妹尾アキ夫探偵小説選(論創ミステリ叢書) [単行本]

妹尾アキ夫探偵小説選(論創ミステリ叢書) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ロマンティシズムとリリシズム、戦前探偵小説翻訳の先駆者による怪奇と幻想、戦慄の創作コレクション。戦前作家を畏れさせた胡鉄梅名義の匿名月評も完全再録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  創作篇（十時；ピストル強盗；スヰートピー；人肉の腸詰（「楠田匡介の悪党振り」第三話）；凍るアラベスク；恋人を食ふ；本牧のヴィナス；壜から出た手紙；夜曲；高い夜空；林檎から出た紙片；アヴェ・マリア；深夜の音楽葬；黒い薔薇；密室殺人；黄昏の花嫁；カフエ奇談；戦傷兵の密書；赤い眼鏡の世界；リラの香りのする手紙）；評論・随筆篇（感情のリズム；あいどるそうと；新しい巡礼；雑感；剃刀の刃―翻訳漫談　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  妹尾 アキ夫(セノオ アキオ)
  １８９２（明２５）年、岡山県生まれ。本名・韶夫。別名・胡鉄梅、小原俊一。早稲田大学英文科卒業。１９２２（大１１）年から『新青年』に翻訳を寄せるようになる。２５年の「十時」を皮切りに、探偵小説の創作にも手を染めるようになり、ロマンティシズムとリリシズムあふれる秀作を発表。また、胡鉄梅名義での辛口の匿名批評も話題を呼んだ。６２（昭３７）年、脳出血で急逝

妹尾アキ夫探偵小説選(論創ミステリ叢書) [単行本] の商品スペック