリック(ホッファー,エリック/Hoffer,Eric)
    1902‐83。アメリカの社会哲学者・港湾労働者。ニューヨークのブロンクスにドイツ系移民の子として生まれる。7歳のとき失明し、15歳のとき突然視力が回復。正規の学校教育を一切受けていない。18歳で天涯孤独になった後、ロサンゼルスに渡りさまざまな職を転々とする。28歳のとき自殺未遂を機に季節労働者となり、10年間カリフォルニア州各地を渡り歩く。41年から67年までサンフランシスコで港湾労働者として働きながら、51年に処女作The True Believerを発表し、著作活動に入る。この間、64年から72年までカリフォルニア大学バークレー校で政治学を講じる。つねに社会の最低辺に身を置き、働きながら読書と思索を続け、独自の思想を築き上げた“沖仲士の哲学者”として知られている

    中本 義彦(ナカモト ヨシヒコ)
    1965年、山口県柳井市生まれ。東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院(91~94年)、ヴァージニア大学大学院(95~98年)留学。現在、静岡大学人文学部助教授。Ph.D.(国際関係論)
  • 著者について

    エリック・ホッファー (エリック ホッファー)
    (Eric Hoffer)
    社会哲学者・港湾労働者。
    1902年7月26日、ニューヨークのブロンクスにドイツ系移民の子として生まれる。7歳のとき母と死別、同年に突然失明。15歳で視力が回復。一切の学校教育を受けていない。18歳のとき父の死により係累をすべて失い、ロサンゼルスへ渡る。以後、日雇い労働者として過ごす。28歳のとき自殺未遂をきっかけにロスを離れ、その後10年間カリフォルニア州中を季節労働者として放浪生活をしながら、先々の町の図書館に出入りし独学を続けた。
    1941年から67年までサンフランシスコで港湾労働者として働き、読書と思索の日々を送る。64年よりカリフォルニア大学バークレー校で、週に1度政治学を講義。51年に出版された処女作『大衆運動』は世界的なベストセラーとなる。67年テレビ出演を機に全米でホッファー・ブームが巻き起こった。1983年5月20日死去。大統領自由勲章受賞。
    著書『波止場日記』、『大衆運動』、『現代という時代の気質』ほか。

    中本 義彦 (ナカモト ヨシヒコ)
    (なかもと・よしひこ)
    1965年、山口県柳井市生まれ。東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院(91~94年)、ヴァージニア大学大学院(95~98年)留学。
    現在、静岡大学人文社会科学部教授。Ph.D.(国際関係論)。

エリック・ホッファー自伝―構想された真実 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:作品社
著者名:エリック ホッファー(著)/中本 義彦(訳)
発行年月日:2002/06/05
ISBN-10:4878934735
ISBN-13:9784878934735
判型:B6
発売社名:作品社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:189ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Truth imagined〈Hoffer,Eric〉
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