小判商人―御宿かわせみ〈33〉(文春文庫) [文庫]

小判商人―御宿かわせみ〈33〉(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  長助の近所の質屋に空巣が入った。犯人を捕えて取り戻した銭箱に、メキシコ・ドルラルと呼ばれる洋銀が一枚…。日米間の不公平な通貨両替を利用し、闇の両替で私腹を肥やす小判商人を追って、東吾や源三郎、そして麻太郎と源太郎の少年コンビが活躍する表題作をはじめ、騒然とした幕末の世情と揺れる人の心を描く七篇を収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  稲荷橋の飴屋；青江屋の若旦那；明石玉のかんざし；手妻師千糸大夫；文三の恋人；小判商人；初卯まいりの日

• 出版社からのコメント

  維新前夜の混沌とした世情下、私利私欲に走る金の亡者に東吾と源三郎、そして新世代の麻太郎と源太郎が立ち向かう！ 七篇を収録

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  平岩 弓枝(ヒライワ ユミエ)
  昭和７（１９３２）年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。３０年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。３４年７月「鏨師」で第４１回直木賞を受賞。平成３年「花影の花」で第２５回吉川英治文学賞受賞。平成１０年、第４６回菊池寛賞を受賞。平成１６年、文化功労者。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い

小判商人―御宿かわせみ〈33〉(文春文庫) [文庫] の商品スペック